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第一幕〜リュカ〜
7 5歳 母の仕事 ※※※
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今回はかなりがっつり男女の絡みがあります。
ストーリー展開上必要なので、ご容赦ください。
苦手な方は自衛してくださいね。
次回の冒頭に簡単に内容を記載します。
**************************************************
俺の物心がついたときには、旦那様は家を訪れていた。
最初の記憶は、ぼんやりとしているが一部分だけは鮮明だった。
その日、激しく叩きつける雨の中、俺たち兄弟は窓の外を眺めていた。
庭になるいちごが赤くなりかけていて、毎日ワクワクしながら食べられる日をまっていたのだ。
「いちご、虫に食べられちゃわないかな・・・」
ひとつしたのローズが、半泣きでいちごのあるだろう場所を見つめているが、肝心のいちごは生い茂る草の陰になり、何も見えなかった。
俺だっていちごは大好物だ。兄ちゃんだから妹や弟に譲ることもあるけど、一番大きいのを食べられることだってある。雨が続いていちごがだめにならないか、それだけを考えている後、門の外に馬車が停まった。
「旦那様だ」
俺が息を飲むと、弟妹はあわてて寝室にかけこんだ。
母には、旦那様がおいでになったときは全員寝室で静かにしているようにと何度も言い聞かせられていたから。
その時の俺はなぜかぼんやりと、旦那様が馬車からすっぽりフードを被った姿で、踏み石を走るようにして家に向かってくる姿に魅入られたように見つめていた。
激しく叩かれるドアの音と、あわてた様子でドアを開ける母の声が聞こえたと思った次の瞬間には、母と旦那様は旦那様がおいでになったときしか使わない寝室に消えていった。
くぐもった声と、何かがガタつくような音。
俺たちは母に折檻されたことはない。だが、そういう人間もいると聞く。
「母ちゃん、大丈夫かな・・・」
妹の目に涙の粒が大きく浮かび上がった。
居間を挟んでもなおこぼれてくる声に、不安が募る。もし、かあちゃんになにかあったら・・・
「俺が見てくる。お前たちはここで静かにしているんだぞ」
そう言い聞かせると、ローズと弟のシモンは涙を浮かべたままこくこくとうなずいた。
音を立てずに寝室のドアをあけ、母と旦那様がいる部屋に向かう。その特別な寝室のドアは、強くたたきつけた反動で少しだけ開いていた。足を忍ばせ、そっと覗き見る。
「あ、あん、あん、ああっ、ああっ、だんなさま、だんなさまああ」
部屋の中では、テーブルにうつ伏せた母のスカートは大きくたくし上げられ、ぴったりと身体をくっつけた旦那様が激しく腰を振っていた。
母はクッションに顔を埋め、声を殺しているが、堪えられないとでも言うように嬌声が漏れている。
「あ、あん、すごい。だんなさまあ、奥がすごい、あ、ああああ」
母の顔は歪んでいたが、紅潮し、嫌ではなさそうだ。
「あああ、イク、ああああ、だんなさま、だんなさまああ」
母が叫ぶとだんなさまはますます激しく腰を振り、そしてそのまま母の体の上にくずおれた。
一体、何をしているんだろう。そのときの俺には分からなかった。だけど、目は吸い寄せられ、足に根が生えたように動けなくなっていた。
旦那様は音を立てて母の口を吸うと、体の向きを変え、母の足を大きく広げさせた。
「だんなさまああ」
甘えたような母の声。
「もっと、もっとくださいまし。お願いします、アディは、だんなさまのお越しをずっとお待ちしていたんです。だんなさまぁ」
旦那様は嬉しそうに喉の奥で笑うと、また母を貫いた。
母の体の中心部には、旦那様の大きくて太い男根がずぶずぶと入っていった。
俺はそのときまで、あんなに大きな男根は見たことがなかった。
「あああああーーーーーー!!!」
母はもう嬌声を堪えられなくなっていたらしい。多分俺たちにはもう声が聞こえないと思っていたのだろうか。
「だんなさまあああ」
旦那様はそろそろと腰を動かしながらも、母の乳首をあらわにして吸い付いた。
再びだんなさまの腰が動き始め、だんだんと大きくなる母の嬌声を聴きながら、俺は後ずさった。
何か恐ろしい、見てはいけないものを見てしまった。
俺は弟妹の待つ寝室に戻り、「何もなかった」とかすれた声で告げた。
あのときのことは忘れたことがなかった。鮮烈で忘れらなかった。
あれがもしかして、「だんなさまをお慰めする仕事」だったのか?
「あいじん」の仕事だったのか?
母は、「あのこと」と引き換えに俺たちを養っていた?
それが、母の仕事?
確かに母はいつも綺麗にしていた。
旦那様が来ると、俺たちのことはそっちのけで旦那様だけのお相手をしていた。
「旦那様のお相手が母の仕事・・・だから?」
初めて気がついた事実に俺は呆然としながら男の顔を見た。
「そうです。あなたの母親は公爵様の愛人です。あなたはそれをわきまえ、感謝して過ごす義務があります。それがあなたの立場、と言うものです」
「・・・たちば」
「そうです。まずはそれを理解することが第一歩です」
「立場」
「そう、立場です。あなたは愛人が公爵様のお情けで産んだ子供。そして、公爵家のためにお役に立つ義務がある。わかりましたか?」
俺は目を見開いて男を見つめた。
言葉が出てこない。
ビシッ
その瞬間、しびれを切れしたのか、男が俺の手を鞭で打った。
鋭い痛みが走ったあと、俺の手は熱を持ってジンジンと痛み出した。
「答えは、はい。それ以外は認めません。すぐに答えなさい。」
その目は、酷薄そのもの。
おれは、矯正が必要な、人間以下のなにか、だった。
ストーリー展開上必要なので、ご容赦ください。
苦手な方は自衛してくださいね。
次回の冒頭に簡単に内容を記載します。
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俺の物心がついたときには、旦那様は家を訪れていた。
最初の記憶は、ぼんやりとしているが一部分だけは鮮明だった。
その日、激しく叩きつける雨の中、俺たち兄弟は窓の外を眺めていた。
庭になるいちごが赤くなりかけていて、毎日ワクワクしながら食べられる日をまっていたのだ。
「いちご、虫に食べられちゃわないかな・・・」
ひとつしたのローズが、半泣きでいちごのあるだろう場所を見つめているが、肝心のいちごは生い茂る草の陰になり、何も見えなかった。
俺だっていちごは大好物だ。兄ちゃんだから妹や弟に譲ることもあるけど、一番大きいのを食べられることだってある。雨が続いていちごがだめにならないか、それだけを考えている後、門の外に馬車が停まった。
「旦那様だ」
俺が息を飲むと、弟妹はあわてて寝室にかけこんだ。
母には、旦那様がおいでになったときは全員寝室で静かにしているようにと何度も言い聞かせられていたから。
その時の俺はなぜかぼんやりと、旦那様が馬車からすっぽりフードを被った姿で、踏み石を走るようにして家に向かってくる姿に魅入られたように見つめていた。
激しく叩かれるドアの音と、あわてた様子でドアを開ける母の声が聞こえたと思った次の瞬間には、母と旦那様は旦那様がおいでになったときしか使わない寝室に消えていった。
くぐもった声と、何かがガタつくような音。
俺たちは母に折檻されたことはない。だが、そういう人間もいると聞く。
「母ちゃん、大丈夫かな・・・」
妹の目に涙の粒が大きく浮かび上がった。
居間を挟んでもなおこぼれてくる声に、不安が募る。もし、かあちゃんになにかあったら・・・
「俺が見てくる。お前たちはここで静かにしているんだぞ」
そう言い聞かせると、ローズと弟のシモンは涙を浮かべたままこくこくとうなずいた。
音を立てずに寝室のドアをあけ、母と旦那様がいる部屋に向かう。その特別な寝室のドアは、強くたたきつけた反動で少しだけ開いていた。足を忍ばせ、そっと覗き見る。
「あ、あん、あん、ああっ、ああっ、だんなさま、だんなさまああ」
部屋の中では、テーブルにうつ伏せた母のスカートは大きくたくし上げられ、ぴったりと身体をくっつけた旦那様が激しく腰を振っていた。
母はクッションに顔を埋め、声を殺しているが、堪えられないとでも言うように嬌声が漏れている。
「あ、あん、すごい。だんなさまあ、奥がすごい、あ、ああああ」
母の顔は歪んでいたが、紅潮し、嫌ではなさそうだ。
「あああ、イク、ああああ、だんなさま、だんなさまああ」
母が叫ぶとだんなさまはますます激しく腰を振り、そしてそのまま母の体の上にくずおれた。
一体、何をしているんだろう。そのときの俺には分からなかった。だけど、目は吸い寄せられ、足に根が生えたように動けなくなっていた。
旦那様は音を立てて母の口を吸うと、体の向きを変え、母の足を大きく広げさせた。
「だんなさまああ」
甘えたような母の声。
「もっと、もっとくださいまし。お願いします、アディは、だんなさまのお越しをずっとお待ちしていたんです。だんなさまぁ」
旦那様は嬉しそうに喉の奥で笑うと、また母を貫いた。
母の体の中心部には、旦那様の大きくて太い男根がずぶずぶと入っていった。
俺はそのときまで、あんなに大きな男根は見たことがなかった。
「あああああーーーーーー!!!」
母はもう嬌声を堪えられなくなっていたらしい。多分俺たちにはもう声が聞こえないと思っていたのだろうか。
「だんなさまあああ」
旦那様はそろそろと腰を動かしながらも、母の乳首をあらわにして吸い付いた。
再びだんなさまの腰が動き始め、だんだんと大きくなる母の嬌声を聴きながら、俺は後ずさった。
何か恐ろしい、見てはいけないものを見てしまった。
俺は弟妹の待つ寝室に戻り、「何もなかった」とかすれた声で告げた。
あのときのことは忘れたことがなかった。鮮烈で忘れらなかった。
あれがもしかして、「だんなさまをお慰めする仕事」だったのか?
「あいじん」の仕事だったのか?
母は、「あのこと」と引き換えに俺たちを養っていた?
それが、母の仕事?
確かに母はいつも綺麗にしていた。
旦那様が来ると、俺たちのことはそっちのけで旦那様だけのお相手をしていた。
「旦那様のお相手が母の仕事・・・だから?」
初めて気がついた事実に俺は呆然としながら男の顔を見た。
「そうです。あなたの母親は公爵様の愛人です。あなたはそれをわきまえ、感謝して過ごす義務があります。それがあなたの立場、と言うものです」
「・・・たちば」
「そうです。まずはそれを理解することが第一歩です」
「立場」
「そう、立場です。あなたは愛人が公爵様のお情けで産んだ子供。そして、公爵家のためにお役に立つ義務がある。わかりましたか?」
俺は目を見開いて男を見つめた。
言葉が出てこない。
ビシッ
その瞬間、しびれを切れしたのか、男が俺の手を鞭で打った。
鋭い痛みが走ったあと、俺の手は熱を持ってジンジンと痛み出した。
「答えは、はい。それ以外は認めません。すぐに答えなさい。」
その目は、酷薄そのもの。
おれは、矯正が必要な、人間以下のなにか、だった。
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