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第3話
女子風呂での決闘 8
「どうやら私の連れ合いが喧嘩の原因らしい。
仲裁させてほしい。
龍虫退治がどうとか言っていたが、どういうことなのかな?」
そういってアルバートが神官騎士の証明である銀の首飾りを胸元から出すとナタリアだけでなく周囲の野次馬まで「おおっ!!」と、声を上げる。神官騎士は希少でありながら民衆さえ知りえるほどの知名度を持つ名誉ある称号だ。
さすがのナタリアもアルバートが神官騎士と知っては強気には出られない。アルバートは彼女のそういった変化を読み取り、交渉が可能な状態となったと感じたのか、再び問う。
「さぁ、ナタリアとか言ったね。
君の話を聞かせてくれたまえ。」
アルバートがそう優しく微笑みかけるとナタリアでさえ赤面してしまう。
(・・・こいつ、本物の女たらしだな・・・)
ナタリアが口ごもっていると、とりまきの女たちが不審に思って「・・・お姉様?」と、声をかけた。その一言で正気に戻ったナタリアは風呂場の状況を説明した。
「・・・この宿場町から南に3日の距離にある村が龍虫の被害にあっている。正確に言えばその近くの平地、農耕地、街道だけどね。奴らは人の足音の振動を察知して襲ってくる。
依頼書によると人間の3倍ほどの長さの龍虫らしい。
アタイ達はこれを受けた。史上初女だけのパーティでの龍虫退治を成し遂げるためにね。
で、その話を風呂でしてたら、そこの女がバカにしたんだよ。」
アルバートはその話を聞いて少しムッとしたような顔で「本当に君は彼女たちを侮辱したのか?」と、俺に尋ねる。
(・・・お、怒ってる?)
俺は狼狽えながら必死に言い訳する。
「べ、別にバカにしたいわけじゃないよ? ただ、自殺行為だから止めたかっただけだ。」
俺の言葉を聞いて怒りが再燃したかのようにナタリアが怒鳴る。
「それをバカにしてるって言うのよっ!!」
「まぁ、まて・・・。」と、アルバートは制止すると、うんざりしたように目頭を手で押さえながらため息ついてから答えた。
「では、実力で証明しあおう。
私達二人もその依頼を受ける。どちらが先に龍虫を退治するか勝負だ。
君たちが勝てば我々は君に金貨5枚支払おう。我々が勝てばローニャの言い分を聞き入れる。
どうかね?」
ナタリアはアルバートの申し出に悩んだ。もちろんナタリアには龍虫を退治できる自信があるだろうが、神官騎士を相手にして勝ち目があるのか? という疑問があったからだ。
だが、ナタリアの意思とは裏腹に野次馬たちが「いいぞ、おもしろそうじゃないか」「やれっ! やれっ!」と答えるのだった。ここで断ればナタリアの立場がない。
「やってやるわよっ! そのかわりアタイが勝てば、その女はアタイに絶対服従の奴隷女になれっ!」
追い詰められたナタリアはとんでもないこと言いだした。
アルバートも自信満々で即答する。
「かまわない。交渉成立だなっ!!!」
「ちょっ!! アルバート様っ!?
やめてよ、何言いだすんだよっ!?」
とんでもないことになった。
仲裁させてほしい。
龍虫退治がどうとか言っていたが、どういうことなのかな?」
そういってアルバートが神官騎士の証明である銀の首飾りを胸元から出すとナタリアだけでなく周囲の野次馬まで「おおっ!!」と、声を上げる。神官騎士は希少でありながら民衆さえ知りえるほどの知名度を持つ名誉ある称号だ。
さすがのナタリアもアルバートが神官騎士と知っては強気には出られない。アルバートは彼女のそういった変化を読み取り、交渉が可能な状態となったと感じたのか、再び問う。
「さぁ、ナタリアとか言ったね。
君の話を聞かせてくれたまえ。」
アルバートがそう優しく微笑みかけるとナタリアでさえ赤面してしまう。
(・・・こいつ、本物の女たらしだな・・・)
ナタリアが口ごもっていると、とりまきの女たちが不審に思って「・・・お姉様?」と、声をかけた。その一言で正気に戻ったナタリアは風呂場の状況を説明した。
「・・・この宿場町から南に3日の距離にある村が龍虫の被害にあっている。正確に言えばその近くの平地、農耕地、街道だけどね。奴らは人の足音の振動を察知して襲ってくる。
依頼書によると人間の3倍ほどの長さの龍虫らしい。
アタイ達はこれを受けた。史上初女だけのパーティでの龍虫退治を成し遂げるためにね。
で、その話を風呂でしてたら、そこの女がバカにしたんだよ。」
アルバートはその話を聞いて少しムッとしたような顔で「本当に君は彼女たちを侮辱したのか?」と、俺に尋ねる。
(・・・お、怒ってる?)
俺は狼狽えながら必死に言い訳する。
「べ、別にバカにしたいわけじゃないよ? ただ、自殺行為だから止めたかっただけだ。」
俺の言葉を聞いて怒りが再燃したかのようにナタリアが怒鳴る。
「それをバカにしてるって言うのよっ!!」
「まぁ、まて・・・。」と、アルバートは制止すると、うんざりしたように目頭を手で押さえながらため息ついてから答えた。
「では、実力で証明しあおう。
私達二人もその依頼を受ける。どちらが先に龍虫を退治するか勝負だ。
君たちが勝てば我々は君に金貨5枚支払おう。我々が勝てばローニャの言い分を聞き入れる。
どうかね?」
ナタリアはアルバートの申し出に悩んだ。もちろんナタリアには龍虫を退治できる自信があるだろうが、神官騎士を相手にして勝ち目があるのか? という疑問があったからだ。
だが、ナタリアの意思とは裏腹に野次馬たちが「いいぞ、おもしろそうじゃないか」「やれっ! やれっ!」と答えるのだった。ここで断ればナタリアの立場がない。
「やってやるわよっ! そのかわりアタイが勝てば、その女はアタイに絶対服従の奴隷女になれっ!」
追い詰められたナタリアはとんでもないこと言いだした。
アルバートも自信満々で即答する。
「かまわない。交渉成立だなっ!!!」
「ちょっ!! アルバート様っ!?
やめてよ、何言いだすんだよっ!?」
とんでもないことになった。
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