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第89話「依頼の真相」
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「おおお、美味し~~っ! 美味し~っよ~っ!!」
昼のランチ、開店前の飛竜亭……
ディーノに連れて来られた栗毛&ポニーテールのネイチャー少女は、
ニーナによって運ばれた料理をガツガツと食べていた。
少女が食事をするテーブル席から、少し離れた同じくテーブル席で、
ディーノとニーナはそっと見守っていた。
ニーナはひと通り、ディーノからざっくりと経緯を聞いた為、
さすがに取り乱しはしなかった。
ただ、安堵したのか「ほう」と軽く息を吐いた。
「ディーノさん」
「何でしょう、ニーナさん」
「お話がシンプル過ぎて、私の理解が及んでいません……この子が、自分の村が、魔物に襲われていると言い、冒険者ギルドで助けを求めて来た。お腹が減っているみたいだから、飛竜亭へ連れて帰って来た。もう少し……詳しくお聞きしても構いませんか」
「ええ、何でも聞いてください」
「ステファニーさん、ロクサーヌさんと3人で冒険者ギルドへ行ったんですよね?」
「ええ、確かに付き添いで行きましたよ」
「まずお聞きします、ステファニーさん達はどちらに?」
「多分、まだギルドでしょう。冒険者登録をしているはずですよ」
「ディーノさん」
「はい」
「あの……ステファニーさんのご気性から、絶対待っていろって……きつく言われていませんか?」
「ええ、きつく言われました。『必ず待ってろ』って。『帰ったらぶっ飛ばす!』と脅されつつ言われました」
「え? そのような約束をしたのにステファニーさんを置いて戻って来たのですか? 呆れた……というか、ディーノさんから聞いた事情と、この様子じゃあ、仕方ありませんよね?」
「ええ、まあ、ステファニー様はもう16歳で子供じゃないですし、お守り役でロクサーヌが付いていますから、多分大丈夫でしょう」
「ま、まあ、そうですよね」
ディーノが再び見やれば、少女はまだ食事を続けていた。
ニーナは気を利かせ、食後のお茶を持って行った。
香りの良い、ニーナお気に入りの紅茶である。
少女が紅茶をひと口飲んだところで、ディーノはゆっくりと立ち上がり、
彼女の座る席まで歩いて行った。
「落ち着いたかい?」
「…………ええ、ありがと。昨日の夜から、私、何も食べてなくて……」
礼を言う少女へディーノは話をするよう促す。
傍らにはニーナがそのまま立っていた。
「じゃあ、報酬の事はさておき、君が出す依頼の内容を教えて貰えるかな?」
「……分かったわ 。私はポミエ村のオレリア。村長の孫娘なの」
「俺はディーノ、ご存じの通り王都の冒険者さ。君はオレリアっていうのか、ええっとポミエ村かい? ……聞いた事があるな」
「ええ、ポミエ村は文字通り、リンゴが名産の村。王都から北、隣国ルナール王国へ向かう街道沿いにある小さな村なの」
「だな! 確か、そういう話を聞いた事がある。でも、そのポミエ村がどうしたんだ?」
ディーノが尋ねると、オレリアの表情が暗くなった。
やはり良い話ではないらしい。
「さっきも言ったけど……最近、人喰いゴブリンが大量に出るようになって、村の人がもう何人も犠牲になったの」
「そうか……気の毒に。でも領主は? 王国に要請して、討伐の騎士隊を出動して貰ったら」
ディーノは当たり前な事を告げた。
しかし、オレリアは首を横に振った。
「領主は……この王都在住のさる伯爵様なんだけど、村民の陳情をほぼ無視」
「無視? 酷いな」
「ええ、僅かな、『はした金』を送って来て、この金で強い冒険者を雇えって。だから私、たまたま村に来ていた護衛付きの商隊にくっついて王都へ来たの」
「成る程。ところで、『はした金』っていくらだい?」
「個人的には大金だけど……たった金貨30枚ぽっちよ。私、相場が分からなくて、冒険者ギルドへ行って内容を話したら、『おとといおいで』って言われたわ」
「本当に、ひで~領主だな、それ」
冒険者として、知識を得たディーノは金貨30枚という金額を聞いて、肩を大袈裟にすくめた。
鬼畜のような貴族領主である。
ポミエ村の村民を『見殺し』にしていると言って過言ではない。
「ええ、ギルド曰はく、貴女の村の領主は、一体何を考えているのかって」
「そうか……」
「ええ、依頼の内容を考えたら、上位クランを複数雇い、最低でも金貨1,000枚以上支払うのが相場だぞって。金貨30枚じゃ、せいぜい低ランクのお人よしな冒険者ひとり雇えるくらいが関の山だって、カウンターに座っている人から、吐き捨てるように言われたわ」
「まあ、そう言われるだろうなあ……」
「という事で、途方にくれていたら、掲示板を眺めている貴方を見かけて、つい声をかけたの」
「ふ~ん、オレリアさんには俺がその、『お人よしな冒険者』に見えたのかい?」
「うん! それに、ディーノさんは綺麗な女の人と一緒だったでしょ? 彼女はず~っと嬉しそうに笑顔だったから……女子には優しい人かなって」
嬉しそうにした笑顔の綺麗な女の人?
