イケメン俳優は万年モブ役者の鬼門です2

はねビト

文字の大きさ
81 / 96

77.イケメンアイドルによる熱血指導

理緒りおたんガチ勢友の会の会員規則のひとつに、『いつ、いかなるときも推しとおなじ現場になった際、迷惑をかけることがないよう、己のスキルは常に全力でみがいておくべし!』というものがありまして……」
「はぁ……」
 神妙な顔でもっともらしく口にする矢住やずみくんに、どうかえしていいかわからなくて、なんとも中途半端な相づちを打つ。

「僕も入会するにあたり、師匠の弟子としてはずかしくない程度の実力をつけろと、姉弟子である怜奈れいな姉さんから相当厳しく演技指導をつけてもらいました」
「悪いことではないと思うよ?宮古みやこさんの実力はホンモノだと思うし」
 淡々と言葉をつづける矢住くんに、僕もそれ自体には肯定を示す。

「───まぁ、たしかに現役のトップクラスの女優さんから直接指導を受けられるっていうのは、すごい役に立つ実践的な話ばかりで、ありがたいのはまちがいないですけどね」
 口ではそう言いつつも、矢住くんの顔色を見ていれば、そう簡単なものではなかったことは、容易に想像がついた。

「そんなわけなので、師匠の弟子兼東城とうじょうさん公認代理騎士ナイトといたしましては、うまく演技ができなくなった人がいるからといって、師匠の手をわずらわせるなんて看過できないわけです!」
 う~ん、矢住くんが慕ってくれているのはうれしいけれど、僕を上に見すぎじゃないだろうか?

 だって矢住くんにしても、西尾さんにしても、世間での人気や知名度からしたら、僕なんかよりよほど上の存在なんだけどな……。
 僕の場合はいくらふたりが絶賛してくれたところで、仕事の実績だとなにか受賞歴があるわけでもないし、主演をしたのなんてほとんどないっていう事実は変わらないし。

 でもそこで卑屈になったって、どうしようもないことは、もう骨身にしみて理解している。
 ならあとは、卑屈にならなくて済むよう───東城の隣に胸を張って立てるように、ひたすら上を目指せばいいだけだ!

「いいですか、師匠のこの細い首すじを見たら、うかつに力を入れたら折れてしまいそうって心配になるのはわかります。あなたも鍛えているようですしね。なにより苦しむ師匠の姿がとてもえっちいのは、よ~くわかります!!だからこそ、平常心を保つための演技が必要になるんです!」
 僕が一瞬己の思考のうずにのまれかけているあいだに、矢住くんによる西尾さんへの演技指導ははじまっていた。

「師匠、これから実演してみせるので、お相手お願いしますね?」
「うん、わかった」
 西尾さんがどこの演技でつまずいているのかを聞いた矢住くんは、さっそく見本となる演技を実演してみせると言ってくれたわけだけど……。

 でもなんだか途中におかしな言葉がいくつかまざっていたような気がするけれど、気にしたら負けのような気がする。
 実際、ここであたえられたのは10分間の休憩時間だけだし、そんなことに引っかかるよりも、今は西尾さんをどうにかしないといけないほうを優先させなきゃいけないのだし。

「どうです、全力で絞めているように見えるでしょ?」
「あぁ、すげぇ力を入れているようにも見えるけど……」
 ひとまず問題のシーンを再現するために横になった僕の上にまたがるようにして、矢住くんがひざ立ちになっている。

「でも僕のほうは、全然苦しくはないかな……」
「えっ、マジで!?」
 きっとここらへんも、宮古さん仕込みなんだろうな。

「まぁ、だからこそ逆に、演技で苦しそうに見せなきゃいけないんだけどね」
 その方法は色々あるから、そこは実際の西尾さんの演技を受け止めてからでも対処はできるだろう。

「ここでのポイントは『斥力』と『引力』です!あとはななめになったときの自分の体重を、体幹だけで支えようとすれば、自然と苦しさで表情は険しくもなるし、ものすごい力を入れているようにも見えますから」
「ああ?!なんだよ、その『せきりょく』と『いんりょく』ってのは!?」
 まるで本当に先生のように指導する矢住くんに、よくわからない単語が出てきたとばかりに西尾さんは質問をぶつけている。

「言うなれば、磁石の『反発する力』と『引き寄せる力』のようなものだと思ってください。この場合は、師匠が尊すぎて『直接触れられないと思う気持ち』と、『触れたいと思う気持ち』のせめぎあいと思えばいいです」
 どんなたとえなんだ、それは!?

