22 / 145
第22話「炎の飛燕②」
しおりを挟む
ディーノは、サブマスター……ブランシュと名乗った若い女性剣士……
に連れられ、マスター室へ到着した。
扉の前で、軽く息を吐いたブランシュがリズミカルにノックすると、
「入って!」
と短く返事があった。
少しだけ『怒りの波動』が伝わって来る。
ディーノはルサージュ家へ仕えている時、
ある程度、人との接し方を学んでいた。
なので、自分から積極的には話しかけない大人しい性格だが、
いわゆる完全なコミュ障ではない。
しかしディーノは、全く人見知りをしないわけではなかった。
本来、彼が行う他人へのアプローチは極めて、生真面目且つ臆病だ。
相手が初対面であったり、機嫌が悪いのなら尚更、用心深くなる。
今回、面会するマスター、ミルヴァ・ラハティは状況からして、
『ふたつの条件』を両方完全に満たしている。
ディーノは超が付く慎重さをもって、事に当たらねばならなかった。
『冒険者登録』という、今後の人生を左右する大イベントならより一層、気合を入れ直さねばならない。
ディーノはサブマスターのブランシュ同様、軽く息を吸い込んだ。
気合がみなぎる。
ブランシュが扉を開けると同時に、ディーノは勢いよく深く頭を下げた。
そして頭を下げたまま、はっきりと言い放つ。
「マスター、初めましてっ! ディーノ・ジェラルディです。この度、自分の不注意でマスターをお待たせし、深く謝罪致しますっ! 誠に申しわけありませんっ!」
ちらっと見えたが……
ガストンの言う通り、ミルヴァはアールヴ族であった。
アールヴ族は、プライドが人間より遥かに高いというが……
丁寧に謝罪すれば、許しては貰えるのだろうか?
一瞬の沈黙。
どうなるかと、ディーノが身構えた瞬間。
「あははははっ」
いかにも楽しそうな笑い声がマスター室に響いた。
何と!
ミルヴァが大笑いしているのである。
「マ、マスタ―」
ブランシュが慌てるが、暫しの間、ミルヴァは笑い続けた。
そして、
「あ~、可笑しい。ディーノ君、貴方、ブランシュやネリーを庇ってるでしょ?」
「な!?」
どうして?
という顔で呆然とするディーノへ、ミルヴァは「びしっ!」と告げた。
「ディーノ君! 貴方は嘘をついている。でもバレバレ」
「え? バレてるって?」
「うふふ、貴方の心が放つ波動が教えてくれるの。『ごめんなさい、マスター、ボクは真っ赤な嘘をついています』ってね」
言い放ったミルヴァは「すっく」と立ち上がり、
「気に入ったわ。さすがね、ガストンさんの推薦だけの事はある、貴方は優しい男の子なのね、ディーノ君」
「…………」
「私がこの王都支部のギルドマスター、ミルヴァ。ミルヴァ・ラハティ。ちなみにマスターなんて堅苦しい呼び方はナシ、ミルヴァでOKよ」
深い菫色の瞳に、長い金髪をなびかせたクールビューティ。
長身痩躯なアールヴ女子は……
その端麗な顔立ちを、面白そうに微笑えませながら、はっきりと名乗ったのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ギルドマスター室で、ディーノ達3人はいろいろと話をした。
まずは改めてお互いの自己紹介となったが……
もはや、ディーノは緊張していなかった。
さすがに呼び捨てなど出来ないが、
雲の上のマスター、ミルヴァを『さん付け』で呼べる余裕は出て来たのである。
ミルヴァの物言いや反応から、ディーノにとっては、
話しにくさ、やりにくさは全く感じられなかったのだ。
頃合いを見て……
ディーノはざっと自分の経歴を話した。
元々は王都で生まれ、長く住んでいた事。
亡き父と共に、ルサージュ辺境伯家へ仕えていた事。
父の死を機に『退職』し、故郷『王都』へ戻って来た事。
かつての父と同じく冒険者になりたい事など……
ミルヴァは頷きながら聞いていたが……
またも面白そうに笑った。
「ねぇ、ディーノ君、貴方はまだ肝心の事、話してないわね」
「え? 肝心の事?」
一瞬、まさか!
