スキル盗んで何が悪い!

大都督

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第53話 疑惑の鬼娘

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 5階層でのデビルオークとの戦闘を無事に終え、自分は下へと降りる道を進む。

「結構急な下り道だな……。あっ、見えてきた」

 6階層へとたどり着くと、その通路は前の5階層とは違い、光を出す壁には苔や光を遮る汚れも付着していなかったおかげか、通路の先まで見える程に明るい場所へとついた。

「ふ~、やっと着いた。しかしここはやけに明るいな。5階層とは比べ物にならない程に明るい、って言うか眩しいくらいかな?」

《ミツ、獣の目を解除して下さい》

「おっと、忘れてた。そりゃ明るいわ」

 アクティブ種である〈獣の目〉をイメージで解除する。
 すると目の前の通路は通常の明るさになったのか、通路は程よいコントラストを出して周囲は見やすくなった。
 同時に〈マップ〉のスキルを目の前に表示した時その先に動く影が見えた。

「えーっと、セーフエリアは何処かなっと。んっ? 人かな? すみませーん!」

 自分の見つけたその人影は、岩場に腰を下ろしたり、壁に背をあずけて何やら話している様にも見えた。
 近くにセーフエリアがあるのだろうと思いその人々に声をかけることにした。

 だがしかし。


「……っ!? えっ、なっ、何で!」

「くっ、来るな。止まれ!」

「えっ?」

 走り駆け寄った自分に対しその男達は驚き。
 そして、手に持つ様々な得物を向けてきたのだ。


「そこを動くな! お前、何処から来た!」

「何処って、あっちから降りてきて来ましたけど?」

「莫迦な! 嘘をつくな!」

「そうだ! お前の言うとおりその方角から来たと言う事なら、あの化物達が居たはずだ!」

「化物? あー、上の階層にいたデビルオークとハイオークの事ですか?」

「そうだ! おっ、お前。そのデビルオーク達の目をどうやって潜り抜けて降りてきた」

「潜り抜けるも何も、そんなのもう居ませんよ? 自分が倒しましたから」

「「「……。」」」

 発言した言葉に眉をしかめる男達。
 男達は目を合わせてコクリと頷くと、得物の先をぐっと突き出し、更に威嚇とばかりに言葉を強くかえしてきた。

「嘘つくなよ餓鬼!」

「俺達でも撤退した程のモンスターだぞ! お前みたいな子供が倒せるわけ無いだろ!」

「俺達を騙そうってか! おいっ、もしかしたら化物が子供に化けてるのかもしれねぇ!」

「大人しくしやがれ!」

「何でそうなるんですかー」

 怒声を上げ、突如として手に持つ槍を振り上げ下ろす先頭の男。


「おりゃ!」

「危ないですって」

「こいつ、ちょこまかちょこまかと避けやがって! 小さい身体だけにすばしっこい奴だ!」

(ち、小さいだと……。)


 男は槍をブンブンと振り回すが、その攻撃は左右上下と単調な攻撃だけに自分はその攻撃に当たる事なく避け続けていた。
 男は見た目通りの小柄な姿に対してその発言をしたのだろう。しかし、自分はその言葉を聞くと同時に振り下ろされた槍をバシッと掴み取った。


「自分はまだ……。 成長期なんです!」

「何っ!」

「フンッ!」

 バンッ!

「ゴハッ!」

 槍を掴まれた事に驚き引き抜こうと男が力を入れたその時。
 自分は言葉と同時に槍と男の両方を持ち上げると、そのまま背後にある壁の方へと一本背負いの要領で背中の方から投げつけた。


「カシム! 野郎餓鬼、とうとう本性出しやがったな! こいつはモンスターが化けてるに違いねぇ! 餓鬼がこんな力出せる訳ねぇんだ! ゲン!」

「おう!」

 ピィぃぃぃ!

(笛?)

 仲間がやられた事に更に激怒する男達、ゲンと呼ばれたスキンヘッドの男は自身の懐から木で出来たホイッスルの用な形の物を出すと、その男は迷う事なくその笛を通路の奥へと向かって鳴らした。

 洞窟内に鳴り響く甲高い笛の音。
 洞窟だけにその音は良く響き、見えない通路の奥にまで響いただろう。


《ミツ、通路奥から数名が此方に近づいて来ます》

(そっか、やっぱり仲間でも呼んだのかな? はぁー、話が伝わる人が来てほしいよ)

