74 / 81
第七十四話 宿敵
しおりを挟む
俺達が高崎播磨を見つけ、あれこれ話をしている時。高崎播磨もまた、俺達を見つけていた。
嬉しそうに笑って俺たちに向って手を振った。
「あの野郎・・・・オースティンを殺しやがって。」
俺がカッなったのを察知した師匠が杖で俺の胸を小突いて言う。
「・・・・逸るな。己を見失うな。」
そう言われて、俺はまた自分が殺気にとらわれかけていることに気が付いて、「あっ!」と、恥ずかしくなる。
感情の起伏に合わせて伸びる俺の角が一層長くのびていたからだ。
「なんだか、それ。剣一君のバロメーターみたいだね。」
俺の気持ちを和らげるためだろうが、軽く美野里に茶化されてしまった。それも俺の未熟の致すところ。怒る気はない。
師匠は俺の殺気が収まったことを感じ取ると、作戦について話して聞かせてくれた。
「剣一様。ウィリアム様も。
二人の仕事はあの高崎播磨を討つことではありません。二人が討つべきは、高崎播磨を従えているあの敵将です。高崎播磨と天体魔法の対策は私に任せてください。
きっと、高崎播磨もそのつもりです。
彼は去る前に言っていたでしょう。私こそ彼の天敵だと・・・・・。
彼の狙いは私。私の狙いは彼。
ならば、二人は敵将を打ち取ってこの戦争に勝利してください。」
師匠がそう言うのを見計らったかのようなタイミングで、言い終わると同時に敵兵が動き出した。
「敵襲~~~っ!! 来るぞぉ~~~~っ!!」
城壁の見張り台の上に登った兵士が大声を上げる。すると、魔物たちが一斉に雄たけびを上げながら突撃してきた。
「二人ともっ!! 敵は城壁を乗り越えてくるのが第一の目的です。
先ずはそれを阻止。そうしていれば、じきに向こうの方からから飛び込んできますよっ!
あなた方は敵の標的なのですからっ!!」
師匠は敵の狙いを指摘し、俺達に忠告する。
そして自分はアビゲイル先生とリリアンとヴァイオレット。それから数名の神官、巫女を従えて魔法の段取りを始める。個人の詠唱だけでなく複数名の力と魔法陣の力も借りる大魔法は高崎播磨との決戦用だろう。
師匠は準備万端という訳だ。
ならば、俺達も遅れは取るまい。剛剣を鞘から抜き出すとウィリアムに掛け声をかける。
「やるぞ、ウィリアムっ!!」
「おおっ!!」
俺達は掛け声を合わせると、向かってくる敵を切り伏せ、魔法を浴びせていく。
敵は俺達を見つけると狂ったような咆哮を上げて、凄まじい勢いで城壁を登りきり、向かってくる。
こいつらが信じられない速度で壁を上がってことができるのは、味方の体を足場にして登って来るからだ。とはいえ、城壁を登りながら反撃しながら登るのだから、圧倒的に状況は不利。登り切ったといっても魔物たちは全身に酷い矢傷、魔法傷を受けている。
それでも一切、臆することなく迷うことなく俺達に向かってくる。
「鬼の時と同じだ。剣一、ぬかるなよっ!
あの狂気を軽んじたときに死ぬぞっ!!」
「ああ、百も承知だ。わかってるぜっ!」
俺とウィリアムは共に死線を潜り抜け、あの狂気の恐ろしさを知っている。自分の方が強いからと言って軽んじるつもりなど毛頭ない。
城壁に取りついた魔物を狩るために他の兵士たちと奮戦していると、エイデン侯爵が声を上げる。
「お二人だけに任せきりになるわけにいくかっ!!
城壁の者共、赤騎士団と替われっ!! 足手まといになるだけだっ!!」
彼の方を振り向くと、いつの間にかエイデン侯爵の周りには100名近くの赤づくめの鎧を着た騎士達が詰めていて、エイデン侯爵の命令通り、城壁の兵士たちと交替しながら防衛任務にあたる。
「剣一様っ! この者たちは、我が軍きっての精鋭部隊。赤拵えの鎧は武勇の証。
敵の寝首を掻くための強襲部隊でありましたが、こうも完全な防衛線ならば、使い道に困ると言う物。
どうぞ、存分にお役に立ててください。」
エイデン侯爵のその言葉に続けて二人の騎士が魔物を弓矢で射りつつ前に出てきた。
「どうもっ! 私の名はデイビッド・カルヴィン。弓と土魔法には少々自信がある赤騎士団の隊長ですっ!
