82 / 288
第十章 対抗戦 予選
第82話 チュートリアル:でかいきんのたま
しおりを挟む
会場のエントランスに入るとカメラを構えた取材陣が数社俺たちを待ち構えていた。
一応予選インタビューは無しの決まりだけどカメラで撮影する分には学園は許してるらしい。現に俺たちが入ってきた瞬間にカメラが一斉にレンズを向けた。
俺はと言うか、普通の人は取材陣のカメラを向けられるの慣れてない。
「イエーイ!」
「がんばりまーす!」
「お前は応援だけだろ大吾……」
俺の周りに一部例外は居たのは知っていたけど。
「「がんばります!」」
まさか陰キャのモブ男くんモブ子さんたちも乗り気だったとは……。俺だけか、半目で手も振らない映し甲斐の無い奴は。
「あ」
カメラマンの中に見覚えのある人たちがいると思ったら、いつかのビーチで俺が助けた人たちがいた。向こうも俺を意識してるのか目が合った。とりあえず小さくピースでもしておこう。
他のクラスは既に割り当たられた控室に移動した様だった。俺らが最後なのはトイレ行く人が多かったからだろう。俺もその一人だ。
「さて、チームごとに分れてくれたな」
俺たちBクラスは総員16人。大吾が出場できないから15人。他のクラスも似たり寄ったりの人数で、大人の事情で三人一組のチームで行われる。
Bクラスは5チームの出場だ。一応俺と瀬那、月野が同じチーム。他のチームは近距離、中距離、遠距離とバランスよくなってるのに、俺らは近接二人に中距離が一人という何とも言えないバランスだ。
「もうすぐ配置に着けと放送されるがその前に一つ、俺から忠告がある」
阿久津先生がまた何かお言葉をくれるらしいけど、先生の隣で我が物顔してラーメン屋顔負けみたいに腕組んでる大吾は何なんだろう。
「君たちは着実に力を増してきたけど、それは相手も同じだ。油断するなよ」
「「はい!」」
みんな元気よく声を張って叫んだけど、俺は目をつぶってうんうん言ってる大吾から目が離せなかった。
「あーそれと、応援団団長の梶くん」
「え!? なんスかそれ……」
「みんなに一言エールを」
急な無茶ぶり。俺だったらキョドリまくってしどろもどろになってるところだが、陽キャの大吾は驚きこそしたけどすぐに我に返り、笑顔で俺たちにこう言って来た。
「勝たないと人権ないんで」
物議をかもしそうな言葉だった。あの清々しいまでの笑顔を正直殴りたかった。
B-5。それが俺らのチーム番号だ。それを認識してくれるのは配られたリストバンド。
「緊張するね!」
「その割には言葉が弾んでいるな」
「ニシシぃ、鍛えてきましたから!」
クラスメイトが続々と渦巻く膜を張っているゲートの中を通っている。このゲートはリストバンドに反応し、予め決められた場所に転移してくれる優れものだ。
え!? 急にSFチックに!? 凄い技術だ!!
となるのは分るけど、もうツッコミをするのはお腹いっぱいだ。ハイハイ超技術超技術ワロタって感じ。
一応この技術はこの会場限定で使われてるらしい……。そう表立って公表されてる。
あと数組で俺らの番と言うところで、俺に向けられた視線を感じた。
右を見ると少し遠くの方でソファに座り、ディスプレイで観戦できる所に数人。
左を見れば同じくソファに座り数人が俺らを見ていた。
「……見られてるなぁ」
「ああ、一年の後輩と三年の先輩だ」
もうチーム戦は終わってるのにこうして残ってるという事は……。
「もしかして応援してくれるのかな! ヤッホー」
「こら手を振るのやめなさい。アレは俺たちの力を見定めに来たんだって」
「一応手を振ってくれてるし、普通に応援しに来てるのでは?」
「陰キャの俺にはわかる。後輩も先輩も一癖二癖ある超個性集団だって相場が決まってんだよ!」
後輩に銀髪が一人、先輩に金髪が一人、俺の見立てじゃこの二人が別格で強いと思う。つか知ってるし。
後輩の銀髪くんは超クール系イケメンで冷たい眼差しが素敵なんだと女子の間で話題に。
先輩の金髪さんは日本人とアメリカ人のハーフでバリバリのイケメン。甘いマスクが素敵なんだと女子の間で話題に。
しかも二人とも際立って強いという主人公っぷりだ。
ん? なんで陰キャの俺が知ってるかって?
僻みに決まってんだろ!! 悪いか!? 俺はな、自覚イケメンが女の子侍らせてるのと低パーセンテージで崖狩りされるのが大っ嫌いなんだよ!? 分かるか俺のこの気持ち!
あいつら毎日ハーレム生活でエブリデイ交尾ライフおくってるんだぞ!!(キモオタ妄想)
クソっ、イケメンが眩しすぎて――
「アタシあっちのシルバーな後輩と向こうのゴールド先輩に声かけられた事あるよ?」
「……? ……は?」
え、なにそのカミングアウト……。瀬那に声かけたのかあの二人。俺が居ない時見計らって声かけたのか瀬那に。
「おい萌。なんか怖いぞ」
俺の彼女なんだけど?
「目が怖いね……。別に変な事言われて無いケド」
瀬那は俺の彼女なんだけど?
え、なに? 男子二割に女子八割な感じなのに。ハーレム形成してるのにまだ足りないと?
ははーん♪
「ちょっと挨拶してくるわ」
「あいさつ? ちょっと萌! もうすぐ入るんだけど!」
「……まぁ大丈夫だろ」
慌てた声で俺に喋りかけてきた瀬那に少しだけと指でサイン。そのまま先輩方の所に歩きはじめる。
俺の突飛な行動に向こうは俺に聞こえない程度で話し合っている。と思っていると、代表者として金髪先輩がこちらに歩いて来た。
「西園寺先輩ですよね! お会いできて光栄です!」
「ハハ、二年生で有名な花房くんが僕を知ってるなんて……。こちらこそ嬉しいよ」
お互いに挨拶し握手を交わす。
「後ろの皆さんも含め、勝ち残ったんですよね」
「うん。他のチームが手強くて辛勝って感じだけどね。勝てたのはみんなのおかげだよ」
イケメンが笑えば風が吹くとかアニメかよ。欧米寄りのハーフ顔がまた眩しい。
「俺らも勝ち残れるように応援、よろしくお願いします!」
「長くは居られないけど、みんなで応援するね。キミならいい結果を残せるよ」
「ありがとうございます! あ、それとぉ」
「うん?」
笑顔でコソコソ話に持っていき――
「俺の彼女に手を出したら……、先輩のきんのたま……二つまとめて一万で売っちゃうんで……」
「……そ、そうか。勘違いだと思うけど僕は別に――」
「ああいいんですよぉハハハー。応援よろしくお願いしますね! では!」
先輩に別れを告げ、次は後輩のもとへ。
「やっぱイケメンだなぁ」
笑顔で瀬那と月野を通り過ぎる。
「大丈夫じゃない気がする……」
「いや大丈夫だろ」
二人が何か言ってるけどとりあえず聞こえないふりして無視。
さっきの先輩への挨拶を見たからなのか、イケメン後輩が既に同じような位置で待っていた。
「花房センパイ……どうも……」
「氷室くんだよね!」
なぜか綺麗なお辞儀をされたけど、手を伸ばして握手の催促。
「まさか一年で有名な氷室くんが俺の事知ってたなんてぇ、嬉しいなぁ!」
「別に有名じゃ……。俺の事センパイが知ってたなんて、嬉しいです」
握手!