 スキンヘッドの男は仲間を呼ぶ為にと笛を鳴らしたが、その後全く動こうともしない自分を見て男は壁に叩きつけられた仲間へと近づいた。

「カシム! カシム大丈夫か! おい、返事をしろ!」

「あっ、その人気絶してますね。大丈夫、背中を強く当てただけですから生きてますよ」

 自分はカシムと呼び続けられている男を鑑定すると状態が気絶と表示されていた。
 不意打ちの様に壁に叩きつけた為に自分も内心ハラハラでの鑑定をしたのだった。


「テメェ! 自分でやっといて、よくもいけしゃあしゃあと言えたもんだな!」

「いや、それに関してはごめんなさい。でも、その人から攻撃仕掛けてきましたし。なにより身体的侮辱は駄目でしょ」

「ぬっ……。」

 突然謝罪と同時に頭を下げた少年。
 後、正論を言われ言葉を無くすしか無かったゲン。

 そこへ、洞窟通路奥から武装をした数人の男女の人達が此方の方へと近付いて来ているのが見えた
 
「トマ! お前ら大丈夫だっちゃ!」

「ライム! あぁ、カシムは気絶してるだけだ。それより手を貸してくれ」

「んっ! 子供っちゃ?」

「いえ、子供に見えますがこいつ、この先の道から降りてきたと。しかも……」

 ゲンはライムと呼ばれた女性にこれまでの事を伝えた。
 話を聞いた女は腕組みをし、自分の前に仁王立ちして冷たい目線で見下ろしてきた。


「おい、お前何者だっちゃ!」

 援軍として駆け寄って来たひときは目立つ女性。

(すっ、凄い格好だな……)

 自分の目の前に立つ女性。
 その女性は他の人達みたいに革鎧や鉄鎧は着てはおらず。
 自身の胸をサラシの様な布物で隠し、獣の革と思われる腰蓑と、それはかなりの薄着の様に見える格好をしていた。
 それよりも他の人達と比べると何だか肌の色が褐色が強い様な気がした。

(いきなり戦わずに話を持ちかけてくるとは。この人は話せるな)

「改めて初めまして。自分はミツと申します、駆け出しですが冒険者をやってます。そちらのお仲間には失礼な事をしてしまった事は謝罪します。改めてすみませんでした」

「ふむ、ミツっちゃか……。お前冒険者と言ったちゃね。なら、冒険者カードを見せるっちゃ」

「はい、それで信じてもらえるなら」

 首にかけているギルドカードを外しライムへと渡した。

「えっ!」

「ライム、どうした?」

「こっ、これは間違いなくお前のっちゃ?」

 受け取った冒険者カードを見て驚くライム。
 そのギルドカードはブロンズランク証明の青銅ではなく、アイアンランク冒険者証明であるカードを見せたからだろう。
 
「はい、ライアングルの街の冒険者ギルドのエンリエッタさんから直接頂きました」

 ライムはギルドカードを改めて見た後、自分へとギルドカードを返してきた。
 驚き顔だったライム……。ふーっと一息後にまた腕組みをすると話かけてきた。

 自分は内心ホッとため息をし、返してもらったギルドカードを首へとかけ直した。

 しかし……。

 サラシを巻いた状態でも腕組みをすると胸は寄るんだと、目の前で証明された事に内心驚いた。

 ふーとひと一息入れた後にライムは自分に質問をかけてきた。


「そうだっちゃか。解った、話をしても良いっちゃ?」

「どうも。はい」

「お前、この先から来たと言うのは本当だっちゃか?」

「はい、来ました」

「上にいた化物を倒したって言うのは本当っちゃ?」

「はい、倒しました」

「お前一人っちゃ?」

「はい、今は別々になってますけど、この先のセーフエリアで合流する事になってます」

「……。 誰か上の様子を見てきてだっちゃ」

「えっ! そんなライム、信じるのかよ!」

「ゲン、お前の潜伏ならもし居ても見つからないっちゃ。頼むっちゃ」

 ライムの言葉に頷き駆け出すゲン。
 
 その後、自分が変な動きをしないようにと思ったのだろう、ライムと他の皆は自分を囲む形を取っていた。
 だが、何をする訳でもない自分はそのままその場を動こうともしなかった為に、皆は様子を見に行ったゲンを待つ間の沈黙の時間を通すしか無かった。
 暫しすると急ぎ走って帰ってくるゲンの姿が見えてきた。

「ライムさん!」

「どうだったっちゃ!?」

「はぁ……はぁ……はぁ……。はい、それが」

 肩で息をするゲンは自身が見て来たその詳細をライムとその場にいる皆に伝えた。
 するとその場にいる皆は顔を合わせ驚きの声を上げる者や、まさかと自身も恐る恐ると5階層の様子を見に走って行く者と現れた。

