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第10話「魔王軍元副官登場!」
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ぱちぱちぱちぱちぱち……
拍手の音と共に、とてつもない大きな魔力を感じる
すなわち、拍手をしている者は……魔族。
それも襲って来た人狼どもとは比べものにならぬ『大物』である。
ダンが、そしてスオメタルも身構える。
『誰だ? いきなり現れやがって。この気配は……ふん、分かったぞ! 悪魔だな?』
『マスター、この悪魔は一応警戒レベルでございます。魔王デスヘルガイザーほどではありませんが、そこそこの大物でございます!』
ダン、スオメタルの声に応えるが如く、若い男の声が響く。
『いやぁ、見事です! 何と素敵なお手並み! さすがに魔王様を倒した勇者だ。最高ぉ!』
『おい! 最高でも何でも良い。すぐに姿を見せろ。さもなくば魔法で魂ごと貴様を消す!』
『お~こわ。では失礼しますよ』
拍手をした声の主、悪魔はダンとスオメタルの頭上、約10mの高さに現れた。
ぱぱっという擬音がぴったりの登場である。
漆黒の法衣、同色のマントを翻したのは、見た目は若い、
とはいっても、ダンよりずっと年上っぽい、
人間族でいえば25歳くらいの端整な顔立ちの優男である。
『やあ、初めまして、私はメフィスト。貴方達が仰るように、『そこそこ』の悪魔です。ダン・ブレ―ヴ、そしてスオメタル』
悪魔――メフィストは優雅に一礼すると、
すとんと、地上へ降り立ったのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
悪魔は詭弁を弄し、人間を陥れる。
絶対に油断してはいけない。
それが世間の常識である。
ダンとスオメタルは改めて身構える。
『単刀直入に聞くぞ! 悪魔メフィストがこの俺に何の用だ?』
『はい、では私も単刀直入に申し上げます。ダン・ブレ―ヴ。魔王デスヘルガイザーを瞬殺した貴方にね、新たな魔王となって頂きたいのですよ』
何と!
悪魔メフィストは次期魔王として、ダンを指名した。
しかし勇者が魔王?
闇落ちしている勇者ならいざしらず、ダンは至ってまともである。
『はあ? 俺が魔王? 何じゃそれ?』
『はぁい! お聞きの通りでぇ~す!』
『マジか?』
『マジですよ~』
『お前、何考えてるんだ?』
『はぁい! 私、実は魔王軍の元副官でした』
『何だ、お前、デスヘルガイザーの部下じゃないか』
『いえ、あくまでも元! 元の部下ですよぉ。貴方があいつを討ち取るだいぶ前に、嫌気がさしてやめましたからぁ』
『ふん、お前、デスヘルガイザーに解雇された、つまり首になったのかよ』
『いえいえ~、自分からやめたのですよぉ。辞職しましたのでぇ』
『ああ、そうかい。特に興味はないな』
『まあ、そう言わず聞いて下さい。デスヘルガイザーはお気に入りの部下をエコ贔屓し、実力もないのに不自然に重用する。若手を殆ど起用しない。頑固一徹でワンパターンの施策しか打ち出さない。最低の上司でしたんで』
どこにでもいるダメ上司。