なんでも銀髪になったのは強すぎる氷結スキルの影響らしい。さらにイケメンと来たもんだから非の打ち所がない。
「君たちも勝ち抜いたのかな」
「はい。センパイがこっちのゲートに来るって聞いたんで……応援しに来ました」
「ありがとな氷室くん。精一杯頑張るよ! ああそれとぉ」
「?」
笑顔でコソコソ話に持っていき――
「俺の彼女に手を出したら……、君のでかいきんのたま……二つまとめて四万円で売っちゃうかも……」
「……センパイ。朝比奈センパイに声をかけたのは萌センパイと仲良く――」
「ああいいよぉーハハハー。っじゃ! 応援よろしくぅ!」
そう言い残してチームのもとへ戻った。
「よし! 先輩も後輩も応援してくれるし、絶対に勝つぞお!」
「おー! って萌、何か言ったの? 二人とも青い顔してたけど……」
「……まぁ大丈夫だろ」
瀬那にピースしてそのままゲートへ。
機械が起動し、視界が曲がりくねり気づけば転移が完了していた。
一応予選インタビューは無しの決まりだけどカメラで撮影する分には学園は許してるらしい。現に俺たちが入ってきた瞬間にカメラが一斉にレンズを向けた。
俺はと言うか、普通の人は取材陣のカメラを向けられるの慣れてない。
「イエーイ!」
「がんばりまーす!」
「お前は応援だけだろ大吾……」
俺の周りに一部例外は居たのは知っていたけど。
「「がんばります!」」
まさか陰キャのモブ男くんモブ子さんたちも乗り気だったとは……。俺だけか、半目で手も振らない映し甲斐の無い奴は。
「あ」
カメラマンの中に見覚えのある人たちがいると思ったら、いつかのビーチで俺が助けた人たちがいた。向こうも俺を意識してるのか目が合った。とりあえず小さくピースでもしておこう。
他のクラスは既に割り当たられた控室に移動した様だった。俺らが最後なのはトイレ行く人が多かったからだろう。俺もその一人だ。
「さて、チームごとに分れてくれたな」
俺たちBクラスは総員16人。大吾が出場できないから15人。他のクラスも似たり寄ったりの人数で、大人の事情で三人一組のチームで行われる。
Bクラスは5チームの出場だ。一応俺と瀬那、月野が同じチーム。他のチームは近距離、中距離、遠距離とバランスよくなってるのに、俺らは近接二人に中距離が一人という何とも言えないバランスだ。
「もうすぐ配置に着けと放送されるがその前に一つ、俺から忠告がある」
阿久津先生がまた何かお言葉をくれるらしいけど、先生の隣で我が物顔してラーメン屋顔負けみたいに腕組んでる大吾は何なんだろう。
「君たちは着実に力を増してきたけど、それは相手も同じだ。油断するなよ」
「「はい!」」
みんな元気よく声を張って叫んだけど、俺は目をつぶってうんうん言ってる大吾から目が離せなかった。
「あーそれと、応援団団長の梶くん」
「え!? なんスかそれ……」
「みんなに一言エールを」
急な無茶ぶり。俺だったらキョドリまくってしどろもどろになってるところだが、陽キャの大吾は驚きこそしたけどすぐに我に返り、笑顔で俺たちにこう言って来た。
「勝たないと人権ないんで」
物議をかもしそうな言葉だった。あの清々しいまでの笑顔を正直殴りたかった。
B-5。それが俺らのチーム番号だ。それを認識してくれるのは配られたリストバンド。
「緊張するね!」
「その割には言葉が弾んでいるな」
「ニシシぃ、鍛えてきましたから!」
クラスメイトが続々と渦巻く膜を張っているゲートの中を通っている。このゲートはリストバンドに反応し、予め決められた場所に転移してくれる優れものだ。
え!? 急にSFチックに!? 凄い技術だ!!
となるのは分るけど、もうツッコミをするのはお腹いっぱいだ。ハイハイ超技術超技術ワロタって感じ。
一応この技術はこの会場限定で使われてるらしい……。そう表立って公表されてる。
あと数組で俺らの番と言うところで、俺に向けられた視線を感じた。
右を見ると少し遠くの方でソファに座り、ディスプレイで観戦できる所に数人。
左を見れば同じくソファに座り数人が俺らを見ていた。
「……見られてるなぁ」
「ああ、一年の後輩と三年の先輩だ」
もうチーム戦は終わってるのにこうして残ってるという事は……。
「もしかして応援してくれるのかな! ヤッホー」
「こら手を振るのやめなさい。アレは俺たちの力を見定めに来たんだって」
「一応手を振ってくれてるし、普通に応援しに来てるのでは?」
「陰キャの俺にはわかる。後輩も先輩も一癖二癖ある超個性集団だって相場が決まってんだよ!」
後輩に銀髪が一人、先輩に金髪が一人、俺の見立てじゃこの二人が別格で強いと思う。つか知ってるし。
後輩の銀髪くんは超クール系イケメンで冷たい眼差しが素敵なんだと女子の間で話題に。
先輩の金髪さんは日本人とアメリカ人のハーフでバリバリのイケメン。甘いマスクが素敵なんだと女子の間で話題に。
しかも二人とも際立って強いという主人公っぷりだ。
ん? なんで陰キャの俺が知ってるかって?
僻みに決まってんだろ!! 悪いか!? 俺はな、自覚イケメンが女の子侍らせてるのと低パーセンテージで崖狩りされるのが大っ嫌いなんだよ!? 分かるか俺のこの気持ち!
あいつら毎日ハーレム生活でエブリデイ交尾ライフおくってるんだぞ!!(キモオタ妄想)
クソっ、イケメンが眩しすぎて――
「アタシあっちのシルバーな後輩と向こうのゴールド先輩に声かけられた事あるよ?」
「……? ……は?」
え、なにそのカミングアウト……。瀬那に声かけたのかあの二人。俺が居ない時見計らって声かけたのか瀬那に。
「おい萌。なんか怖いぞ」
俺の彼女なんだけど?