よろしくおねがいしますっ!」
「私の名はワイアット・サイラス。弓と槍と水魔法を得手としていますが、実際は水魔法はヘナチョコな赤騎士団の副隊長ですっ!!」
そう挨拶しながら俺に近づいてきた二人ともかなり正確に魔物を射殺している。只者ではない腕前だ。さすがエイデン侯爵の秘蔵っ子騎士団といったところか。
おまけに俺よりもまだ一回りは背の高い立派な体格をしていた。
また、乱戦極まるこの戦場でも乱れることない精悍な顔つきから、彼らがかなりの修羅場をくぐってきていることも察しが付く。
「ああっ! 二人ともいい腕してる。頼りにするぜっ!」
俺達は100名の精鋭を従えて城壁の防衛に当たる。この赤騎士。全員が物凄く腕が立つ。信頼が出来る連中だ。
「おいっ! 誰か美野里様を・・・・今聖女様を後方へっ!
敵に指一本、触れさせるなよっ!!」
ウィリアムは彼らが信頼できると判断すると、すぐさま指示を出す。
さすが我が永遠のライバル。この窮地にも機転が利き、俺が考えていたことを俺よりも先に実行してくれる。
美野里の安全が確保されれば、俺は全力で戦える。よくやってくれるぜ、全く。
こうして一点突破を試みる魔物群れを俺達は水際で食い止めていたのだが、やがて、その勢いが増してきた。
「剣一っ! 妙だっ!
こいつらやけに勢いがいいっ!!」
俺は城壁を上がり切った敵を切り伏せつつ、ウィリアムの言葉に同意する。
「ああっ! 気のせいじゃないはずだっ!
あれだよ、高崎播磨の天体魔法だっ!!」
俺が剣先で示した方向を見て、ウィリアムも気が付いた。
「シャウシュカ様の防御陣形っ!
それに北西の宿星神メズラ様の攻撃陣形っ!」
ただ一心不乱に突っ込んできているかのように見えた魔物たちだったが、鋒矢陣形の第二陣、第三陣が合流していくうちに城壁の下ではいつしか、部隊が天体魔法をベースにした突破陣形の通りに突っ込んできていた。
「まさかっ! そんなっ!こいつら狂ったように突っ込んできておきながら、こんな陣形を整えるような余裕をもっているなんてっ!!」
デイビッドは驚きの声を上げながら矢を放つ。しかし、その矢は魔物に当たっても皮一枚を傷つける程度で、致命傷を与えるどころか、皮膚の下の筋肉層に達すると外にはじき返されてしまう。
「おまけになんて堅いんだっ!!」
これはマズい。敵の強化が著しい・・・・・。明らかに押され始めている。
それにしても、どうやって敵はこの登るのも危険な壁を登りつつ、冷静に防御陣形を築けるのだっ!?
と、俺が疑問に思った時だった。ウィリアムが気付いた。
「見ろっ! 足場になっている連中の中に明らかに色が違う鎧を着ている連中がいいるっ!
敵はそこで足場になった者たちの中から色を選んで陣形を整えているんだっ!」
ウィリアムの指摘は正しい。魔物たちは今、登らんとする壁の足場になった兵士の体を利用して、目印となる兵士の色を踏み合わせて、それで陣形を形成しているんだ。
よく考えられている。これなら色分け順に足を踏み入れ、その時出来た陣形を崩さずに登り切れば、おのずと天体魔法を利用した陣形が形成されるのだ。
なんともよく考えられたものだ。
城壁の上で防御していた赤騎士団や並の兵士たちは急激に強くなり始めた魔物に混乱し始めた。
混乱は、滅びの道を啓蒙する。
やがて、混乱は臆病心を呼び起こし、兵士たちの攻撃は徐々に弱まっていき、ジリジリと後退を始める。
「下がるなっ! 踏みとどまれいっ!
ここで防御陣形を崩し、敵の侵入を許せば人類は敗北するっ!
命を捨てよっ! 敵を阻止せよっ!!
私もお前たちと共に死んでやるっ!」
臆病風に吹かれた兵士たちに対して、エイデン侯爵が檄を飛ばしながら剣を抜いて魔物に向かっていく。
その姿に心打たれた兵士たちは、再び勇気を武器に敵に立ち向かうのだった。
だが。こんなチャンスを高崎播磨が見過ごすはずはない。否。このチャンスこそ高崎播磨が狙っていたこと。
準備万端に用意を進めてきた彼が、突撃を緩めることなどありえないことだ。
「ものども~~~っ!! 続け~~っ!