魔王デスヘルガイザーはそんな最低上司の典型だったという。
悪魔に同意するのは宜しくない。
しかしダンは同意せざるを得ない。
『何だ、それホント最低じゃんか』
『でしょう? あいつは最低の最低。で、ですね! 勇者をクビになった心技体の3拍子揃った貴方に後継の魔王となって頂ければと悪魔のほぼ全員が考え、代表として私がお願いに上がった次第なんです』
『はあ? くだらん!』
『ははは、まあ、そうおっしゃらずに! 魔王となればこの世界の覇者。金も女も思いのまま、何もかも思い通り! 貴方をゴミ拾いと貶めた奴らにも思いっきりざまあして、復讐する事が可能なのですよぉ!』
『……そんなん、答えは決まってる!』
『では! OKして、お受け頂けると!』
悪魔はやはりずうずうしい。
隙を見て、言質を取り、約束を交わそうとする。
なので、はっきりとダンはNOを突きつける。
『ノーだ! きっぱり断るに決まっとるわ!』
しかし悪魔メフィストは執拗であった。
『え、何故? 論理的にちゃんと説明してくださいよ』
『おっし! 理由をあげてやる! 魔王になる義理がない。俺はのんびり暮らしたい。人間を害するのも嫌だ。お前のいい加減さも嫌だ。他にもた~くさんあるが、とりあえず以上だ』
『あはは! さすが勇者! 弁も立ちますねぇ! 悪魔の私以上だ。素晴らし~い!』
『無駄だ、いくら褒めてもな~んも出ねぇよ』
『あはは、全てに回答するのは難しいのですが、ひとつお答えいたします。魔王になる義理はあります。ダン、貴方がデスヘルガイザーを倒したから、魔族は現在、群雄割拠の状態です。貴方が出張ればまとまりますので』
『そんなん人間の俺には関係ないよ』
『いえいえ、貴方が出張りまとめる事で、魔族が争う余波を受けず、人間も平和に暮らせるとしたらどうです?』
『何だよ、そのロジック』
『でも正論です。更にのんびり暮らせるのもOK! 私が副官を務め、そのからくり銀髪人形ちゃんが秘書を務めれば良いのです。両輪を得た貴方は政務の主な指示だけすれば宜しいのです。すっごくラクチンな魔王稼業ですよぉ』
『おい、お前、今なんつった?』
『私が副官を務め、そのからくり銀髪人形ちゃんが秘書を務めれば良いのです。と申し上げましたぁ』
悪魔メフィストはそう言い、ニヤリと笑った。
すると、悪魔メフィストの告げた言葉にダンは過激に反応したのだ。
いつもは飄々としたダンには、珍しいかもしれない。
『おい、メフィスト。お前……その軽口潰してやろうか』
『おおっと、私、勇者ダンの逆鱗に触れてしまいましたか?』
『ふざけるな。ぺらぺらと吹聴して回ったら、マジで魂を握りつぶしてやる! 覚悟しろよ』
何故なのか、ダンは本気で怒っていた。
と、ここでスオメタルが「ずいっ」と出る。
ダン同様、瞳には、はっきりと怒りの色が表われていた。
『おい、悪魔。……私が相手するでございます』
『ほう、スオメタル君が? まあ腕はそこそこ立つという噂ですが……』
瞬間!
スオメタルはどん!
と大地を蹴り、そのまま急上昇。
凄まじい速度で飛翔する。
あっという間に、メフィストへ迫った。
すかさず、悪魔へ狙いをつけ、
小さな右手が、差し出された。
どしゅ!
どしゅ!
どしゅ!
どしゅ!
どしゅ!