「なるほど!羽月はづきさんには触りたいけど、オレが触れたら壊れてしまいそうっていう気持ちか!」
 なのに、どういうわけか、西尾さんには通じてしまったらしい。

 ぱぁっと音がしそうなほどに明るい表情を浮かべた西尾さんは、矢住くんの言うトンチキな説明に大きくうなずいている。
 えっ、なんで?
 なんで通じているの??

「たとえばこの場合、少し手を重ねるとやりやすくなります。直接師匠に触れているほうの手は、斥力───つまり触れてはいけないという気持ちで必死に離れていこうとして、この上に重ねるほうの手は、引力───つまり必死に触れたいと近づこうとすれば大丈夫。あとはどっちも全力でやって拮抗させればいい。そうすれば力が入っているとき特有の手の甲の筋がうきあがってきたりとか、筋肉のふるえだとかが再現できるんです!」
「なるほど!」
 矢住くんの熱のこもった説明に、西尾さんは何度も大きくうなずいている。

「じゃあまずは僕で試してみてください。師匠は甘いので、仮に苦しかったとしても黙って受け入れてしまいそうですから、まずはその力加減がうまくできるかどうか、ボクが判定しますから」
 今度は僕に代わって矢住くんが床に寝そべると、その上にまたがるようにして、西尾さんがひざ立ちになる。

「わかった!じゃあ行くぞ!」
 若干おっかなびっくりやっているように見えるものの、それでも矢住くんのほうが僕よりも華奢な印象があるからか、よけいに絶体絶命感が出ていた。

 どうしよう、これは止めたほうがいいんだろうか?
 正直、矢住くんがあまりにもあたりまえのように僕のことを『師匠』なんて呼んで慕ってくれるから、つい忘れそうになるけれど、彼は現役のトップアイドルなんだぞ!?
 まして今回はPV撮影最中みたいだし、万が一にもケガをさせるわけにはいかないよな?!

 けれど僕の心配は、どうやら杞憂に終わったらしい。
 何度か試しただけで、みるみるうちに西尾さんは上達したようで、矢住くんからはすぐに合格だと認められていた。
 体感的にはだ。

「あとは、なにがネックになっているんです?残り時間はあと5分ですから、遠慮とかしてないで、さっさと言ってください」
「あ、あぁ、じゃあ!オレ、後半のところにある羽月さんに向けて言う『おまえなんて大嫌いだ』ってセリフ、とても口にできそうにないです!」
 気がつけば西尾さんからの矢住くんの呼び名は、いつの間にか『先生』になっていて、この短時間ですっかりふたりの関係性が確立してしまったようだ。

 問題のシーンは、台本のかなり後半のところにあるものだ。
 最終的に自首することになったトシが、権藤さん演じる主人公の鈴木三郎警部補にうながされて、いざパトカーに乗り込もうとするところでのセリフのひとつだった。

 トシのことは今でも大切な友だちだと思っていると伝える比良山ひらやまにたいして、かえすセリフがそれだ。
 たしかに、ここでのトシのセリフの言い方次第では比良山とすれちがったままのエンドとなるか、はたまた友情がにじむエンドとなるのか、印象が大きく変わる。

「そこはそれ、変に感情を隠さなくていいんです!絶対に嫌ったりなんかできないって思うんでしょう?ならそれをにじませたまま、『大嫌い』って言えばいいんですよ。実際にセリフどおりの感情で言わなきゃいけないなんて、ト書きにあったりするんですか?」
「……いや、たぶんなかったかと」
 少なくとも必死に読んでおぼえた台本には、そんなことは書いていなかったような気がする。

「じゃあ、大丈夫です。これも立派な演技における表現手法のひとつですよ。『感情の裏張り』っていう。怜奈姉さんの得意技のひとつです!」
「あぁ、そういえばそうだね、たしかに宮古さんはよく使っているよね」
 東城と共演しているときの、相手のことが大好きなのに、それでも相手を想うがゆえに身を引こうとして、口では『大嫌いだ』なんて言って、けなげにふるまう姿が印象的だったのをおぼえている。

「じゃあここで、贅沢にも師匠のそれを拝見したいと思います。師匠、怜奈姉さんもやっていた、ちょっと演じてもらってもいいですか?」
「それは別にかまわないけど……」

 どうやら矢住くんも、おなじものをあたまにうかべていたらしい。
 なら、ホンモノの記憶が明確にある相手の前で演じるんだ、ここはしっかり再現できるように演じるのがプロってもんだよな!