今こそ魔王様の宿願叶う時っ! この城を落として、人類を滅ぼす重要拠点とするのだっ!!」
高崎播磨は号令と共に突撃を始め、他の魔物も大声を出して、自分を奮い立たせているのだった。
嬉しそうに笑って俺たちに向って手を振った。
「あの野郎・・・・オースティンを殺しやがって。」
俺がカッなったのを察知した師匠が杖で俺の胸を小突いて言う。
「・・・・逸るな。己を見失うな。」
そう言われて、俺はまた自分が殺気にとらわれかけていることに気が付いて、「あっ!」と、恥ずかしくなる。
感情の起伏に合わせて伸びる俺の角が一層長くのびていたからだ。
「なんだか、それ。剣一君のバロメーターみたいだね。」
俺の気持ちを和らげるためだろうが、軽く美野里に茶化されてしまった。それも俺の未熟の致すところ。怒る気はない。
師匠は俺の殺気が収まったことを感じ取ると、作戦について話して聞かせてくれた。
「剣一様。ウィリアム様も。
二人の仕事はあの高崎播磨を討つことではありません。二人が討つべきは、高崎播磨を従えているあの敵将です。高崎播磨と天体魔法の対策は私に任せてください。
きっと、高崎播磨もそのつもりです。
彼は去る前に言っていたでしょう。私こそ彼の天敵だと・・・・・。
彼の狙いは私。私の狙いは彼。
ならば、二人は敵将を打ち取ってこの戦争に勝利してください。」
師匠がそう言うのを見計らったかのようなタイミングで、言い終わると同時に敵兵が動き出した。
「敵襲~~~っ!! 来るぞぉ~~~~っ!!」
城壁の見張り台の上に登った兵士が大声を上げる。すると、魔物たちが一斉に雄たけびを上げながら突撃してきた。
「二人ともっ!! 敵は城壁を乗り越えてくるのが第一の目的です。
先ずはそれを阻止。そうしていれば、じきに向こうの方からから飛び込んできますよっ!
あなた方は敵の標的なのですからっ!!」
師匠は敵の狙いを指摘し、俺達に忠告する。
そして自分はアビゲイル先生とリリアンとヴァイオレット。それから数名の神官、巫女を従えて魔法の段取りを始める。個人の詠唱だけでなく複数名の力と魔法陣の力も借りる大魔法は高崎播磨との決戦用だろう。
師匠は準備万端という訳だ。
ならば、俺達も遅れは取るまい。剛剣を鞘から抜き出すとウィリアムに掛け声をかける。
「やるぞ、ウィリアムっ!!」
「おおっ!!」
俺達は掛け声を合わせると、向かってくる敵を切り伏せ、魔法を浴びせていく。
敵は俺達を見つけると狂ったような咆哮を上げて、凄まじい勢いで城壁を登りきり、向かってくる。
こいつらが信じられない速度で壁を上がってことができるのは、味方の体を足場にして登って来るからだ。とはいえ、城壁を登りながら反撃しながら登るのだから、圧倒的に状況は不利。登り切ったといっても魔物たちは全身に酷い矢傷、魔法傷を受けている。
それでも一切、臆することなく迷うことなく俺達に向かってくる。
「鬼の時と同じだ。剣一、ぬかるなよっ!
あの狂気を軽んじたときに死ぬぞっ!!」
「ああ、百も承知だ。わかってるぜっ!」
俺とウィリアムは共に死線を潜り抜け、あの狂気の恐ろしさを知っている。自分の方が強いからと言って軽んじるつもりなど毛頭ない。
城壁に取りついた魔物を狩るために他の兵士たちと奮戦していると、エイデン侯爵が声を上げる。
「お二人だけに任せきりになるわけにいくかっ!!
城壁の者共、赤騎士団と替われっ!! 足手まといになるだけだっ!!」
彼の方を振り向くと、いつの間にかエイデン侯爵の周りには100名近くの赤づくめの鎧を着た騎士達が詰めていて、エイデン侯爵の命令通り、城壁の兵士たちと交替しながら防衛任務にあたる。
「剣一様っ! この者たちは、我が軍きっての精鋭部隊。赤拵えの鎧は武勇の証。
敵の寝首を掻くための強襲部隊でありましたが、こうも完全な防衛線ならば、使い道に困ると言う物。
どうぞ、存分にお役に立ててください。」
エイデン侯爵のその言葉に続けて二人の騎士が魔物を弓矢で射りつつ前に出てきた。
「どうもっ! 私の名はデイビッド・カルヴィン。弓と土魔法には少々自信がある赤騎士団の隊長ですっ!