スオメタルの5本の指先から
何かが飛び出した。
『おっと、危ない!』
メフィストは慌てて、スオメタルの攻撃を紙一重で避けた。
『ほう、やるでございますね。躱されたでございますか? ……でも今のは小手調べ、すぐ次行くでございます』
スオメタルは手を挙げ、指先を悪魔へ向けた。
対して、メフィストは面白そうに口笛を吹く。
『ぴゅう! 成る程……指先から高圧の水流を射ち出し、敵を貫く魔法ですか? くくく、水属性の高位魔法とは、やりますねぇ』
『……ほざくな、悪魔。お前達は言葉巧みに心を惑わせ、人間を騙す仇敵! 世界を滅ぼす魔王同様、けして相容れない間柄でございます! 次は間違いなく仕留めるでございます』
『あはは、ちょっとだけ、失言。ミステイクしてしまいましたねえ。分かりました、この通り謝罪しますよ』
メフィストは苦笑すると、ぺこりと頭を下げた。
『ですが私は、勇者ダンの魔王就任を絶対に諦めません、またいずれ!』
腕組みをして睨み付けるスオメタルから目をそらし……
メフィストは現われた時同様、速攻で姿を消してしまったのである。
拍手の音と共に、とてつもない大きな魔力を感じる
すなわち、拍手をしている者は……魔族。
それも襲って来た人狼どもとは比べものにならぬ『大物』である。
ダンが、そしてスオメタルも身構える。
『誰だ? いきなり現れやがって。この気配は……ふん、分かったぞ! 悪魔だな?』
『マスター、この悪魔は一応警戒レベルでございます。魔王デスヘルガイザーほどではありませんが、そこそこの大物でございます!』
ダン、スオメタルの声に応えるが如く、若い男の声が響く。
『いやぁ、見事です! 何と素敵なお手並み! さすがに魔王様を倒した勇者だ。最高ぉ!』
『おい! 最高でも何でも良い。すぐに姿を見せろ。さもなくば魔法で魂ごと貴様を消す!』
『お~こわ。では失礼しますよ』
拍手をした声の主、悪魔はダンとスオメタルの頭上、約10mの高さに現れた。
ぱぱっという擬音がぴったりの登場である。
漆黒の法衣、同色のマントを翻したのは、見た目は若い、
とはいっても、ダンよりずっと年上っぽい、
人間族でいえば25歳くらいの端整な顔立ちの優男である。
『やあ、初めまして、私はメフィスト。貴方達が仰るように、『そこそこ』の悪魔です。ダン・ブレ―ヴ、そしてスオメタル』
悪魔――メフィストは優雅に一礼すると、
すとんと、地上へ降り立ったのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
悪魔は詭弁を弄し、人間を陥れる。
絶対に油断してはいけない。
それが世間の常識である。
ダンとスオメタルは改めて身構える。
『単刀直入に聞くぞ! 悪魔メフィストがこの俺に何の用だ?』
『はい、では私も単刀直入に申し上げます。ダン・ブレ―ヴ。魔王デスヘルガイザーを瞬殺した貴方にね、新たな魔王となって頂きたいのですよ』
何と!
悪魔メフィストは次期魔王として、ダンを指名した。
しかし勇者が魔王?
闇落ちしている勇者ならいざしらず、ダンは至ってまともである。
『はあ? 俺が魔王? 何じゃそれ?』
『はぁい! お聞きの通りでぇ~す!』
『マジか?』
『マジですよ~』
『お前、何考えてるんだ?』
『はぁい! 私、実は魔王軍の元副官でした』
『何だ、お前、デスヘルガイザーの部下じゃないか』
『いえ、あくまでも元! 元の部下ですよぉ。貴方があいつを討ち取るだいぶ前に、嫌気がさしてやめましたからぁ』
『ふん、お前、デスヘルガイザーに解雇された、つまり首になったのかよ』
『いえいえ~、自分からやめたのですよぉ。辞職しましたのでぇ』
『ああ、そうかい。特に興味はないな』
『まあ、そう言わず聞いて下さい。デスヘルガイザーはお気に入りの部下をエコ贔屓し、実力もないのに不自然に重用する。若手を殆ど起用しない。頑固一徹でワンパターンの施策しか打ち出さない。最低の上司でしたんで』
どこにでもいるダメ上司。
魔王デスヘルガイザーはそんな最低上司の典型だったという。
悪魔に同意するのは宜しくない。
しかしダンは同意せざるを得ない。
『何だ、それホント最低じゃんか』