とディーノは思った。
先ほど、ディーノの『隠し事』を見抜いた事を気にしたのだ。
読心魔法、召喚魔法、そして亡霊ロランの事、謎めいたルイ・サレオンの指輪、
冥界の魔獣ケルベロスを召喚した等々、
今のディーノには、絶対に他言出来ない大きな秘密がいくつもある。
しかしとりあえずその心配は杞憂だった。
ミルヴァの指摘は全くの別件だったのである。
実は……
昨夜の『騒動』が早くもミルヴァの耳へ入っていたのだ。
「そうなの! 聞いたわよ、君の評判」
「は? 評判?」
「うふふ、か弱い女子を守る為、殴られてもひるまず、たったひとりで大勢のならず者へ立ち向かって行ったわよね?」
ああ、『その事』か……
表には態度を示さなかったが、ディーノはホッと胸をなでおろした。
「ま、まあ……アレは大した事は……ないというか」
「いえいえ! たいした事なくない! 武器を使わずに素手で、それも自分からは手を出さなかったんだって?」
「はい、一応……王都で暮らしていたんで、この街の正当防衛のルールを知っていましたから、……まあ最後は我慢出来ずにぶっ飛ばしちゃいましたけど……」
「わお! さすがねっ! 正々堂々と男気を貫いた君に比べて、女の敵ともいえる愚かな犯人はウチ所属の冒険者だった」
「ら、らしいですね」
「私は責任を感じたのと同時にめちゃ腹が立ったわ! あいつら、素手の君に対してあろうことか剣を抜いたんですって? ホント、さいってい!」
「は、はあ……」
「己への戒めとして私は今月分の俸給を返上したわ。そしてマスターの権限で奴らを厳罰に処したの。全員鞭百叩きの上、各自の全財産没収。加えて冒険者ライセンスをはく奪し、ギルドから永久追放の処分にしたのよ」
「な、成る程……」
どうやら、ミルヴァは規律遵守に関して、自分にも部下にも厳しいようだ。
ディーノから見て、犯人である冒険者達へのミルヴァの処分は厳しく重い。
加えて、彼らが裁判にかけられた上での追加処分もある。
そんなディーノの気持ちを見透かしたようにミルヴァは言う。
「冒険者とは……良く言えば荒くれで元気いっぱいのやんちゃ坊主、悪く言えば、どうしようもない屑のろくでなし……常に厳しくしないとタガがすぐに緩むわ」
「ま、まあ……そうでしょうね」
「で、話は、いきなり変わるけど……」
「は、はい……」
「しばらく貴族の従者を務めていた貴方は、冒険者になりたいと言った。お父さんの後を追ってね」
「ええ、確かに言いました」
「でもディーノ君、貴方は一体何者になりたいの? そして冒険者に何を求めるの?」
いつの間にか……
ミルヴァの柔和な笑顔が一転し、
厳しい眼差しで、ディーノを見つめていたのだった。
に連れられ、マスター室へ到着した。
扉の前で、軽く息を吐いたブランシュがリズミカルにノックすると、
「入って!」
と短く返事があった。
少しだけ『怒りの波動』が伝わって来る。
ディーノはルサージュ家へ仕えている時、
ある程度、人との接し方を学んでいた。
なので、自分から積極的には話しかけない大人しい性格だが、
いわゆる完全なコミュ障ではない。
しかしディーノは、全く人見知りをしないわけではなかった。
本来、彼が行う他人へのアプローチは極めて、生真面目且つ臆病だ。
相手が初対面であったり、機嫌が悪いのなら尚更、用心深くなる。
今回、面会するマスター、ミルヴァ・ラハティは状況からして、
『ふたつの条件』を両方完全に満たしている。
ディーノは超が付く慎重さをもって、事に当たらねばならなかった。
『冒険者登録』という、今後の人生を左右する大イベントならより一層、気合を入れ直さねばならない。
ディーノはサブマスターのブランシュ同様、軽く息を吸い込んだ。
気合がみなぎる。
ブランシュが扉を開けると同時に、ディーノは勢いよく深く頭を下げた。
そして頭を下げたまま、はっきりと言い放つ。
「マスター、初めましてっ! ディーノ・ジェラルディです。この度、自分の不注意でマスターをお待たせし、深く謝罪致しますっ! 誠に申しわけありませんっ!」
ちらっと見えたが……
ガストンの言う通り、ミルヴァはアールヴ族であった。
アールヴ族は、プライドが人間より遥かに高いというが……
丁寧に謝罪すれば、許しては貰えるのだろうか?
一瞬の沈黙。
どうなるかと、ディーノが身構えた瞬間。
「あははははっ」
いかにも楽しそうな笑い声がマスター室に響いた。
何と!
ミルヴァが大笑いしているのである。
「マ、マスタ―」
ブランシュが慌てるが、暫しの間、ミルヴァは笑い続けた。
そして、
「あ~、可笑しい。ディーノ君、貴方、ブランシュやネリーを庇ってるでしょ?」
「な!?」
どうして?
