囚われの身 ~異世界で大暴走~

furuya

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人生の始まり

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青春。
一言で表すととても簡単であるが、人生の中でこの頃が一番楽しいのではないだろうか。
青春というと様々なドラマがある。
大切な人を見つけ、共に笑い、共に乗り越えていくドラマが。
しかし、そんなドラマになるにはある意味運がなくてはいけないと思う。
そう、僕にとっては。


佐藤駿は人と同じことが嫌いだ。
人と同じことをすることが。
ある意味ぼっちになるような性格である。
そのため小学校ではいつも一人であった。
外で、みんなでサッカーをしたりドッジボールをしたりすることはなかった。
しかしただ一つ、熱中していることがあった。
それは本を読むことだ。
昔から本が好きだった駿は、毎日毎日本を読んでいた。日本文学、外国文学、エッセイなど様々なジャンルを読んだ。
しかし、読むうちに駿の中ではある一つの思いがこみ上げてきた。
それは、読むだけでなく自分で物語を作りたい。
という思いだ。
それからというもの駿はより一層読書に明け暮れる毎日になっていった。時の流れは早く、そのまま小学校を卒業し、また月日が流れ中学校の3年になった。
今でも相変わらず読書ばかりし、友達もあまりいない、ジミーズであった。
そんな駿に転機が訪れる。


      ピピピピピピピピピピ、、、、、
7時、いつも通りにアラームが鳴り響く。
「うーーー、、、あとちょっと、、、」
駿は寝言を言いながらアラームを止める。
重いまぶたを開いた。
「、、朝か、、、」
メガネを探しながら布団からのそのそと起き上がる。
「メガネメガネ、、、、」
むにゅ。
なんだ。柔らかいのがある。
 こんなのなんかあってっけな、、、と感じながらもメガネがないのでわからない。
そのまま触ってると、
「くすぐったいです~、、、」
なんか聞こえた。
いや待て、なんか聞こえた。
可愛い声が。
いやいや俺一人だよ。
まさか俺の声、俺が言った!?いくら寝ぼけてるといえどもそんな声は出せないよ、、、
駿はメガネを見つけ恐る恐るかけた。
そこには衝撃的な光景が広がっていた。
駿の布団にくるまりスヤスヤと寝息を立てて寝ている女の子。それも髪が青色ショートカットヘアであった。
は?、、、、、、、
なにこれ、、、、、
てか誰?、、
頭が混乱する。まさか、、、、
「柔らかかったものって、、、、、」
駿は知らず知らずのうちに犯罪を犯していた。
ともかく、起きてもらわなければ布団がかたづけられない。
「す、、、スミマセーン。あの~起きてください、、、、」
なかなか起きない。
こうなったら、、、
恐る恐る体をゆすろうとする。
その時、やっと今起きた少女と目があった。
そして彼女はこう言った。

「エッチ、、、変態、、なのです」

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