 ……あのときの宮古さんのセリフは、どんなんだったっけ?
 それに表情や、間の取り方なんかも思い出さなくては。
 ほんの一瞬、目を閉じて心を落ちつける。

 ───目の前の人のことが本当に大好きで、大好きで、絶対にはなれたくなんてないのに。
 でも今、こちらから手をはなさなければいけないとしたら───

「『……あなたのことなんて、大っ嫌いだから……っ!』」
「「っ!!」」
 泣きそうになる気持ちを必死に我慢して、それでも我慢できずに涙がにじむ目で、ジッと相手のそれを見て訴える。
 自分から手をはなせないからこそ、どうか相手から自分のことを嫌ってほしいのだと。

 いっそ、にらみつけるような視線のするどさは、そうしなければ気持ちがゆらいでしまいそうになるからだ。
 必死に気持ちを奮い立たせて、でも油断をすれば今にも『今言ったことはウソなんだ』と泣いて、その胸にすがりつきたくなってしまう。
 そんな感情のゆらぎを、わずかなセリフに込めて言う。

「───って、こんな感じでどうかな?」
 一応宮古さんの演技をベースにして、今回はわかりやすさを重視して、ちょっとだけ大げさに演じてみせたわけだけど……。

「わあぁぁぁっ!!こんなん言われたら、なにもかも忘れて絶対にギュッて抱きしめたくなるヤツじゃねーか!!」
「そうですよ、師匠!なんなんですか、今のけなげさと儚さとかわいらしさは?!どんだけヒロインりょく高くなってるんですか!?もう、確実に相手をしとめにかかってるじゃないですかーーっ!!」
 ふたりそろって両手で顔をおおうと、奇声を発しながらその場にくずれ落ちる。

「え?あれ、ダメ、だった……?」
 そんな『確実に相手をしとめにかかってる』だなんて、まさか気持ちのゆらぎを隠すためににらみつけただけなのに、そこまで殺気が出てたのか!?
 あまりにも大げさなリアクションをされ、一気に不安が大きくなる。

「いえ!むしろ良すぎて腰が抜けました~!あああ、こんなこと言われたら、逆に『もう絶対にはなさないから!』ってなりますよー!!」
 そんな僕に、すぐさま矢住くんには全肯定してくれた。

「本当に、今のは全然『大嫌い』じゃなかったっす!こう、うまく言えないけど、むしろ羽月さんからは『大好き』って言ってもらったみたいな感じというか……」
 顔を真っ赤に染めたまま、興奮したようにこぶしをふりあげて西尾さんも言う。

 これなら一応、僕の演技は成功したってことになるのかな?
 でもこれ、どうおさめたらいいんだよ?!

 さっきから建物内の隅でやっていたから、当然のように周囲にはスタッフさんもいるわけで。
 そんななかで目立つふたりが大げさな反応を見せるからこそ、視線がこちらに降りそそいでくるのを感じる。

「あああ、師匠が尊い~~!!」
「なんなんすか、あれ!?ときめきドロボーじゃないッスか!!」
 とうとう顔を隠したまま床を転げまわりはじめた彼らに、ざわつきを増す周囲からの注目を浴びながら、僕はかける言葉を見失ったまま呆然と立ち尽くしていた。
感想 137

あなたにおすすめの小説

人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます

七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。 歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。 世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。 気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。

また恋人に振られたので酒に飲まれていたらゴツい騎士に求婚していた件

月衣
BL
また恋人に振られた魔導省のエリート官吏アルヴィス。失恋のショックで酒に溺れた彼は勢いのまま酒場に現れた屈強な王宮騎士ガラティスに求婚してしまう。 翌朝すべての記憶を保持したまま絶望するアルヴィスだったが当のガラティスはなぜか本気だった。 「安心しろ。俺は誠実な男だ。一度決めたことは覆さない」 逃げようとするエリート魔導師と絶対に逃がさない最強騎士 貢ぎ体質な男が捕まる強制恋愛コメディのつもりです!!

