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「ただいま~」
「「レミュ!!」」
私が転移で帰ってきた瞬間お父様とお母様が抱きついてきた。
「今まで…どこに…行って…」
「精霊界です」
「精霊…界…?」
「ちょっと厄介な人に捕まってました」
お兄ちゃん…ほんとめんどくさい
ブラコンって言うんだよね?
こういうの
「まぁや~?」
「むにゃぁぁぁぁ!!」
私は後ろから抱き上げられて悲鳴をあげた。
「お兄ちゃんっ!!離してっ!!」
「まぁや。勝手に抜け出しちゃダメでしょ?」
「やだやだ~!!私はここで暮らすの~!!」
「ダメ。まぁやはお兄ちゃんのところに来るの。分かった?」
「分かんにゃい~!!」
私はなんとかお兄ちゃんの腕から抜け出せないか試みたが…全く抜けられなかった。
「「そ…創造主…様」」
「ん?…これが今の親?頼りなさそう」
「そんなこと言うなぁぁぁ!!確かにお父様もお母様も親ばかだけど!!」
「「親ばか!?」」
「あ…や…その…えっと…ごめんなさいっ!!」
私は即座に謝った。
「まぁや。帰るよ」
「やだっ!!」
「我が儘になったね?まぁや」
「おもちゃもぬいぐるみも全部いらないからここにいさせて!!」
「まぁや…」
あ
諦めたかな?
「何がなんでも連れていくよ」
「みにゃぁぁ!!諦めてなかっちゃぁぁ!!」
私はまたお兄ちゃんの腕の中で暴れた。
「…お兄ちゃん…」
「ん?」
「…まぁや…お兄ちゃんのところ…行かない」
「……まぁや?」
「まぁや…もうお父さんとお母さんを失くしたくない。いいでしょ?」
「…分かった。でも成人したらこっちに来るんだよ?」
「それもやだ」
「…じゃあ今から…」
「後にするっ!!」
「「レミュ!!」」
私が転移で帰ってきた瞬間お父様とお母様が抱きついてきた。
「今まで…どこに…行って…」
「精霊界です」
「精霊…界…?」
「ちょっと厄介な人に捕まってました」
お兄ちゃん…ほんとめんどくさい
ブラコンって言うんだよね?
こういうの
「まぁや~?」
「むにゃぁぁぁぁ!!」
私は後ろから抱き上げられて悲鳴をあげた。
「お兄ちゃんっ!!離してっ!!」
「まぁや。勝手に抜け出しちゃダメでしょ?」
「やだやだ~!!私はここで暮らすの~!!」
「ダメ。まぁやはお兄ちゃんのところに来るの。分かった?」
「分かんにゃい~!!」
私はなんとかお兄ちゃんの腕から抜け出せないか試みたが…全く抜けられなかった。
「「そ…創造主…様」」
「ん?…これが今の親?頼りなさそう」
「そんなこと言うなぁぁぁ!!確かにお父様もお母様も親ばかだけど!!」
「「親ばか!?」」
「あ…や…その…えっと…ごめんなさいっ!!」
私は即座に謝った。
「まぁや。帰るよ」
「やだっ!!」
「我が儘になったね?まぁや」
「おもちゃもぬいぐるみも全部いらないからここにいさせて!!」
「まぁや…」
あ
諦めたかな?
「何がなんでも連れていくよ」
「みにゃぁぁ!!諦めてなかっちゃぁぁ!!」
私はまたお兄ちゃんの腕の中で暴れた。
「…お兄ちゃん…」
「ん?」
「…まぁや…お兄ちゃんのところ…行かない」
「……まぁや?」
「まぁや…もうお父さんとお母さんを失くしたくない。いいでしょ?」
「…分かった。でも成人したらこっちに来るんだよ?」
「それもやだ」
「…じゃあ今から…」
「後にするっ!!」
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