ロミジュリ

生まれ変わったった！ｗｗｗ

『うぎゃぁぁぁぁぁぁ！』


物語はこうして始まった


「ふぁぁぁ」
私の名前は瀬木 香苗。
どこにでもいる普通の高1女子です。
このあざをのぞいては…


私には生まれつき太ももに大きなあざがあります。
そのあざが16歳になってから形がちょっとずつ変わってきているのです。
それに形が変わっていると目に見えてわかるようになってから
毎日眠気がとまらないのです。
なので何もやる気が起きないので眠っていたのです。


「また変な夢みたなぁ」

「かぁなちゃん！何やってるの？またお昼寝してたの？」

この子は新堂 絵蘭。
とっても可愛いふわふわ系女子です。
性格もとても良くて学年で１、２を争うほど可愛いのです。
その絵蘭と私は生まれた時から今までずっとお隣さんで、親友同士です。


「ねぇ、かなちゃんちょっと相談があるんだけどね？」

「へ？何？誰かに何かされたの？」

「違うよ！違くて最近ね？体のあざがちょっと変なの…」

実は絵蘭にも私と同じところにあざがあるのです。
私よりは小さいのだけれどでも私のが異常に大きいだけで
他の人からみたらじゅうぶん大きなあざが…
それは私と絵蘭二人だけの秘密です。


「実はね私のあざも変なんだ」

「かなちゃんも？どうしちゃったのかな？私たちなにか変なことしたのかな？」


「ねぇ、もしかしてなんだけど…
絵蘭最近変な夢みることある？
なんかおとぎ話の主人公になってるの…」


「え？かなちゃんもその夢見てるの？
私シンデレラになった夢を見るんだけど…
そういえば！その夢見始めた時くらいからあざが変になり始めたの」


「…同じだ。でも、私は赤ずきんちゃんの夢を見るんだ、
何かこの夢と関係あるのかな？」

「う～ん…」



その日は結局そのまま帰りました。
でもその次の日から私たちの周りが変わり始めたのです…