恋人に好きな人が出来たと思ったら、なにやら雲行きが怪しい。

めっちゃ抹茶
BL
突然だが、容姿も中身も平凡な俺には、超絶イケメンの王子と呼ばれる恋人がいる。付き合い始めてそろそろ一年が経つ。といってもまだキスもそれ以上もした事がない健全なお付き合い。王子は優しいけど意地悪で、いつも俺の心臓を高鳴らせてくる——だけどそれだけだ。この前、喧嘩をした。それきり彼と話していない。付き合っているのか定かじゃない関係。挙句に、今遠目から見つけた王子の側には可憐な女の子。彼女が彼に寄り掛かって二人がキスをしている。 その瞬間、目の前が真っ黒になった。もう無理だ。俺がスイッチが切れたようにその場に立ち尽くした、その時だった。前にいる彼から聞いたこともない怒声が俺の耳に届いたのは。 ⚪︎佐藤玲央……微笑みの王子と呼ばれ、常に笑顔を絶やさない。物腰柔らかな姿勢に男女問わずモテる ⚪︎中田真……両親の転勤で引っ越してきた転校生。平凡な容姿で口が悪いがクラスに馴染めず誰とも話さないので王子しか知らないし、これからも多分バレない ※全四話、予約投稿済み。 本編に攻めの名前が出てこないの書き終わってから気が付いた。3/16タイトル少し変更しました。 ※後日談を3/25に投稿予定←しました。Rを書くかはまだ悩み中

十二年付き合った彼氏を人気清純派アイドルに盗られて絶望してたら、幼馴染のポンコツ御曹司に溺愛されたので、奴らを見返してやりたいと思います

塔原 槇
BL
会社員、兎山俊太郎(とやま しゅんたろう)はある日、「やっぱり女の子が好きだわ」と言われ別れを切り出される。彼氏の売れないバンドマン、熊井雄介(くまい ゆうすけ)は人気上昇中の清純派アイドル、桃澤久留美(ももざわ くるみ)と付き合うのだと言う。ショックの中で俊太郎が出社すると、幼馴染の有栖川麗音(ありすがわ れおん)が中途採用で入社してきて……?

運命の番は僕に振り向かない

ゆうに
BL
大好きだったアルファの恋人が旅先で運命の番と出会ってしまい、泣く泣く別れた経験があるオメガの千遥。 それ以来、ずっと自分の前にも運命の番があらわれることを切に願っていた。 オメガひとりの生活は苦しく、千遥は仕方なく身体を売って稼ぐことを決心する。 ネットで知り合った相手と待ち合わせ、雑踏の中を歩いている時、千遥は自分の運命の番を見つけた。 ところが視線が確かに合ったのに運命の番は千遥を避けるように去っていく。彼の隣には美しいオメガがいた。 ベータのような平凡な見た目のオメガが主人公です。 ふんわり現代、ふんわりオメガバース、設定がふんわりしてます。 完結しました!ありがとうございました。

【完結】君を上手に振る方法

社菘
BL
「んー、じゃあ俺と付き合う?」 「………はいっ?」 ひょんなことから、入学して早々距離感バグな見知らぬ先輩にそう言われた。 スクールカーストの上位というより、もはや王座にいるような学園のアイドルは『告白を断る理由が面倒だから、付き合っている人がほしい』のだそう。 お互いに利害が一致していたので、付き合ってみたのだが―― 「……だめだ。僕、先輩のことを本気で……」 偽物の恋人から始まった不思議な関係。 デートはしたことないのに、キスだけが上手くなる。 この関係って、一体なに? 「……宇佐美くん。俺のこと、上手に振ってね」 年下うさぎ顔純粋男子(高1)×精神的優位美人男子(高3)の甘酸っぱくじれったい、少しだけ切ない恋の話。 ✧毎日2回更新中!ボーナスタイムに更新予定✧ ✧お気に入り登録・各話♡・エール📣作者大歓喜します✧

借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる

水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。 「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」 過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。 ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。 孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。

【完結済】俺のモノだと言わない彼氏

竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?! ■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。