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4章

4話 何故?

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「よく来たな。冒険者たちよ。」 
「あんたたちがボス?」 
明らかに前のボスとは違う。ちゃんと人の形してるし何せ話が通じる。しかも2人。 
「俺らは魔王様の右手と左手だ。そこらの奴らとは格が違う。」 
「そうでしょうね。強そうだもの。ていうか、早く始めましょうよ。」 
「いいだろう。」 
何が来る? 
「さぁ。始めよう。」 
一人のボスがカツカツと靴を鳴らしこちらによってくる。私達は警戒態勢をつくった。けど、攻撃が来たのは前からじゃなかった。 
「うっ。」 
一番後方のレイピアの声がした。それと同時にバタンという重いものが落ちた音がした。
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