よろしくおねがいしますっ!」
「私の名はワイアット・サイラス。弓と槍と水魔法を得手としていますが、実際は水魔法はヘナチョコな赤騎士団の副隊長ですっ!!」
そう挨拶しながら俺に近づいてきた二人ともかなり正確に魔物を射殺している。只者ではない腕前だ。さすがエイデン侯爵の秘蔵っ子騎士団といったところか。
おまけに俺よりもまだ一回りは背の高い立派な体格をしていた。
また、乱戦極まるこの戦場でも乱れることない精悍な顔つきから、彼らがかなりの修羅場をくぐってきていることも察しが付く。
「ああっ! 二人ともいい腕してる。頼りにするぜっ!」
俺達は100名の精鋭を従えて城壁の防衛に当たる。この赤騎士。全員が物凄く腕が立つ。信頼が出来る連中だ。
「おいっ! 誰か美野里様を・・・・今聖女様を後方へっ!
敵に指一本、触れさせるなよっ!!」
ウィリアムは彼らが信頼できると判断すると、すぐさま指示を出す。
さすが我が永遠のライバル。この窮地にも機転が利き、俺が考えていたことを俺よりも先に実行してくれる。
美野里の安全が確保されれば、俺は全力で戦える。よくやってくれるぜ、全く。
こうして一点突破を試みる魔物群れを俺達は水際で食い止めていたのだが、やがて、その勢いが増してきた。
「剣一っ! 妙だっ!
こいつらやけに勢いがいいっ!!」
俺は城壁を上がり切った敵を切り伏せつつ、ウィリアムの言葉に同意する。
「ああっ! 気のせいじゃないはずだっ!
あれだよ、高崎播磨の天体魔法だっ!!」
俺が剣先で示した方向を見て、ウィリアムも気が付いた。
「シャウシュカ様の防御陣形っ!
それに北西の宿星神メズラ様の攻撃陣形っ!」
ただ一心不乱に突っ込んできているかのように見えた魔物たちだったが、鋒矢陣形の第二陣、第三陣が合流していくうちに城壁の下ではいつしか、部隊が天体魔法をベースにした突破陣形の通りに突っ込んできていた。
「まさかっ! そんなっ!こいつら狂ったように突っ込んできておきながら、こんな陣形を整えるような余裕をもっているなんてっ!!」
デイビッドは驚きの声を上げながら矢を放つ。しかし、その矢は魔物に当たっても皮一枚を傷つける程度で、致命傷を与えるどころか、皮膚の下の筋肉層に達すると外にはじき返されてしまう。
「おまけになんて堅いんだっ!!」
これはマズい。敵の強化が著しい・・・・・。明らかに押され始めている。
それにしても、どうやって敵はこの登るのも危険な壁を登りつつ、冷静に防御陣形を築けるのだっ!?
と、俺が疑問に思った時だった。ウィリアムが気付いた。
「見ろっ! 足場になっている連中の中に明らかに色が違う鎧を着ている連中がいいるっ!
敵はそこで足場になった者たちの中から色を選んで陣形を整えているんだっ!」
ウィリアムの指摘は正しい。魔物たちは今、登らんとする壁の足場になった兵士の体を利用して、目印となる兵士の色を踏み合わせて、それで陣形を形成しているんだ。
よく考えられている。これなら色分け順に足を踏み入れ、その時出来た陣形を崩さずに登り切れば、おのずと天体魔法を利用した陣形が形成されるのだ。
なんともよく考えられたものだ。
城壁の上で防御していた赤騎士団や並の兵士たちは急激に強くなり始めた魔物に混乱し始めた。
混乱は、滅びの道を啓蒙する。
やがて、混乱は臆病心を呼び起こし、兵士たちの攻撃は徐々に弱まっていき、ジリジリと後退を始める。
「下がるなっ! 踏みとどまれいっ!
ここで防御陣形を崩し、敵の侵入を許せば人類は敗北するっ!
命を捨てよっ! 敵を阻止せよっ!!
私もお前たちと共に死んでやるっ!」
臆病風に吹かれた兵士たちに対して、エイデン侯爵が檄を飛ばしながら剣を抜いて魔物に向かっていく。
その姿に心打たれた兵士たちは、再び勇気を武器に敵に立ち向かうのだった。
だが。こんなチャンスを高崎播磨が見過ごすはずはない。否。このチャンスこそ高崎播磨が狙っていたこと。
準備万端に用意を進めてきた彼が、突撃を緩めることなどありえないことだ。
「ものども~~~っ!! 続け~~っ!
今こそ魔王様の宿願叶う時っ! この城を落として、人類を滅ぼす重要拠点とするのだっ!!」
高崎播磨は号令と共に突撃を始め、他の魔物も大声を出して、自分を奮い立たせているのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる