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第一章 ファーストセックスから始まる物語
第2話 性処理要員
「ん……」
身体が重い。上半身を起こして状況を確認すると、どうやら応接セットのソファーで横になっていたようだ。部屋は薄暗く記憶にない場所だった。
「起きたか」
「っ!」
声がした方向を見る。執務机に座る一人の女、窓から入ってくる月明りに照らされ短い髪が白く光っているようだった。誰かがいたという驚きよりも、その美しさに目を奪われてしまう。
その女は立ち上がり、テーブルを挟んでソファーに座った。
「魔王が討伐されて今日で一週間になる」
「え?」
「色々と言いたいことはあるだろうが、聞いてほしい」
いや、討伐されてからって……。
「十二代目の勇者は今朝、華々しく元の世界に帰っていった。その時に君も一緒に帰ってもらうはずだったんだが、監禁されていたらしくてな」
「……」
「見つかったのがついさっき。特殊な魔法がかけられていたため身体に異常はなかった。そして、召喚と同様に帰還を行うのにも同等かそれ以上の月日がかかる」
と、いうことは……。
「俺はすぐに帰れない?」
「そうなる。帰還の準備は魔王の討伐が知らされた瞬間から行われていた。複雑な魔法のため途中で止めることができない類のものだ。発動か失敗してしまえばまた一年以上の期間が必要になる。元の世界に帰りたいと申し出た十二代目勇者の怒りを買うことはできないとの判断だった」
「……力のある勇者でなく、召喚したばかりで力のない俺ならどうにでもできるから?」
「その通りだ。申し訳ない」
目の前の女が頭を下げた。
俺も重い頭を動かすが、考えが上手くまとまらない。
「それでだ、我が国で新しく紅百合騎士団が設立された。君をそこの預かりにしたいと考えている」
「騎士団の……?」
「従士扱いだが悪いようにはしない。紅百合騎士団は私を含め二十三人の女性騎士で構成される。スタッフを含めればもう少しいくんだが」
「騎士として働くってこと?」
「いや、働くのも働かないのも自由だ」
「それは……」
意図が分からない。女の集団の中に男が一人っていうのもな。
「君は紅百合騎士団に所属する騎士をいつでも好きにしてくれていい」
「好きにって……?」
「紅百合騎士団に所属する者は国に全てを捧げる意思表示として、純潔を守る必要がある。しかし、我々も女だ。男を意識してしまうこともある。若い騎士を集めているため、間違いが起こることを非常に危惧している」
真面目な顔で何を言ってるんだか。純潔がどうとか元の世界なら炎上ものだ。そういう人権が無視される部分は実に異世界だった。
「紅百合騎士団は魔王が討伐された証、言わば象徴として設立された。そこに泥を塗るような出来事があってはならないと考えている。そこで君の出番だ」
「俺の?」
「勇者は神の使いとされている。そんな存在に抱かれたからといって純潔が失われることはない」
完璧な理論武装だな、ってなるのか? つまりは……。
「性処理要員?」
「間違いではないんだが、私のような女を抱くのは嫌か?」
「それは……」
抱けるならいくらでも抱きたい。日常的な騎士服、でいいのかこれは。何かの鳥が刺繍されてとても綺麗だ。ロングスカートにはどこか優雅さがあり、ベルトなどの細かいデザインにも気合が入ってるのが見て取れる。それに、胸の膨らみがすごかった。こんな美人でプロポーションのいい人に出会ったのは初めてだ。
「とりあえずは一晩考えてみてほしい。そうだ、自己紹介がまだだったな。私は紅百合騎士団の総長を任されたイヴ・ヘンドリクセンだ」
「あ、俺は」
「クロクス・ヘンドリクセンを名乗ってもらいたい」
耳馴染みのない名前が頭に入ってこない。
「クロクスは孤児になる。そして、我がヘンドリクセン家が養子として迎え入れた」
「勇者を名乗るなと?」
「その通りだ。国としての不手際を知られたくないため、そう思ってくれて構わない」
一気に話を聞いてあれだったが、監禁されてたんだもんな。話を信じるならだけど。
「今日はもう遅い、体調も万全ではないはずだ。部屋へ案内しよう。ベッドの上でゆっくり眠るといい」
騎士の女、イヴが立ち上がって部屋を出ていくので後を追う。部屋ではあまり感じなかったが、廊下に出てみて新しい建物なのが分かった。床はゴシック調のタイルが綺麗にデザインされている。天井の所々がアーチ状になっていて、機能性以外の部分を意識した建物なのが窺えた。
階段を一つ下りて左右の壁が窓になっている渡り廊下を進む。
「こっちが居住用の建物だ。部屋の机に簡易的な敷地図を用意しているので確認しておいてくれ。入るのを禁止している場所は特に設けていない。風呂場は大浴場が一つだが、いつ使ってくれても構わないだろう」
お気遣いどうもと受け取ればいいのか。