……多分ステファニーだろう。
外見だけは可憐な美少女だから。
しかしその実態は……
ディーノはステファニーの暴虐ぶりを思い出し、苦笑。
オレリアへ、更に状況を聞いてみた。
「俺は、あまり優しくない男だと思うけど……まあ、良いや。君の話は見えて来た。それで大量の人喰いゴブリンって、数はどれくらい居るんだい?」
「ええっと……」
何故か、口ごもるオレリア。
ディーノは適当に数字を言ってみた。
「100体くらいかい?」
「もっと……」
「じゃあ……倍の200体」
「もっと……」
「思い切って……500体。でも絶対、無理ゲーだぞ、そんな数」
500体というのは、思い切って多めに数を言っただけ。
ディーノは「まさか」と思う。
だが、オレリアはあっさり否定。
「ううん……その倍」
「な!? 1,000体かよ!」
「うん、それにほんの少しおまけが付くの」
おまけ?
1,000体を楽に超えるって事?
とんでもな状況を認識し、ディーノは大きくため息を吐く。
「成る程……ギルドの言う通り、金貨30枚じゃ、引き受ける奴は居やしねえだろうなあ」
「だからよ」
「だから?」
「忘れたの? ディーノさんには最初に言ったじゃない? 『私を買って』って」
オレリアから改めて出た不可思議な言葉。
気になる言葉に対し、まずニーナが反応する。
「な! そ、それ? オレリアさん、どういう意味? まさか奴隷とか!?」
驚くニーナの問いかけに対し、オレリアは少し口ごもりながら、
「ええっと……奴隷じゃないわ。この国では奴隷売買は禁止されているでしょ」
「じゃあ、一体……」
「……ディーノさんが私の依頼を引き受けて、ゴブリンどもと戦ってくれたら、金貨30枚に加えて、『私』をあげる。『結婚』して、ディーノさん……貴方の『奥さん』になってあげるわ」
「おいおいおいっ! け、結婚!? お、奥さん!? な、な、何、それえ!!!」
「ええっ!? な、な、何ですってぇ!!!」
オレリアから発せられた衝撃の発言。
開店前の飛竜亭には、
ディーノとニーナ、ふたりの大声が店内中に、響き渡っていたのである。
昼のランチ、開店前の飛竜亭……
ディーノに連れて来られた栗毛&ポニーテールのネイチャー少女は、
ニーナによって運ばれた料理をガツガツと食べていた。
少女が食事をするテーブル席から、少し離れた同じくテーブル席で、
ディーノとニーナはそっと見守っていた。
ニーナはひと通り、ディーノからざっくりと経緯を聞いた為、
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ただ、安堵したのか「ほう」と軽く息を吐いた。
「ディーノさん」
「何でしょう、ニーナさん」
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「ええ、何でも聞いてください」
「ステファニーさん、ロクサーヌさんと3人で冒険者ギルドへ行ったんですよね?」
「ええ、確かに付き添いで行きましたよ」
「まずお聞きします、ステファニーさん達はどちらに?」
「多分、まだギルドでしょう。冒険者登録をしているはずですよ」
「ディーノさん」
「はい」
「あの……ステファニーさんのご気性から、絶対待っていろって……きつく言われていませんか?」
「ええ、きつく言われました。『必ず待ってろ』って。『帰ったらぶっ飛ばす!』と脅されつつ言われました」
「え? そのような約束をしたのにステファニーさんを置いて戻って来たのですか? 呆れた……というか、ディーノさんから聞いた事情と、この様子じゃあ、仕方ありませんよね?」
「ええ、まあ、ステファニー様はもう16歳で子供じゃないですし、お守り役でロクサーヌが付いていますから、多分大丈夫でしょう」
「ま、まあ、そうですよね」
ディーノが再び見やれば、少女はまだ食事を続けていた。
ニーナは気を利かせ、食後のお茶を持って行った。
香りの良い、ニーナお気に入りの紅茶である。
少女が紅茶をひと口飲んだところで、ディーノはゆっくりと立ち上がり、
彼女の座る席まで歩いて行った。
「落ち着いたかい?」
「…………ええ、ありがと。昨日の夜から、私、何も食べてなくて……」
礼を言う少女へディーノは話をするよう促す。
傍らにはニーナがそのまま立っていた。
「じゃあ、報酬の事はさておき、君が出す依頼の内容を教えて貰えるかな?」
「……分かったわ 。私はポミエ村のオレリア。村長の孫娘なの」