「ミツだったか? お前の言ったとおり確かにオーク達は居なかったみたいだっちゃ」

「信じてもらえましたか。では、自分はこれで……」

「でも、お前が倒したって言う証明にはならないっちゃ。今ならその冗談も本当の事を言うなら流すっちゃ。さぁ! あの化物達は何処に行っただっちゃ!?」

 一言残して先にあるセーフエリアへとライムの横を通って行こうとした時。
 自分が先に進むのを止めるかの様に、ライムは自分の肩を掴んだ

「証明ですか……。じゃ、これ」

 これ以上足止めされるとプルン達が先に戻ってしまう事を避ける為にと、アイテムボックスから倒したデビルオークの体の一部を見せた。


「「「「!」」」」

「これで良いですか」

 デビルオークの亡骸を見たその瞬間、その場の全員が凍りついたかの様に動きを止め絶句した。


「あっ……うっうん。解ったっちゃ、色々疑って悪かったっちゃ……」

「いえいえ。それより、えーと……」

「あぁ、ゴメンっちゃ。一方的に聞いてばかりで名乗って無かったっちゃね。うちはライムだっちゃ」

「ありがとうございます。ライムさん、セーフエリアはこの先で間違いないですか?」

「ライムでいいっちゃ。同じアイアンランク仲間だっちゃ」

「「「えええ!」」」

 ライムの言葉に今度は声をあげる皆だった。

「ここが6階層のセーフエリアですか。あれ? ライムさんって?」

「んっ? ミツは鬼人族を見た事無いっちゃか?」

「鬼人族?」

 セーフエリアに着くとその場の明かりは更に強く、ライムの姿を鮮明に明るく照らしていた。
 その為やはり少し強めの褐色の肌は勘違いではなく、全身が褐色では無く茜色に染まっていたのだ

《鬼族。南方に生息するとても温厚な性格をしております。但し鬼族特有の高い攻撃力や一部では魔力を扱う者も居ます》

「はい、初めて見ました」

「この辺じゃ珍しいだっちゃ?」

「いや、離村でも俺は見たことあるぜ?」

「あっ、すみません。自分は旅をしてるので偶々見かけなかっただけなのかもしれません」

「そうかっちゃ、気にしなくてもいいだっちゃよ」

「ところでもう一つ質問良いですか? アレ何ですか」

 自分が指をさしたのは少し隅に積められたモンスターの亡骸であった。

「あはは……。あれはうちらが食べたエイバルっちゃ」

「エイバル? 何処かで聞いた名前……」

「エイバルはこの階層に出てくる亀型のモンスターだっちゃ」

「へー、亀ですか」

「ところでミツは仲間がいるっちゃよね? その中に魔術士か治療士はいるっちゃか!?」

 ライムは先程の軽い口調とは違い、真面目な表情と口調で自分に話しかけてきた。
 その言葉を聞いてか周りの人達も言葉に耳を傾けている。


「はっ、はい。自分の仲間に二人。あと別のパーティーに何人か、後じぶ……」

「やった! これで帰れるっちゃ!」

「「おおぉぉぉ」」

 自分の言葉に話を切るかのようにその場の皆は突如として喜びとばかりに歓喜の声を上げだした。


「えっ? えっ? ライムさん、どうされたんです?」

「あぁ、ゴメンっちゃ。実はうちらのパーティーにはその……。魔術士と治療士。もとい、魔力を持つ奴が今は居なくて転移の扉が使えなかったっちゃ。そのせいで転移の扉が使えなくて、5日程他の冒険者が来るのをここで待ってて……」

「居ない? 死んじゃったんですか……」

「違うっちゃ、違うっちゃ。ちゃんと生きてるっちゃよ!」

 自分の申し訳なさそうな声にライムは自身の両手を前にブンブンと振り、事の説明をし始めた。

「えっ!? じゃー、今何処に?」

「……。そ、外に……」

「えっ?」

 5日前。
 ライム達は外に出る為にと、転移の扉を開けた時だった。
 ライムが扉前の段差に躓き、その時に扉を開けた治療士を押してしまい、先に扉の中へと入れてしまったそうな。
 その為、押された治療士が先に転移してしまったの事。
 転移の扉は開けた人が入ると扉はしまってしまい、転移の効果は消えてしまう。
 その為ライム含む数人がここのセーフエリアに取り残された状態だったと言う。