居住用の建物の廊下、窓から見た感じおそらく二階、を歩いて最奥の部屋が俺の部屋らしい。立ち止まったイヴがドアを開けてくれたので中に入った。
ドア横のスイッチを入れると部屋が照らされる。第一印象は単純に広さを感じた。中央に大きな絨毯が敷かれ、応接セットが置かれている。その奥には執務机があり、全体的に落ち着いた色合いだ。
窓際にはどこか懐かしいロッキングチェアがあった。調度品はよく見ると細かい意匠が施されている。雑には扱えないな。
入口から見て右側に部屋が続いていたので行ってみると寝室だった。中央奥に一人で寝るには大き過ぎるベッドがあり、その手前足元にまで絨毯が敷かれている。壁際に置かれたキャビネットの脚が細くて不安になるのは下々の考えかな。
「何か問題点はあるだろうか」
「もう少し家具と調度品を安いやつにしてもらえると助かる」
「そこは慣れてほしい。では、いい夢を」
「え、ああ……おやすみ」
寝室から出ていくイヴを見送る。部屋の明かりが消えるとドアの開閉音がして、静かになった。
「はぁ……」
異世界に呼ばれて一週間経ったと思ったら、さらに一週間意識を失っていたなんて訳が分からない。まったく、怖い世界だ。靴を脱いでベッドに身体を投げ出した。
今は女をあてがってやるから大人しくしておけ、ということなのか。実感はなくても魔王を倒した勇者と同等の力を発揮できるポテンシャルはあるんだろう。ただ、邪魔なら殺せばいい気もする。今の俺なんてこの世界の住人からしたらミジンコレベルに違いなかった。
殺せない理由があるとか? 元の世界に帰るのも死ぬのも、そう変わらないと思うけど。色々と疑問はあっても事情を知らな過ぎて考えるだけ無駄な気がしてきた。
「……寝るか」
どうにも頭が重たいままだ。あとは明日の自分に任せよう。
◇
「早かったじゃない。戻ってこないかと思ってた」
部屋に入ってきたイヴを一人の女性が迎える。背中に伸びる髪は見事な金髪で、メガネをかけた姿が理知的な印象を持たせていた。
「覚悟はしていたんだがな」
二人はテーブルを挟んでソファーに座る。
「わざわざ二度目のお風呂にも入ったのにね」
「それは……汗を流すためだ」
イヴは気まずそうに頬をかいた。
「彼はどうだったの?」
「取り乱す様子はなかった。返事は保留だが手ごたえはある」
「あなたに迫られて落ちない男の人はいないわよ」
「迫ったつもりはない。だが、陛下の仰った通りだった」
メガネをかけた女性は間を空けるイヴを黙って待つ。
「……私の胸の辺りをじっと見ていたように思う」
「ぷっ……ふふ」
たまらず笑う女性にイヴはため息をついた。
身体が重い。上半身を起こして状況を確認すると、どうやら応接セットのソファーで横になっていたようだ。部屋は薄暗く記憶にない場所だった。
「起きたか」
「っ!」
声がした方向を見る。執務机に座る一人の女、窓から入ってくる月明りに照らされ短い髪が白く光っているようだった。誰かがいたという驚きよりも、その美しさに目を奪われてしまう。
その女は立ち上がり、テーブルを挟んでソファーに座った。
「魔王が討伐されて今日で一週間になる」
「え?」
「色々と言いたいことはあるだろうが、聞いてほしい」
いや、討伐されてからって……。
「十二代目の勇者は今朝、華々しく元の世界に帰っていった。その時に君も一緒に帰ってもらうはずだったんだが、監禁されていたらしくてな」
「……」
「見つかったのがついさっき。特殊な魔法がかけられていたため身体に異常はなかった。そして、召喚と同様に帰還を行うのにも同等かそれ以上の月日がかかる」
と、いうことは……。
「俺はすぐに帰れない?」
「そうなる。帰還の準備は魔王の討伐が知らされた瞬間から行われていた。複雑な魔法のため途中で止めることができない類のものだ。発動か失敗してしまえばまた一年以上の期間が必要になる。元の世界に帰りたいと申し出た十二代目勇者の怒りを買うことはできないとの判断だった」
「……力のある勇者でなく、召喚したばかりで力のない俺ならどうにでもできるから?」
「その通りだ。申し訳ない」
目の前の女が頭を下げた。
俺も重い頭を動かすが、考えが上手くまとまらない。
「それでだ、我が国で新しく紅百合騎士団が設立された。君をそこの預かりにしたいと考えている」
「騎士団の……?」
「従士扱いだが悪いようにはしない。紅百合騎士団は私を含め二十三人の女性騎士で構成される。スタッフを含めればもう少しいくんだが」
「騎士として働くってこと?」
「いや、働くのも働かないのも自由だ」
「それは……」
意図が分からない。女の集団の中に男が一人っていうのもな。
「君は紅百合騎士団に所属する騎士をいつでも好きにしてくれていい」
「好きにって……?」
「紅百合騎士団に所属する者は国に全てを捧げる意思表示として、純潔を守る必要がある。しかし、我々も女だ。男を意識してしまうこともある。若い騎士を集めているため、間違いが起こることを非常に危惧している」
真面目な顔で何を言ってるんだか。純潔がどうとか元の世界なら炎上ものだ。そういう人権が無視される部分は実に異世界だった。
「紅百合騎士団は魔王が討伐された証、言わば象徴として設立された。そこに泥を塗るような出来事があってはならないと考えている。そこで君の出番だ」
「俺の?」
「勇者は神の使いとされている。そんな存在に抱かれたからといって純潔が失われることはない」
完璧な理論武装だな、ってなるのか? つまりは……。
「性処理要員?」
「間違いではないんだが、私のような女を抱くのは嫌か?」
「それは……」
抱けるならいくらでも抱きたい。日常的な騎士服、でいいのかこれは。何かの鳥が刺繍されてとても綺麗だ。ロングスカートにはどこか優雅さがあり、ベルトなどの細かいデザインにも気合が入ってるのが見て取れる。それに、胸の膨らみがすごかった。こんな美人でプロポーションのいい人に出会ったのは初めてだ。
「とりあえずは一晩考えてみてほしい。そうだ、自己紹介がまだだったな。私は紅百合騎士団の総長を任されたイヴ・ヘンドリクセンだ」
「あ、俺は」
「クロクス・ヘンドリクセンを名乗ってもらいたい」
耳馴染みのない名前が頭に入ってこない。
「クロクスは孤児になる。そして、我がヘンドリクセン家が養子として迎え入れた」
「勇者を名乗るなと?」
「その通りだ。国としての不手際を知られたくないため、そう思ってくれて構わない」
一気に話を聞いてあれだったが、監禁されてたんだもんな。話を信じるならだけど。
「今日はもう遅い、体調も万全ではないはずだ。部屋へ案内しよう。ベッドの上でゆっくり眠るといい」
騎士の女、イヴが立ち上がって部屋を出ていくので後を追う。部屋ではあまり感じなかったが、廊下に出てみて新しい建物なのが分かった。床はゴシック調のタイルが綺麗にデザインされている。天井の所々がアーチ状になっていて、機能性以外の部分を意識した建物なのが窺えた。
階段を一つ下りて左右の壁が窓になっている渡り廊下を進む。
「こっちが居住用の建物だ。部屋の机に簡易的な敷地図を用意しているので確認しておいてくれ。入るのを禁止している場所は特に設けていない。風呂場は大浴場が一つだが、いつ使ってくれても構わないだろう」
お気遣いどうもと受け取ればいいのか。
居住用の建物の廊下、窓から見た感じおそらく二階、を歩いて最奥の部屋が俺の部屋らしい。立ち止まったイヴがドアを開けてくれたので中に入った。
ドア横のスイッチを入れると部屋が照らされる。第一印象は単純に広さを感じた。中央に大きな絨毯が敷かれ、応接セットが置かれている。その奥には執務机があり、全体的に落ち着いた色合いだ。
窓際にはどこか懐かしいロッキングチェアがあった。調度品はよく見ると細かい意匠が施されている。雑には扱えないな。
入口から見て右側に部屋が続いていたので行ってみると寝室だった。中央奥に一人で寝るには大き過ぎるベッドがあり、その手前足元にまで絨毯が敷かれている。壁際に置かれたキャビネットの脚が細くて不安になるのは下々の考えかな。
「何か問題点はあるだろうか」
「もう少し家具と調度品を安いやつにしてもらえると助かる」
「そこは慣れてほしい。では、いい夢を」
「え、ああ……おやすみ」
寝室から出ていくイヴを見送る。部屋の明かりが消えるとドアの開閉音がして、静かになった。
「はぁ……」
異世界に呼ばれて一週間経ったと思ったら、さらに一週間意識を失っていたなんて訳が分からない。まったく、怖い世界だ。靴を脱いでベッドに身体を投げ出した。
今は女をあてがってやるから大人しくしておけ、ということなのか。実感はなくても魔王を倒した勇者と同等の力を発揮できるポテンシャルはあるんだろう。ただ、邪魔なら殺せばいい気もする。今の俺なんてこの世界の住人からしたらミジンコレベルに違いなかった。
殺せない理由があるとか? 元の世界に帰るのも死ぬのも、そう変わらないと思うけど。色々と疑問はあっても事情を知らな過ぎて考えるだけ無駄な気がしてきた。
「……寝るか」
どうにも頭が重たいままだ。あとは明日の自分に任せよう。
◇
「早かったじゃない。戻ってこないかと思ってた」
部屋に入ってきたイヴを一人の女性が迎える。背中に伸びる髪は見事な金髪で、メガネをかけた姿が理知的な印象を持たせていた。
「覚悟はしていたんだがな」
二人はテーブルを挟んでソファーに座る。
「わざわざ二度目のお風呂にも入ったのにね」
「それは……汗を流すためだ」
イヴは気まずそうに頬をかいた。
「彼はどうだったの?」
「取り乱す様子はなかった。返事は保留だが手ごたえはある」
「あなたに迫られて落ちない男の人はいないわよ」
「迫ったつもりはない。だが、陛下の仰った通りだった」
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