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1 聖女開眼
7 男爵家の使用人の皆さんと仲良くなる!
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「お嬢様、おはようございます。良い朝ですね」
一番最初に反応してくれたのは優しそうな女の人だった。
さっきまで固まってたけど、気をとり直したみたい。
まだ若い、少女といってもいいくらいの年だろう。
優しい気持ちが伝わってくる。あ、この人優しい心を持った人だ。
これが聖女の力なのか、分からないけれど、不思議なことに気持ちが伝わってくる。
「お嬢様のように、明るいご挨拶をされると、気持ちがいいですね。今、お食事をお作りしています。お待たせして申し訳ありません。お食事ができ次第お声がけいたします。こちらは厨房なので、お部屋でお待ちいただけますか?」
私、小屋に転がってたんだけど、この立派なお屋敷の中に「私の部屋」ってものがあるのかしら?
記憶はやっぱりない。
「もしよろしければ、こちらで皆さんと同じものをいただくわけにはいきませんか?もし、皆さんの分が減ってしまうのなら、申し訳ないので我慢できますが、実はお腹が減っちゃって‥‥‥」
お腹が空きすぎちゃったし、ちょっとこの世界の情報収拾もしたいしってことでお願いしてみることにした。
お姉さん優しそうだし、大丈夫かなって思って。
大人の人に敬語を使ってもらって、申し訳ないぐらい。
今の私は子どもだもんね?子どもに敬語って‥‥‥
え?使用人だから?私だって一種の使用人だったけど?会社員って労働者だもん、使用人を蔑む的な感覚ってわかんない。だってほら、転生者だし?
そもそも男爵令嬢っていう実感がなさすぎる。
「マーシャ。お嬢様はお寂しいんだろう。昨日いきなりここに連れてこられたんだ。夕べはお部屋にこもって泣いているからってお食事だって召し上らなかったんだから」
最初に私に声をかけてくれた男の人が話しながら厨房から出てきた。膝を折って私と目線をあわせてくれる。
「お嬢様、俺は料理人頭のジョンです。初めまして。よければ、みんなで食事しましょう。きっと1日ぐらい旦那様も許してくださいますよ」
うわっ!わかってくれてる!嬉しい!
この人は‥‥‥そうだ。食べることに愛されている人だ。うわあ、いいなぁ。
なぜか、人と向き合うと、その人の「心」が伝わってくる。単なる第一印象以上の、「心そのもの」みたいなものが伝わってくる。
ズキン!痛っ。
あ、そうだ。間違いないこれが聖女の力の一つだ。人の本質が見える。愛理が言ってた。
でも隠そうとしたら見えないんじゃなかったっけ?
なんかの役に立つのかな?
相手の好意とか、悪意が分かるのはある意味便利だけど、でもそれだけだしね?
心が丸見えっていいことばかりじゃなさそうな気がするけど。
うーん。
気にしてもしょうがない。
とりあえず、ご飯、ご飯!
私はジョンさんの号令のもと、総勢10人の使用人さん達とテーブルを囲み、黒パンとベーコンと野菜スープのシンプルな食事をいただいた。
おいしーい!
黒パンって私が食べ慣れてる味だ!
前世では黒パンなんて食べたことないけど‥‥‥
そっか。私、私生児だからだ。
さっき。昨日連れてこられた、って言われたような?
だから、この場所に馴染みがなくて、食事をする場所がわからなかったんだ。
美味しそうに食べる私に安心したのか、ジョンさんも他の使用人さんたちもホッとしたように笑った。
コンソメ味の野菜スープを美味しそうにすする音や皆の笑顔に食事が進む。
焼いたパンやベーコンの食欲をそそる匂い。
使い込んだ木製のスープ椀を両手で支えると、暖かさにホッとして笑顔が浮かんだ。
「お嬢様のような方がいらっしゃって、このお屋敷が明るくなるといいですね」
若い男の人がパンをちぎりながら冗談めかして言った瞬間、それまで笑い声が絶えなかった食卓が急に静まりかえった。
ドン!誰がテーブルの下で若い男の人の足を蹴ったらしい。
若い男の人は痛そうに眉をひそめると、それまでの快活な様子から急に黙り込みスープに貪りついた。
朝食後、マーシャさんに、私の部屋に送ってもらうことにした。
場所がわからないって正直に言ったら、お部屋がたくさんあるから当たり前ですよ、って優しく言ってくれた。
部屋までの廊下にはなぜか見覚えがあった。
この廊下、知ってる。
昨日、馬車で連れてこられたあと、迎えてくれた使用人さんたちへの挨拶もそこそこに、引きずるようにしてこの廊下を歩かされた。
誰が腕を引きずってたの?
ズキン!
どこかの部屋の中に突き飛ばされて、お腹と頭をぶつけた。
外から鍵をかけられて、泣いて頼んだけど出してもらえなかった。
さっきの使用人さん達じゃない。
そんな悪意は感じなかった。
あれは‥‥‥あれは誰だった?
頭が痛い、痛い、痛い。
そのあと部屋から引きずり出されて、殴られた。
何発も何発も。
その様子を誰かがじっと見つめていた。
私の中の女の子は驚き怯えて怖がって、抵抗できなかった。
そうだよ、だって。こんなに小さい子供なんだよ。
抵抗なんてできないよ。怖くて痛くて苦しくて、そうだ、相手が殴ることに飽きてくれればいいと、ただそれだけを願っていたんだ。
「何をしているの?」
背後から高圧的な声がかかった。
ぞくりと背中が震える。振り返るのが怖い。
もう二度と、会ってはいけないはずの人だ。
私の中の小さな女の子が声にならない悲鳴をあげて、心の奥に潜り込む。
深く、深く潜っていく。もう、戻ってこられないくらい、深く。
いやだ、助けて、助けて。
背中から恐ろしいほどの怒りが伝わってくる。
あの人は恐ろしい人。
ずっとずっと怒っている。心の奥底に強い、怒りがある。
怖い。怖い。怖い。
あれは男爵夫人の専属メイド、デボラだ。
二度と会いたくなかったのに、また、会ってしまった。
一番最初に反応してくれたのは優しそうな女の人だった。
さっきまで固まってたけど、気をとり直したみたい。
まだ若い、少女といってもいいくらいの年だろう。
優しい気持ちが伝わってくる。あ、この人優しい心を持った人だ。
これが聖女の力なのか、分からないけれど、不思議なことに気持ちが伝わってくる。
「お嬢様のように、明るいご挨拶をされると、気持ちがいいですね。今、お食事をお作りしています。お待たせして申し訳ありません。お食事ができ次第お声がけいたします。こちらは厨房なので、お部屋でお待ちいただけますか?」
私、小屋に転がってたんだけど、この立派なお屋敷の中に「私の部屋」ってものがあるのかしら?
記憶はやっぱりない。
「もしよろしければ、こちらで皆さんと同じものをいただくわけにはいきませんか?もし、皆さんの分が減ってしまうのなら、申し訳ないので我慢できますが、実はお腹が減っちゃって‥‥‥」
お腹が空きすぎちゃったし、ちょっとこの世界の情報収拾もしたいしってことでお願いしてみることにした。
お姉さん優しそうだし、大丈夫かなって思って。
大人の人に敬語を使ってもらって、申し訳ないぐらい。
今の私は子どもだもんね?子どもに敬語って‥‥‥
え?使用人だから?私だって一種の使用人だったけど?会社員って労働者だもん、使用人を蔑む的な感覚ってわかんない。だってほら、転生者だし?
そもそも男爵令嬢っていう実感がなさすぎる。
「マーシャ。お嬢様はお寂しいんだろう。昨日いきなりここに連れてこられたんだ。夕べはお部屋にこもって泣いているからってお食事だって召し上らなかったんだから」
最初に私に声をかけてくれた男の人が話しながら厨房から出てきた。膝を折って私と目線をあわせてくれる。
「お嬢様、俺は料理人頭のジョンです。初めまして。よければ、みんなで食事しましょう。きっと1日ぐらい旦那様も許してくださいますよ」
うわっ!わかってくれてる!嬉しい!
この人は‥‥‥そうだ。食べることに愛されている人だ。うわあ、いいなぁ。
なぜか、人と向き合うと、その人の「心」が伝わってくる。単なる第一印象以上の、「心そのもの」みたいなものが伝わってくる。
ズキン!痛っ。
あ、そうだ。間違いないこれが聖女の力の一つだ。人の本質が見える。愛理が言ってた。
でも隠そうとしたら見えないんじゃなかったっけ?
なんかの役に立つのかな?
相手の好意とか、悪意が分かるのはある意味便利だけど、でもそれだけだしね?
心が丸見えっていいことばかりじゃなさそうな気がするけど。
うーん。
気にしてもしょうがない。
とりあえず、ご飯、ご飯!
私はジョンさんの号令のもと、総勢10人の使用人さん達とテーブルを囲み、黒パンとベーコンと野菜スープのシンプルな食事をいただいた。
おいしーい!
黒パンって私が食べ慣れてる味だ!
前世では黒パンなんて食べたことないけど‥‥‥
そっか。私、私生児だからだ。
さっき。昨日連れてこられた、って言われたような?
だから、この場所に馴染みがなくて、食事をする場所がわからなかったんだ。
美味しそうに食べる私に安心したのか、ジョンさんも他の使用人さんたちもホッとしたように笑った。
コンソメ味の野菜スープを美味しそうにすする音や皆の笑顔に食事が進む。
焼いたパンやベーコンの食欲をそそる匂い。
使い込んだ木製のスープ椀を両手で支えると、暖かさにホッとして笑顔が浮かんだ。
「お嬢様のような方がいらっしゃって、このお屋敷が明るくなるといいですね」
若い男の人がパンをちぎりながら冗談めかして言った瞬間、それまで笑い声が絶えなかった食卓が急に静まりかえった。
ドン!誰がテーブルの下で若い男の人の足を蹴ったらしい。
若い男の人は痛そうに眉をひそめると、それまでの快活な様子から急に黙り込みスープに貪りついた。
朝食後、マーシャさんに、私の部屋に送ってもらうことにした。
場所がわからないって正直に言ったら、お部屋がたくさんあるから当たり前ですよ、って優しく言ってくれた。
部屋までの廊下にはなぜか見覚えがあった。
この廊下、知ってる。
昨日、馬車で連れてこられたあと、迎えてくれた使用人さんたちへの挨拶もそこそこに、引きずるようにしてこの廊下を歩かされた。
誰が腕を引きずってたの?
ズキン!
どこかの部屋の中に突き飛ばされて、お腹と頭をぶつけた。
外から鍵をかけられて、泣いて頼んだけど出してもらえなかった。
さっきの使用人さん達じゃない。
そんな悪意は感じなかった。
あれは‥‥‥あれは誰だった?
頭が痛い、痛い、痛い。
そのあと部屋から引きずり出されて、殴られた。
何発も何発も。
その様子を誰かがじっと見つめていた。
私の中の女の子は驚き怯えて怖がって、抵抗できなかった。
そうだよ、だって。こんなに小さい子供なんだよ。
抵抗なんてできないよ。怖くて痛くて苦しくて、そうだ、相手が殴ることに飽きてくれればいいと、ただそれだけを願っていたんだ。
「何をしているの?」
背後から高圧的な声がかかった。
ぞくりと背中が震える。振り返るのが怖い。
もう二度と、会ってはいけないはずの人だ。
私の中の小さな女の子が声にならない悲鳴をあげて、心の奥に潜り込む。
深く、深く潜っていく。もう、戻ってこられないくらい、深く。
いやだ、助けて、助けて。
背中から恐ろしいほどの怒りが伝わってくる。
あの人は恐ろしい人。
ずっとずっと怒っている。心の奥底に強い、怒りがある。
怖い。怖い。怖い。
あれは男爵夫人の専属メイド、デボラだ。
二度と会いたくなかったのに、また、会ってしまった。
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