「俺はディーノ、ご存じの通り王都の冒険者さ。君はオレリアっていうのか、ええっとポミエ村かい? ……聞いた事があるな」
「ええ、ポミエ村は文字通り、リンゴが名産の村。王都から北、隣国ルナール王国へ向かう街道沿いにある小さな村なの」
「だな! 確か、そういう話を聞いた事がある。でも、そのポミエ村がどうしたんだ?」
ディーノが尋ねると、オレリアの表情が暗くなった。
やはり良い話ではないらしい。
「さっきも言ったけど……最近、人喰いゴブリンが大量に出るようになって、村の人がもう何人も犠牲になったの」
「そうか……気の毒に。でも領主は? 王国に要請して、討伐の騎士隊を出動して貰ったら」
ディーノは当たり前な事を告げた。
しかし、オレリアは首を横に振った。
「領主は……この王都在住のさる伯爵様なんだけど、村民の陳情をほぼ無視」
「無視? 酷いな」
「ええ、僅かな、『はした金』を送って来て、この金で強い冒険者を雇えって。だから私、たまたま村に来ていた護衛付きの商隊にくっついて王都へ来たの」
「成る程。ところで、『はした金』っていくらだい?」
「個人的には大金だけど……たった金貨30枚ぽっちよ。私、相場が分からなくて、冒険者ギルドへ行って内容を話したら、『おとといおいで』って言われたわ」
「本当に、ひで~領主だな、それ」
冒険者として、知識を得たディーノは金貨30枚という金額を聞いて、肩を大袈裟にすくめた。
鬼畜のような貴族領主である。
ポミエ村の村民を『見殺し』にしていると言って過言ではない。
「ええ、ギルド曰はく、貴女の村の領主は、一体何を考えているのかって」
「そうか……」
「ええ、依頼の内容を考えたら、上位クランを複数雇い、最低でも金貨1,000枚以上支払うのが相場だぞって。金貨30枚じゃ、せいぜい低ランクのお人よしな冒険者ひとり雇えるくらいが関の山だって、カウンターに座っている人から、吐き捨てるように言われたわ」
「まあ、そう言われるだろうなあ……」
「という事で、途方にくれていたら、掲示板を眺めている貴方を見かけて、つい声をかけたの」
「ふ~ん、オレリアさんには俺がその、『お人よしな冒険者』に見えたのかい?」
「うん! それに、ディーノさんは綺麗な女の人と一緒だったでしょ? 彼女はず~っと嬉しそうに笑顔だったから……女子には優しい人かなって」
嬉しそうにした笑顔の綺麗な女の人?
……多分ステファニーだろう。
外見だけは可憐な美少女だから。
しかしその実態は……
ディーノはステファニーの暴虐ぶりを思い出し、苦笑。
オレリアへ、更に状況を聞いてみた。
「俺は、あまり優しくない男だと思うけど……まあ、良いや。君の話は見えて来た。それで大量の人喰いゴブリンって、数はどれくらい居るんだい?」
「ええっと……」
何故か、口ごもるオレリア。
ディーノは適当に数字を言ってみた。
「100体くらいかい?」
「もっと……」
「じゃあ……倍の200体」
「もっと……」
「思い切って……500体。でも絶対、無理ゲーだぞ、そんな数」
500体というのは、思い切って多めに数を言っただけ。
ディーノは「まさか」と思う。
だが、オレリアはあっさり否定。
「ううん……その倍」
「な!? 1,000体かよ!」
「うん、それにほんの少しおまけが付くの」
おまけ?
1,000体を楽に超えるって事?
とんでもな状況を認識し、ディーノは大きくため息を吐く。
「成る程……ギルドの言う通り、金貨30枚じゃ、引き受ける奴は居やしねえだろうなあ」
「だからよ」
「だから?」
「忘れたの? ディーノさんには最初に言ったじゃない? 『私を買って』って」
オレリアから改めて出た不可思議な言葉。
気になる言葉に対し、まずニーナが反応する。
「な! そ、それ? オレリアさん、どういう意味? まさか奴隷とか!?」
驚くニーナの問いかけに対し、オレリアは少し口ごもりながら、
「ええっと……奴隷じゃないわ。この国では奴隷売買は禁止されているでしょ」
「じゃあ、一体……」
「……ディーノさんが私の依頼を引き受けて、ゴブリンどもと戦ってくれたら、金貨30枚に加えて、『私』をあげる。『結婚』して、ディーノさん……貴方の『奥さん』になってあげるわ」
「おいおいおいっ! け、結婚!? お、奥さん!? な、な、何、それえ!!!」
「ええっ!? な、な、何ですってぇ!!!」
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