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第4話
初めての共同作業 8
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アルバートを誘惑するために私が自分の胸をはだけさせようと下着に手をかけた瞬間、アルバートが私の首に掌を添えた。
次の瞬間、私の体にバチッと激しい衝撃が走った。それはまるで稲妻のように一瞬で全身を駆け抜ける衝撃だった・・・。
それからどれくらいの時間が経ったろう?
私が気が付いた時、私は腕一本さえ動かせない違和感の中にいた。
「・・・え?」
我が身に何が起こったのかわからずに、身をよじって自分を観察すると、なんと私の体は荷造り用の荒縄で拘束され地面に寝かされたいた。
「ええっ!! な、なによっ、これぇ~~~っ!!」
「・・・目が覚めたか・・・
面倒なことになりそうだったから君を気絶させ、拘束させてもらった。」
私が声のした方向を見上げると、アルバートが座って焚火に当たりながら遠くを見ていた。
そこで私は彼に何をされたのか分かった。でも・・・
「・・・貴方がやったの? どうして?」
私が疑問に思ったことを訪ねると、アルバートは「君がおかしなことをしないためだ。」と答えた。
それから、私に何が起きたのか理解したアルバートは私の方を見ずに語りだした。
「・・・これで君のような女性がどうして阿婆擦れと呼ばれているのかわかったよ。
君は色欲の魔神シトリーの呪いにかかっている。
そして、それは夜になると強くなる。理性を保てないほど・・・そうだね?」
私は「・・・はい」とだけ答えた。それ以上の言葉は必要なかったから。
彼の体を求めて乱れる私の変化を見て事情を察していることは明らかだった。
アルバートは私の返事を聞いてから、やはり私の方は一切見ずに独白のように淡々と語り始めた。
「君を気絶させてから、君の呪いを解こうと思った。」
「・・・だが、それは出来なかった。
すまない・・・私の力で無理やり君の呪いを解こうとすれば、君もただでは済まないようだ・・・。」
「解呪する際に君の体をスキャンさせてもらって分かったことだが、君の体にかけられた呪いは信じられないほど君の体の内部にまで浸透している。一体化していると言っても過言ではない。」
「さすが、色欲の魔神シトリーの呪いだ。
ここまで複雑な呪いを私は見たことも聞いたこともない。」
「君が神殿に解呪を依頼した話は記録に残っているし、担当した司祭から話も聞いていた。
彼はかなり高位の司祭だったが、彼も君を解呪できなかった。その理由の一つは君が呪いの詳細を話さなかったからだ。詳細がわからなければ危険すぎて手の出ししようがない。」
「だが、幸か不幸かそのおかげで司祭は無理やり君の呪いを解こうとはしなかった。
そのおかげで君は今無事でいられる。無理やり解呪していたら君は死んでいたかもしれない・・・。」
アルバートはそこまで話すと、ため息をついた。
「無念だよ。自分の無力さが虚しい・・・。」
「恐らく君を救うことは光の勢力には不可能だろう・・・。」
アルバートの説明は聞きたくなかった言葉だった。
次の瞬間、私の体にバチッと激しい衝撃が走った。それはまるで稲妻のように一瞬で全身を駆け抜ける衝撃だった・・・。
それからどれくらいの時間が経ったろう?
私が気が付いた時、私は腕一本さえ動かせない違和感の中にいた。
「・・・え?」
我が身に何が起こったのかわからずに、身をよじって自分を観察すると、なんと私の体は荷造り用の荒縄で拘束され地面に寝かされたいた。
「ええっ!! な、なによっ、これぇ~~~っ!!」
「・・・目が覚めたか・・・
面倒なことになりそうだったから君を気絶させ、拘束させてもらった。」
私が声のした方向を見上げると、アルバートが座って焚火に当たりながら遠くを見ていた。
そこで私は彼に何をされたのか分かった。でも・・・
「・・・貴方がやったの? どうして?」
私が疑問に思ったことを訪ねると、アルバートは「君がおかしなことをしないためだ。」と答えた。
それから、私に何が起きたのか理解したアルバートは私の方を見ずに語りだした。
「・・・これで君のような女性がどうして阿婆擦れと呼ばれているのかわかったよ。
君は色欲の魔神シトリーの呪いにかかっている。
そして、それは夜になると強くなる。理性を保てないほど・・・そうだね?」
私は「・・・はい」とだけ答えた。それ以上の言葉は必要なかったから。
彼の体を求めて乱れる私の変化を見て事情を察していることは明らかだった。
アルバートは私の返事を聞いてから、やはり私の方は一切見ずに独白のように淡々と語り始めた。
「君を気絶させてから、君の呪いを解こうと思った。」
「・・・だが、それは出来なかった。
すまない・・・私の力で無理やり君の呪いを解こうとすれば、君もただでは済まないようだ・・・。」
「解呪する際に君の体をスキャンさせてもらって分かったことだが、君の体にかけられた呪いは信じられないほど君の体の内部にまで浸透している。一体化していると言っても過言ではない。」
「さすが、色欲の魔神シトリーの呪いだ。
ここまで複雑な呪いを私は見たことも聞いたこともない。」
「君が神殿に解呪を依頼した話は記録に残っているし、担当した司祭から話も聞いていた。
彼はかなり高位の司祭だったが、彼も君を解呪できなかった。その理由の一つは君が呪いの詳細を話さなかったからだ。詳細がわからなければ危険すぎて手の出ししようがない。」
「だが、幸か不幸かそのおかげで司祭は無理やり君の呪いを解こうとはしなかった。
そのおかげで君は今無事でいられる。無理やり解呪していたら君は死んでいたかもしれない・・・。」
アルバートはそこまで話すと、ため息をついた。
「無念だよ。自分の無力さが虚しい・・・。」
「恐らく君を救うことは光の勢力には不可能だろう・・・。」
アルバートの説明は聞きたくなかった言葉だった。
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