「目が怖いね……。別に変な事言われて無いケド」
瀬那は俺の彼女なんだけど?
え、なに? 男子二割に女子八割な感じなのに。ハーレム形成してるのにまだ足りないと?
ははーん♪
「ちょっと挨拶してくるわ」
「あいさつ? ちょっと萌! もうすぐ入るんだけど!」
「……まぁ大丈夫だろ」
慌てた声で俺に喋りかけてきた瀬那に少しだけと指でサイン。そのまま先輩方の所に歩きはじめる。
俺の突飛な行動に向こうは俺に聞こえない程度で話し合っている。と思っていると、代表者として金髪先輩がこちらに歩いて来た。
「西園寺先輩ですよね! お会いできて光栄です!」
「ハハ、二年生で有名な花房くんが僕を知ってるなんて……。こちらこそ嬉しいよ」
お互いに挨拶し握手を交わす。
「後ろの皆さんも含め、勝ち残ったんですよね」
「うん。他のチームが手強くて辛勝って感じだけどね。勝てたのはみんなのおかげだよ」
イケメンが笑えば風が吹くとかアニメかよ。欧米寄りのハーフ顔がまた眩しい。
「俺らも勝ち残れるように応援、よろしくお願いします!」
「長くは居られないけど、みんなで応援するね。キミならいい結果を残せるよ」
「ありがとうございます! あ、それとぉ」
「うん?」
笑顔でコソコソ話に持っていき――
「俺の彼女に手を出したら……、先輩のきんのたま……二つまとめて一万で売っちゃうんで……」
「……そ、そうか。勘違いだと思うけど僕は別に――」
「ああいいんですよぉハハハー。応援よろしくお願いしますね! では!」
先輩に別れを告げ、次は後輩のもとへ。
「やっぱイケメンだなぁ」
笑顔で瀬那と月野を通り過ぎる。
「大丈夫じゃない気がする……」
「いや大丈夫だろ」
二人が何か言ってるけどとりあえず聞こえないふりして無視。
さっきの先輩への挨拶を見たからなのか、イケメン後輩が既に同じような位置で待っていた。
「花房センパイ……どうも……」
「氷室くんだよね!」
なぜか綺麗なお辞儀をされたけど、手を伸ばして握手の催促。
「まさか一年で有名な氷室くんが俺の事知ってたなんてぇ、嬉しいなぁ!」
「別に有名じゃ……。俺の事センパイが知ってたなんて、嬉しいです」
握手!
なんでも銀髪になったのは強すぎる氷結スキルの影響らしい。さらにイケメンと来たもんだから非の打ち所がない。
「君たちも勝ち抜いたのかな」
「はい。センパイがこっちのゲートに来るって聞いたんで……応援しに来ました」
「ありがとな氷室くん。精一杯頑張るよ! ああそれとぉ」
「?」
笑顔でコソコソ話に持っていき――
「俺の彼女に手を出したら……、君のでかいきんのたま……二つまとめて四万円で売っちゃうかも……」
「……センパイ。朝比奈センパイに声をかけたのは萌センパイと仲良く――」
「ああいいよぉーハハハー。っじゃ! 応援よろしくぅ!」
そう言い残してチームのもとへ戻った。
「よし! 先輩も後輩も応援してくれるし、絶対に勝つぞお!」
「おー! って萌、何か言ったの? 二人とも青い顔してたけど……」
「……まぁ大丈夫だろ」
瀬那にピースしてそのままゲートへ。
機械が起動し、視界が曲がりくねり気づけば転移が完了していた。
140
あなたにおすすめの小説
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~
仮実谷 望
ファンタジー
ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。
ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。
ガチャ好きすぎて書いてしまった。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
クラスまるごと異世界転移
八神
ファンタジー
二年生に進級してもうすぐ5月になろうとしていたある日。
ソレは突然訪れた。
『君たちに力を授けよう。その力で世界を救うのだ』
そんな自分勝手な事を言うと自称『神』は俺を含めたクラス全員を異世界へと放り込んだ。
…そして俺たちが神に与えられた力とやらは『固有スキル』なるものだった。
どうやらその能力については本人以外には分からないようになっているらしい。
…大した情報を与えられてもいないのに世界を救えと言われても…
そんな突然異世界へと送られた高校生達の物語。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる