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第5話
目覚めちゃったら責任取ってよ!! 13
実際、ナタリアは多くの女の子が惚れ込むほど美女だった。
少し筋肉質ではあるけれども、それを上回るほど女性的な肉付きをしている。
豊満な胸に大きな腰回りは、ただ歩くだけでユサユサと男を誘惑するように弾む。
そんなナタリアがアルバートの気を引くために本気になったのだ。これは強敵と認識しないといけない。
俺はそんなナタリアをアルバートに見せたくなくて、慌てて入浴を勧める。
「ほ、ほら。ナタリア、早くお風呂に入ろうよ。
旅の汚れを落とすんだよっ!」
半ば強引にナタリアの腕を掴んで建物の中に誘導する。
ナタリアにとってはそれはそれでご褒美らしく、「あんっ! もう、せっかちなんだから」なんて嬉しそうな声を上げて俺の後を追う。
「ローニャ、気を付けるんだよ!」
アルバートが貴重な言葉をかけてくれたけど、俺はナタリアをアルバートに見せたくないというジェラシーでその言葉の意味には気が付かなかった。
俺がアルバートの言葉の意味に気が付いたのは、女子風呂に入った時だった。
まだ早い時間帯の女子風呂は空いていて、冒険者風の客も少ない。
ほぼ貸し切り状態だった。
大衆浴場のシステムを通過して脱衣場に入った俺は、そこでとんでもないプレッシャーに晒されることとなった。
見ているのだ。ナタリアが。
それはそれは、凄まじい目力で俺の脱衣を観察していた。
その時になって初めて俺はライオンの檻に閉じ込められた子ウサギだと悟った。
「ちょ、ちょっと! 目つきがいやらしいぞっ!!」
視線の圧力に負けて両腕で裸の体を隠そうとするけれど、ナタリアはその腕を掴んで迫って来る。
「ああん・・・。アンタ、本当に可愛いわね。
ね? やっぱりお姉さんのものにならない? 悪い思いはさせないわよ?」
「や、やだ。離してよぉ~~。」
体格差のあるナタリアは素手の状態では俺にはとても勝ち目はない。必死に下出に出てお願いするしかなかった。
が、危険を感じたチャームが咄嗟のアドバイスをする。
(ローニャっ!! アルバート様よっ!!
ナタリアにアルバート様を思い出さるのよっ!!)
(っ!!)
その助言は的確だった。
俺が「あ、アルバート様はどうするの? 好きじゃないのっ!?」と言うと、ナタリアはハッと我に返って俺の腕を離してくれた。
落ち込んだように「ごめん・・・」という言葉と話すとナタリアは先に浴場に入っていった。
その後ろ姿はちょっとかわいそうだったけど、俺は本気で怖かったから、やりすぎたとは思わなかった。
だってナタリアは俺が体を洗い始めたらすぐに元気を取り戻して俺に手を出してくるのだから。
俺が体を洗うために入浴用の着衣である薄衣の単衣をはだけさせたら急に背後から抱きついて来て・・・
「ほらほら、お姉さんが洗ってあげるからさぁ~~」
「きゃああんっ!! ど、どこ触ってんのよぉっ!!」
「あら、やだ。本当に吸い付くように柔らかい肌ね。
こんなの毒よ。アタイ、もうアンタの肌に吸い付きたいわ」
「やだやだっ!! エッチなことしないで~~っ!!」
「大丈夫、お姉さんが気持ちよくしてあげるからぁ~
ね? いいでしょう?」
「やああんっ!! ・・・ああっ・・・だ、だめぇ~~っ!!」
およそ女子風呂から聞こえてはこないはずのセリフが浴場に響いたのだった。
しかも百戦錬磨の対女性の達人。ナタリアは巧みに女の子の弱いところを攻めてくるものだから、俺はもう恥ずかしいやら、怖いやら、気持ちいいやらでどうしていいのかわからなくなった。
本当にもうっ!! アルバートもナタリアも俺が変な世界に目覚めちゃったら、責任取ってよねっ!!
