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「服屋さん!!」
「分かったわ。時間がかかってしまうけれど…それでもいい?」
「いいっ!!」
私はまた走って自分の部屋に戻った。
「きゃっ!!」
で…勢い余って転けた。
「うぅ…痛いよ…」
「まぁや!!」
お兄ちゃんがすぐに抱き起こして服についた汚れなどを叩き落とした。
「大丈夫?痛いの痛いの飛んでけ~」
「…お兄ちゃんの方が痛い」
ある意味ね
ある意味
友達が教えてくれたから知ってるんだよ?
ちゅーにびょー
って言うんだよね?
…あれ?
お兄ちゃん高校生だから違うのかな?
「「「姫様!!」」」
「あ。精霊王×3」
「扱いが酷くなった!!」
「…姫様…大丈夫?」
「間に合わなかった…」
「大丈夫。もう痛くないよ?」
私はお兄ちゃんに離してもらって自分で立った。
「ね?」
だって…機嫌取らないと…
「でも…姫様…泣いた」
「…俺らの…せいだよな」
「もっと早く動いていれば…」
や…やばい
私はバッと窓の外を確認した。
外が…暗い
やばいやばい
このままじゃ…
嵐になる!!
「だ…大丈夫だから!!ね?ね?」
「姫様…優しい」
「でも責任はとる!!」
「てことで姫様。僕達のお嫁さんに」
プチッ
「…あ?」
「「「創造主様。すみませんでした」」」
お兄ちゃんがキレた…
せっかく一瞬晴れたのに!!
また曇った!!
私は窓の外を見てあわあわしていた。
せ…精霊王の感情って…その…使役しているところに直接伝わるから…
今ここにいるのは…
闇、炎、元素
…だね
やばい!!
元素はやばい!!
前に私が大泣きした時に空気が…火花が!!
バチバチって!!
「お兄ちゃん!!」
「ん?」
「くまちゃんのお着替え手伝って!!」
とりあえず意識を他に!!
私はくまちゃんのリボンを結んだ。
多少…ぎゅって首が閉まったのは気のせい…のはず
「もうちょっと緩めよっか」
直された…
しかもお兄ちゃんの方が上手い…
私の…リボン結びしたのに…縦になってる
お兄ちゃんに…負けた
「分かったわ。時間がかかってしまうけれど…それでもいい?」
「いいっ!!」
私はまた走って自分の部屋に戻った。
「きゃっ!!」
で…勢い余って転けた。
「うぅ…痛いよ…」
「まぁや!!」
お兄ちゃんがすぐに抱き起こして服についた汚れなどを叩き落とした。
「大丈夫?痛いの痛いの飛んでけ~」
「…お兄ちゃんの方が痛い」
ある意味ね
ある意味
友達が教えてくれたから知ってるんだよ?
ちゅーにびょー
って言うんだよね?
…あれ?
お兄ちゃん高校生だから違うのかな?
「「「姫様!!」」」
「あ。精霊王×3」
「扱いが酷くなった!!」
「…姫様…大丈夫?」
「間に合わなかった…」
「大丈夫。もう痛くないよ?」
私はお兄ちゃんに離してもらって自分で立った。
「ね?」
だって…機嫌取らないと…
「でも…姫様…泣いた」
「…俺らの…せいだよな」
「もっと早く動いていれば…」
や…やばい
私はバッと窓の外を確認した。
外が…暗い
やばいやばい
このままじゃ…
嵐になる!!
「だ…大丈夫だから!!ね?ね?」
「姫様…優しい」
「でも責任はとる!!」
「てことで姫様。僕達のお嫁さんに」
プチッ
「…あ?」
「「「創造主様。すみませんでした」」」
お兄ちゃんがキレた…
せっかく一瞬晴れたのに!!
また曇った!!
私は窓の外を見てあわあわしていた。
せ…精霊王の感情って…その…使役しているところに直接伝わるから…
今ここにいるのは…
闇、炎、元素
…だね
やばい!!
元素はやばい!!
前に私が大泣きした時に空気が…火花が!!
バチバチって!!
「お兄ちゃん!!」
「ん?」
「くまちゃんのお着替え手伝って!!」
とりあえず意識を他に!!
私はくまちゃんのリボンを結んだ。
多少…ぎゅって首が閉まったのは気のせい…のはず
「もうちょっと緩めよっか」
直された…
しかもお兄ちゃんの方が上手い…
私の…リボン結びしたのに…縦になってる
お兄ちゃんに…負けた
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