という顔で呆然とするディーノへ、ミルヴァは「びしっ!」と告げた。
「ディーノ君! 貴方は嘘をついている。でもバレバレ」
「え? バレてるって?」
「うふふ、貴方の心が放つ波動が教えてくれるの。『ごめんなさい、マスター、ボクは真っ赤な嘘をついています』ってね」
言い放ったミルヴァは「すっく」と立ち上がり、
「気に入ったわ。さすがね、ガストンさんの推薦だけの事はある、貴方は優しい男の子なのね、ディーノ君」
「…………」
「私がこの王都支部のギルドマスター、ミルヴァ。ミルヴァ・ラハティ。ちなみにマスターなんて堅苦しい呼び方はナシ、ミルヴァでOKよ」
深い菫色の瞳に、長い金髪をなびかせたクールビューティ。
長身痩躯なアールヴ女子は……
その端麗な顔立ちを、面白そうに微笑えませながら、はっきりと名乗ったのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ギルドマスター室で、ディーノ達3人はいろいろと話をした。
まずは改めてお互いの自己紹介となったが……
もはや、ディーノは緊張していなかった。
さすがに呼び捨てなど出来ないが、
雲の上のマスター、ミルヴァを『さん付け』で呼べる余裕は出て来たのである。
ミルヴァの物言いや反応から、ディーノにとっては、
話しにくさ、やりにくさは全く感じられなかったのだ。
頃合いを見て……
ディーノはざっと自分の経歴を話した。
元々は王都で生まれ、長く住んでいた事。
亡き父と共に、ルサージュ辺境伯家へ仕えていた事。
父の死を機に『退職』し、故郷『王都』へ戻って来た事。
かつての父と同じく冒険者になりたい事など……
ミルヴァは頷きながら聞いていたが……
またも面白そうに笑った。
「ねぇ、ディーノ君、貴方はまだ肝心の事、話してないわね」
「え? 肝心の事?」
一瞬、まさか!
とディーノは思った。
先ほど、ディーノの『隠し事』を見抜いた事を気にしたのだ。
読心魔法、召喚魔法、そして亡霊ロランの事、謎めいたルイ・サレオンの指輪、
冥界の魔獣ケルベロスを召喚した等々、
今のディーノには、絶対に他言出来ない大きな秘密がいくつもある。
しかしとりあえずその心配は杞憂だった。
ミルヴァの指摘は全くの別件だったのである。
実は……
昨夜の『騒動』が早くもミルヴァの耳へ入っていたのだ。
「そうなの! 聞いたわよ、君の評判」
「は? 評判?」
「うふふ、か弱い女子を守る為、殴られてもひるまず、たったひとりで大勢のならず者へ立ち向かって行ったわよね?」
ああ、『その事』か……
表には態度を示さなかったが、ディーノはホッと胸をなでおろした。
「ま、まあ……アレは大した事は……ないというか」
「いえいえ! たいした事なくない! 武器を使わずに素手で、それも自分からは手を出さなかったんだって?」
「はい、一応……王都で暮らしていたんで、この街の正当防衛のルールを知っていましたから、……まあ最後は我慢出来ずにぶっ飛ばしちゃいましたけど……」
「わお! さすがねっ! 正々堂々と男気を貫いた君に比べて、女の敵ともいえる愚かな犯人はウチ所属の冒険者だった」
「ら、らしいですね」
「私は責任を感じたのと同時にめちゃ腹が立ったわ! あいつら、素手の君に対してあろうことか剣を抜いたんですって? ホント、さいってい!」
「は、はあ……」
「己への戒めとして私は今月分の俸給を返上したわ。そしてマスターの権限で奴らを厳罰に処したの。全員鞭百叩きの上、各自の全財産没収。加えて冒険者ライセンスをはく奪し、ギルドから永久追放の処分にしたのよ」
「な、成る程……」
どうやら、ミルヴァは規律遵守に関して、自分にも部下にも厳しいようだ。
ディーノから見て、犯人である冒険者達へのミルヴァの処分は厳しく重い。
加えて、彼らが裁判にかけられた上での追加処分もある。
そんなディーノの気持ちを見透かしたようにミルヴァは言う。
「冒険者とは……良く言えば荒くれで元気いっぱいのやんちゃ坊主、悪く言えば、どうしようもない屑のろくでなし……常に厳しくしないとタガがすぐに緩むわ」
「ま、まあ……そうでしょうね」
「で、話は、いきなり変わるけど……」
「は、はい……」
「しばらく貴族の従者を務めていた貴方は、冒険者になりたいと言った。お父さんの後を追ってね」
「ええ、確かに言いました」
「でもディーノ君、貴方は一体何者になりたいの? そして冒険者に何を求めるの?」
いつの間にか……
ミルヴァの柔和な笑顔が一転し、
厳しい眼差しで、ディーノを見つめていたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
罠にはめられた公爵令嬢~今度は私が報復する番です
結城芙由奈@コミカライズ連載中
ファンタジー
【私と私の家族の命を奪ったのは一体誰?】
私には婚約中の王子がいた。
ある夜のこと、内密で王子から城に呼び出されると、彼は見知らぬ女性と共に私を待ち受けていた。
そして突然告げられた一方的な婚約破棄。しかし二人の婚約は政略的なものであり、とてもでは無いが受け入れられるものではなかった。そこで婚約破棄の件は持ち帰らせてもらうことにしたその帰り道。突然馬車が襲われ、逃げる途中で私は滝に落下してしまう。
次に目覚めた場所は粗末な小屋の中で、私を助けたという青年が側にいた。そして彼の話で私は驚愕の事実を知ることになる。
目覚めた世界は10年後であり、家族は反逆罪で全員処刑されていた。更に驚くべきことに蘇った身体は全く別人の女性であった。
名前も素性も分からないこの身体で、自分と家族の命を奪った相手に必ず報復することに私は決めた――。
※他サイトでも投稿中
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。
敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。
結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。
だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。
「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」
謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。
少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。
これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。
【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる