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第1話
イケメン以外に用はない・14
闘い終わり意識を失った私が目を覚ました時、私は見覚えのある場所にいた。
「・・・ここは?」
そこは昼間も寝かされていた教会のベッドの上だった。
ふと手元を見ると看病疲れなのか昼間の修道女が椅子に腰掛けたままベッドに頭を乗せて眠っていた。
起こすつもりはなかったが、少し体を起こそうとして彼女を起こしてしまった。
「わあッ! ご、ごめんなさい。いつの間にか眠ってしまっていたのね!」
「気にしなくていいわ。」
私は修道女を気遣いながら体を起こすと、私は再び全裸にされていたことに気が付いた。
「・・・何故に全裸に?」
この修道女は、もしかしてそっちの気があるのではないか?と訝しがりつつも、自分の服を受け取り着替える。
「ローニャ様。町長から報酬の銀貨と食料を預かっています。食料はズタ袋の中に。銀貨は今、手渡します。」
「ありがとう。助かるわ。」
「明日、町長がご挨拶したいそうです。
本当なら今すぐしたいそうですが、今夜は大切な彼との時間のために遠慮しておくと承っています。」
「大切な彼?」
「メイソンが部屋の外で待ってるわよ。」
修道女は悪戯っぽい笑顔を浮かべて私の背中を押してくれた。
「メイソンがっ!」
修道女の言葉に気をよくした私は着替えが終わると修道女に「ありがとうっ!」と告げてから早々に部屋を出た。
部屋の外にはメイソンが照れくさそうに笑って立ってた。
「・・・メイソンっ・・・!!」
「皆が・・・気を使ってくれてさ。
今晩は二人にしてやろうだってさ・・・。」
私とメイソンはお互いに近づきあってから、一歩分の空間を開けて互いに止まって見つめ合った。
ジッと互いを見つめあい、互いの気持ちを確かめ合う様に一言も声を上げずに・・・。
まだ幼さを残したメイソンの青く美しい瞳が私をじっと見つめている。
そして高まる私の鼓動。見つめ合う二人。
「行こうか・・・?」
「・・・うん。」
メイソンが緊張を破る様に私に左手を差し出したので、私は素直にその手を取ってから彼に寄り添い、一緒に二人で教会を出て行った。
教会を出ると途端に元気になったチャームが私を操ろうとする。
(くすくす。可愛い子を手に入れたわね。
ねぇ? 彼の気持ちも体も手に入れたいでしょ?)
(う・・・うん。)
私の心はもうチャームの掌の中だった。
チャームはメイソンを求める私の心を読み取っていて私を誘惑する。そして色欲の呪いに身も心も侵食されている今の私は、それが良くないことだと知っていても従わざるを得なかった。チャームの次の指示を求めずにはいられなかった。
メイソンの体に抱きしめられたい。甘い口づけを教えてあげたい。
一晩中、愛をささやきあいたい。
彼の全てを私のものにしたい。
そんな爛れた欲望を私は押し隠すことがもうできないのだった。
(教えてっ!! チャーム。
私は彼が欲しいっ!!
私はどうすればいいの? どうすれば彼の気持ちを私のものにできるの?)
私の体の火照りはもう限界に達しようとしていたのだった。
「・・・ここは?」
そこは昼間も寝かされていた教会のベッドの上だった。
ふと手元を見ると看病疲れなのか昼間の修道女が椅子に腰掛けたままベッドに頭を乗せて眠っていた。
起こすつもりはなかったが、少し体を起こそうとして彼女を起こしてしまった。
「わあッ! ご、ごめんなさい。いつの間にか眠ってしまっていたのね!」
「気にしなくていいわ。」
私は修道女を気遣いながら体を起こすと、私は再び全裸にされていたことに気が付いた。
「・・・何故に全裸に?」
この修道女は、もしかしてそっちの気があるのではないか?と訝しがりつつも、自分の服を受け取り着替える。
「ローニャ様。町長から報酬の銀貨と食料を預かっています。食料はズタ袋の中に。銀貨は今、手渡します。」
「ありがとう。助かるわ。」
「明日、町長がご挨拶したいそうです。
本当なら今すぐしたいそうですが、今夜は大切な彼との時間のために遠慮しておくと承っています。」
「大切な彼?」
「メイソンが部屋の外で待ってるわよ。」
修道女は悪戯っぽい笑顔を浮かべて私の背中を押してくれた。
「メイソンがっ!」
修道女の言葉に気をよくした私は着替えが終わると修道女に「ありがとうっ!」と告げてから早々に部屋を出た。
部屋の外にはメイソンが照れくさそうに笑って立ってた。
「・・・メイソンっ・・・!!」
「皆が・・・気を使ってくれてさ。
今晩は二人にしてやろうだってさ・・・。」
私とメイソンはお互いに近づきあってから、一歩分の空間を開けて互いに止まって見つめ合った。
ジッと互いを見つめあい、互いの気持ちを確かめ合う様に一言も声を上げずに・・・。
まだ幼さを残したメイソンの青く美しい瞳が私をじっと見つめている。
そして高まる私の鼓動。見つめ合う二人。
「行こうか・・・?」
「・・・うん。」
メイソンが緊張を破る様に私に左手を差し出したので、私は素直にその手を取ってから彼に寄り添い、一緒に二人で教会を出て行った。
教会を出ると途端に元気になったチャームが私を操ろうとする。
(くすくす。可愛い子を手に入れたわね。
ねぇ? 彼の気持ちも体も手に入れたいでしょ?)
(う・・・うん。)
私の心はもうチャームの掌の中だった。
チャームはメイソンを求める私の心を読み取っていて私を誘惑する。そして色欲の呪いに身も心も侵食されている今の私は、それが良くないことだと知っていても従わざるを得なかった。チャームの次の指示を求めずにはいられなかった。
メイソンの体に抱きしめられたい。甘い口づけを教えてあげたい。
一晩中、愛をささやきあいたい。
彼の全てを私のものにしたい。
そんな爛れた欲望を私は押し隠すことがもうできないのだった。
(教えてっ!! チャーム。
私は彼が欲しいっ!!
私はどうすればいいの? どうすれば彼の気持ちを私のものにできるの?)
私の体の火照りはもう限界に達しようとしていたのだった。
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