少し筋肉質ではあるけれども、それを上回るほど女性的な肉付きをしている。
豊満な胸に大きな腰回りは、ただ歩くだけでユサユサと男を誘惑するように弾む。
そんなナタリアがアルバートの気を引くために本気になったのだ。これは強敵と認識しないといけない。
俺はそんなナタリアをアルバートに見せたくなくて、慌てて入浴を勧める。
「ほ、ほら。ナタリア、早くお風呂に入ろうよ。
旅の汚れを落とすんだよっ!」
半ば強引にナタリアの腕を掴んで建物の中に誘導する。
ナタリアにとってはそれはそれでご褒美らしく、「あんっ! もう、せっかちなんだから」なんて嬉しそうな声を上げて俺の後を追う。
「ローニャ、気を付けるんだよ!」
アルバートが貴重な言葉をかけてくれたけど、俺はナタリアをアルバートに見せたくないというジェラシーでその言葉の意味には気が付かなかった。
俺がアルバートの言葉の意味に気が付いたのは、女子風呂に入った時だった。
まだ早い時間帯の女子風呂は空いていて、冒険者風の客も少ない。
ほぼ貸し切り状態だった。
大衆浴場のシステムを通過して脱衣場に入った俺は、そこでとんでもないプレッシャーに晒されることとなった。
見ているのだ。ナタリアが。
それはそれは、凄まじい目力で俺の脱衣を観察していた。
その時になって初めて俺はライオンの檻に閉じ込められた子ウサギだと悟った。
「ちょ、ちょっと! 目つきがいやらしいぞっ!!」
視線の圧力に負けて両腕で裸の体を隠そうとするけれど、ナタリアはその腕を掴んで迫って来る。
「ああん・・・。アンタ、本当に可愛いわね。
ね? やっぱりお姉さんのものにならない? 悪い思いはさせないわよ?」
「や、やだ。離してよぉ~~。」
体格差のあるナタリアは素手の状態では俺にはとても勝ち目はない。必死に下出に出てお願いするしかなかった。
が、危険を感じたチャームが咄嗟のアドバイスをする。
(ローニャっ!! アルバート様よっ!!
ナタリアにアルバート様を思い出さるのよっ!!)
(っ!!)
その助言は的確だった。
俺が「あ、アルバート様はどうするの? 好きじゃないのっ!?」と言うと、ナタリアはハッと我に返って俺の腕を離してくれた。
落ち込んだように「ごめん・・・」という言葉と話すとナタリアは先に浴場に入っていった。
その後ろ姿はちょっとかわいそうだったけど、俺は本気で怖かったから、やりすぎたとは思わなかった。
だってナタリアは俺が体を洗い始めたらすぐに元気を取り戻して俺に手を出してくるのだから。
俺が体を洗うために入浴用の着衣である薄衣の単衣をはだけさせたら急に背後から抱きついて来て・・・
「ほらほら、お姉さんが洗ってあげるからさぁ~~」
「きゃああんっ!! ど、どこ触ってんのよぉっ!!」
「あら、やだ。本当に吸い付くように柔らかい肌ね。
こんなの毒よ。アタイ、もうアンタの肌に吸い付きたいわ」
「やだやだっ!! エッチなことしないで~~っ!!」
「大丈夫、お姉さんが気持ちよくしてあげるからぁ~
ね? いいでしょう?」
「やああんっ!! ・・・ああっ・・・だ、だめぇ~~っ!!」
およそ女子風呂から聞こえてはこないはずのセリフが浴場に響いたのだった。
しかも百戦錬磨の対女性の達人。ナタリアは巧みに女の子の弱いところを攻めてくるものだから、俺はもう恥ずかしいやら、怖いやら、気持ちいいやらでどうしていいのかわからなくなった。
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