『でしょう? あいつは最低の最低。で、ですね! 勇者をクビになった心技体の3拍子揃った貴方に後継の魔王となって頂ければと悪魔のほぼ全員が考え、代表として私がお願いに上がった次第なんです』
『はあ? くだらん!』
『ははは、まあ、そうおっしゃらずに! 魔王となればこの世界の覇者。金も女も思いのまま、何もかも思い通り! 貴方をゴミ拾いと貶めた奴らにも思いっきりざまあして、復讐する事が可能なのですよぉ!』
『……そんなん、答えは決まってる!』
『では! OKして、お受け頂けると!』
悪魔はやはりずうずうしい。
隙を見て、言質を取り、約束を交わそうとする。
なので、はっきりとダンはNOを突きつける。
『ノーだ! きっぱり断るに決まっとるわ!』
しかし悪魔メフィストは執拗であった。
『え、何故? 論理的にちゃんと説明してくださいよ』
『おっし! 理由をあげてやる! 魔王になる義理がない。俺はのんびり暮らしたい。人間を害するのも嫌だ。お前のいい加減さも嫌だ。他にもた~くさんあるが、とりあえず以上だ』
『あはは! さすが勇者! 弁も立ちますねぇ! 悪魔の私以上だ。素晴らし~い!』
『無駄だ、いくら褒めてもな~んも出ねぇよ』
『あはは、全てに回答するのは難しいのですが、ひとつお答えいたします。魔王になる義理はあります。ダン、貴方がデスヘルガイザーを倒したから、魔族は現在、群雄割拠の状態です。貴方が出張ればまとまりますので』
『そんなん人間の俺には関係ないよ』
『いえいえ、貴方が出張りまとめる事で、魔族が争う余波を受けず、人間も平和に暮らせるとしたらどうです?』
『何だよ、そのロジック』
『でも正論です。更にのんびり暮らせるのもOK! 私が副官を務め、そのからくり銀髪人形ちゃんが秘書を務めれば良いのです。両輪を得た貴方は政務の主な指示だけすれば宜しいのです。すっごくラクチンな魔王稼業ですよぉ』
『おい、お前、今なんつった?』
『私が副官を務め、そのからくり銀髪人形ちゃんが秘書を務めれば良いのです。と申し上げましたぁ』
悪魔メフィストはそう言い、ニヤリと笑った。
すると、悪魔メフィストの告げた言葉にダンは過激に反応したのだ。
いつもは飄々としたダンには、珍しいかもしれない。
『おい、メフィスト。お前……その軽口潰してやろうか』
『おおっと、私、勇者ダンの逆鱗に触れてしまいましたか?』
『ふざけるな。ぺらぺらと吹聴して回ったら、マジで魂を握りつぶしてやる! 覚悟しろよ』
何故なのか、ダンは本気で怒っていた。
と、ここでスオメタルが「ずいっ」と出る。
ダン同様、瞳には、はっきりと怒りの色が表われていた。
『おい、悪魔。……私が相手するでございます』
『ほう、スオメタル君が? まあ腕はそこそこ立つという噂ですが……』
瞬間!
スオメタルはどん!
と大地を蹴り、そのまま急上昇。
凄まじい速度で飛翔する。
あっという間に、メフィストへ迫った。
すかさず、悪魔へ狙いをつけ、
小さな右手が、差し出された。
どしゅ!
どしゅ!
どしゅ!
どしゅ!
どしゅ!
スオメタルの5本の指先から
何かが飛び出した。
『おっと、危ない!』
メフィストは慌てて、スオメタルの攻撃を紙一重で避けた。
『ほう、やるでございますね。躱されたでございますか? ……でも今のは小手調べ、すぐ次行くでございます』
スオメタルは手を挙げ、指先を悪魔へ向けた。
対して、メフィストは面白そうに口笛を吹く。
『ぴゅう! 成る程……指先から高圧の水流を射ち出し、敵を貫く魔法ですか? くくく、水属性の高位魔法とは、やりますねぇ』
『……ほざくな、悪魔。お前達は言葉巧みに心を惑わせ、人間を騙す仇敵! 世界を滅ぼす魔王同様、けして相容れない間柄でございます! 次は間違いなく仕留めるでございます』
『あはは、ちょっとだけ、失言。ミステイクしてしまいましたねえ。分かりました、この通り謝罪しますよ』
メフィストは苦笑すると、ぺこりと頭を下げた。
『ですが私は、勇者ダンの魔王就任を絶対に諦めません、またいずれ!』
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