「そっ、それは災難でしたね……」

「食料とかも尽きた時に帰ろうとした時だったからよ、マジでその時は血の気が引いたぜ」

「悪かったっちゃ! 帰ったら飯奢るから許すだっちゃ!」

「当たり前だ! あんな味付けもない亀肉焼いた物を5日も食わされてたんだ! 帰ったら酒場で奢れよな!」

「ううっ……」

「あはは……皆さんお腹空かれてますか? 自分今から仲間が来るまでにお昼の用意をするのでご一緒にいかがですか?」

「えっ!」

「良いのか!」

 喜びだす面々、だがその中でライム含む数人は何故かばつの悪そうな表情を浮かべていた。

「おい、ライム……」

「……。」

「あれ? ライムさん達も食べますよね?」

「いいっちゃ!? うちらを鬼人族も何人か居るっちゃよ?」

「えっ? それが何か問題でも? お腹空いてるなら人も鬼も関係ありませんよ」

 そう言ってニコッと笑顔を送るとライムとその面々は驚き、喜びに声を上げていた。

(鬼差別でもあるのかな? でも、見た目の肌色気にしなかったら普通の人にも見えるけど。あと頭から出てる小さな角かな? 触ったら婚約かな?)

 元々ゲームのファンタジー世界では様々なキャラクターをプレイヤーが操作するだけに違和感なく対応できたのだ。


「ミツ、お前って奴は……。」

「坊主、何でもいい! 頼む、何か食わせてくれ」

「もう生臭い亀の肉は勘弁だったんだ」

「はっ、はい。では肉より野菜やパンが良いですかね」

「ミツ! うちも手伝うっちゃよ」

「ありがとうございます」

「おっしゃ! 火は俺が起こしてやる!」

「はい、お願いします」

(火なら自分でも起こせるけど、せっかくの申し出を断るのも悪いかな。さて、考えたら自分ってあんまり料理のレシピって知らないんだよね。前の豚汁は簡単だから覚えれてたけど、どうしようかな。また、サンドイッチでも作るか?)

「ライムさん達は食べれない物とかありますか?」

「うちは何でも大丈夫だっちゃ!」

「俺達も大丈夫だぜ!」

 皆は久々の亀の肉以外の物にありつけると、テンションも高めに返事を返してくれた。


「ははっ、はい。ではライムさんはこの野菜を切って下さい。 トマさんは起こした火で自分が下拵えした肉と魚を焼いて下さい」

「魚!? お前そんなものまで持ってるのか! ってか腐ってないだろうな……」

「大丈夫ですよ、新鮮ですから」

 自分のアイテムボックスは他の物が持つアイテムボックスとは違い、その中は時間の流れがない。
 その為、熱い物はどれだけ時間が過ぎろうと入れた時の熱さのまま出てくるし、野菜や肉も腐食する事は無い。
 更には、持つアイテムボックスは創造主であるシャロットの贈り物でもある。
 時間停止の効果だけでは無く、食料に限ってはイメージする物を取り出す事が可能となっている。
 使用条件と言えば、一つの食材を取り出すのに自分自身のMPを消化するぐらいだろう。

 ミツが取り出したのは下処理が簡単な川魚の鮎。
 取り出した魚は泥を吐き出させることも無いので鱗と内臓を取り次々と串に刺していった。

「おぉ、何だこの魚は! 腐敗臭が全然しねぇ!」

「さっ、どんどん進めますよ! 」

 今回作った物は。

 鮎の塩焼き 1人2匹(串は矢使用)
 ホットドッグ 制限なし
 肉入り野菜炒め 大皿3皿
 野菜たっぷりコンソメスープ 制限なしの飲み放題で完成! さぁ、おあがりよ。

 魚はを焼く時間もかかることで数を制限したが、他の料理は挟んだだけのホットドッグ、鍋に調味料と野菜を纏めて炒めた野菜炒め、鍋には水と野菜とコンソメの元を入れ、塩コショウで味を整えた簡単スープだ。

 料理も完成し、自分のアイテムボックスから取り出されたテーブルを並べその上にと作った料理を次々と並べていく。


「うわー! 美味しそうだっちゃ!」

「まさかこんな処でこんな飯にありつけるなんて!」

「坊主! いや、ミツ! ありがとよ!」

「いえ。まだまだ作りますので沢山食べてください」

「頂くっちゃ!」

 自分の言葉を聞いて一同は目の前の料理を両手に持ち、齧り付こうとしたその時だった。
 

「「ミツ!」」

「ミツ君!」

 洞窟通路側から肩で息をしながら先頭にプルンとリッコ、その後ろをリックを背負っているリッケがいた。
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