25 / 54
25. 神様も悩んでいます
しおりを挟むどうも、お久しぶりです異世界転生の神様です。
いや~、今回は出番がないかと思っていたのですがありましたね。
ただ僕も以前の様に時間がないので…。
異世界転生者が多くなっていて忙しいのもありますが、最近は神ッターがバズってて更新が大変なんだよ~。
でも今回は心配していたサファイアが結婚して妊娠…嬉しい…嬉しすぎると言うことでサファイアとまた連絡をとるようになりました。
でも、サファイアから赤ちゃんがお腹の中から話しかけてくるんですって聞かされた時は驚いたよ。
さすが、あの方のお孫さんだよね~。
生まれたら一体どうなるのか…。
その前に魔力量ってどれくらいあるんだろう?
神様の血を濃く受け継いでいるから神力もあると思うんだよね。
それって魔力とは別物だよね…。
人間達にそれが理解できるのかな?
これってサファイアに知らせるべきかな?
でも、きっとサファイアは心配するよね…。
あ~、生まれる前から問題が山積みじゃないか~!
せっかくサファイアが幸せになれたと思っていたのに、また苦労させそうだね。
僕も心配が絶えないよ。
神様相談室に匿名でメールしようかな。
でも、何て書こう…。
人間に魔力と神力の違いを理解させるにはどうしたら良いですか?
…って書いたら良いのかな。
でも、なぜそんな事を説明するのかをつっこまれると説明しにくいよね。
人間界に神様とのハーフとクォーターがいるって知られたら神様新聞の一面を飾っちゃうよ!
どうしよう…。
僕はまだ新しい神様だからな…。
経験も他の神様に比べて少ないし神力もしれている。
もし知られてしまったらサファイア達を守れない…。
いや、そうなればあの方が出てこられるかな。
アフロディーテ様に相談してみようかな。
でもな…アフロディーテ様はそんな事を心配しなくても何とかなるわよ!って言いそうなんだよね。
いや、絶対に言うだろうな…。
サファイアに神力の事を伝えるのと伝えないのとどっちが良いかな…。
…前もって知らせた方がたぶん良いよね。
うん、決めたサファイアに伝える。
「サファイア~!サファイア~!聞こえる~?僕だよ、異世界転生の神様だよ~」
「…え?聞こえます。久しぶりですねこの通信。一体どうしたんですか?」
良かった、聞こえたみたいだね。
「今日はお知らせがあってね…」
「でましたね…神様のお知らせ…。今日は何ですか?」
「お腹の子供の事なんだけど…」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
25
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる