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第162話:改造の炎と新たなる命
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ヘブンズ・セプトの拠点に夜が訪れ、ピットの炎が空を赤く染める。マグナ・ストライダーは漆黒の装甲に新たな輝きを帯び、気密シールドと深海対応の強化が施された姿で静かに佇む。タクミはピットの工房に立ち、熔鉄団のゴルドとカザンに囲まれている。テーブルには雲海の深淵から持ち帰った超魔脈結晶が並び、青白い輝きが工房の壁を照らす。結晶の表面を這う魔脈が脈打つように光り、暖かい振動がタクミの掌に伝わる。彼は炉の熱気を背に感じながら、熔鉄団に目を向けた。
「雲海の深淵にまた潜るかもしれない。結晶がもっと必要になる可能性もある。今のうちにマグナを最強に仕上げる。熔鉄団、3日間頼むぞ。」
ゴルドが結晶を手に持って目を輝かせ、豪快に笑った。
「おお、タクミ!こいつらを熔かせば何でもできるぜ!熔鉄団の火が唸ってる。何から始める?」
カザンが熔雷槌を手に持って熱く叫んだ。
「深淵だろうが海の底だろうが、マグナがぶち抜くぜ!お前の設計、全部形にしてやる!」
工房の隅で、リアが七色の光球を手に持って跳ねるように近づいてきた。光球が結晶の輝きに反応し、微かに揺らめく。
「タクミ、すごいね!私も手伝うよ!結晶、キラキラしててワクワクする!」
ジンが竪琴を手に持って穏やかに言った。
「この結晶は魔脈の力が強いよ。僕も魔脈エネルギーを多く含んだアクエリアの水でサポートする。」
バルドが双剣を腰に差したまま、静かに呟いた。
「深淵の試練を乗り越えたお前なら、どんな設計でも実現できる。」
タクミは設計図をテーブルに広げ、熔鉄団に指示を出した。
「全部作るのに3日かかる。初日は『マグナ・ヴェスト Mk-II』だ。俺の戦闘スーツを仕上げる。結晶の魔脈をフルに使って、深淵でも海でも戦える装備にするぞ。」
熔鉄団が一斉に動き出す。ピットの炉に赤い炎が轟々と立ち上がり、職人たちが結晶を慎重に炉に投入する。結晶が熔け始めると、青白い光が炎に溶け込み、熔魔鋼が赤熱して甘い金属の匂いが工房に広がる。職人がナノカーボンチューブを編み上げ、結晶の粉末を熔かした溶液に浸す。溶液が染み込むと、チューブが青白く光り、微かな振動が工房の空気を震わせた。
タクミがその様子を見ながら呟いた。
「神経回路が形になってきた。敵の攻撃を自動で避けるスーツになるぞ。」
ゴルドが熔魔鋼を叩き、火花が飛び散る。金属が軋む音が響き、彼が笑い声を上げた。
「タクミ、こいつは軽いのに頑丈だぜ!結晶の力が熔鉄団の火と合わさるとすげえな!」
カザンが熔雷槌を手に持って近づき、目を輝かせた。
「そのスーツなら俺の槌と渡り合えるぜ!完成が待ちきれねえな!」
その時、工房の隅で異変が起きた。リアが手に持つ光球が超魔脈結晶の魔脈エネルギーに反応し、表面に細かなヒビが入る音が響く。カチッ、カチッという小さな音が工房にこだまし、光球が微かに膨張するように震えた。リアが驚いて叫んだ。
「タクミ!光球が変だよ!ヒビが入って、なんか動いてる!」
タクミが振り返り、光球を見つめる。ヒビから七色の光が漏れ出し、工房の空気が微かに震えた。ジンが竪琴を手に持って近づき、冷静に言った。
「ヘブンズ・セプトの力が反応してるんだ。僕のアクエリアも共鳴してるよ。」
ガイストがタクミの横に浮かび、解析を始めた。
「光球の内部エネルギーが急上昇。魔脈結晶との共鳴で、何かが孵化する。」
光球のヒビが一気に広がり、七色の光が溢れ出す。工房の全員が息を呑む中、光球が砕け、小さな影が現れた。手のひらに乗るほどの幼生—エーテル・ファルクスの赤ちゃんだ。体長15cmほどの半透明の体に青白い魔脈が浮かび、羽毛と鱗が混ざった柔らかい質感の小さな翼が2対(計4枚)背中にある。翼の縁が七色に輝き、頭には結晶の冠のような突起が3本、大きな七色の目がキラキラと煌めく。9本の細い尻尾がふわふわと揺れ、触ると柔らかくて気持ちいい感触だ。「ピュイ!」と可愛い鳴き声が響いた。
リアが目を輝かせて叫んだ。
「タクミ、すごい!可愛いー!!光球から赤ちゃんが生まれたよ!」
幼生はふらふらと飛び上がり、リアの肩にちょこんと乗った。リアの手から光球の欠片を奪い、小さな口でかじり始める。タクミが近づき、驚きを隠せない声で言った。
「こいつ…ヘブンズ・セプトの魔獣か?リア、お前が育てたんだな。」
リアが幼生を撫でながら笑った。
「うん!私の魔力を込めた光球から生まれたから、私に懐いてるみたい!名前はね、『ルミナ』って呼ぶよ!」
ルミナが「ピュイ!」と鳴き、リアの頬にすり寄る。9本の尻尾がふわふわと揺れ、リアが触ると柔らかい感触に笑顔がこぼれた。バルドが双剣を手に持ったまま、静かに言った。
「小さいが、魔脈の力が強いな。成長すれば頼りになるかもしれん。」
ジンが竪琴を軽く弾き、呟いた。
「ルミナか…。魔脈エネルギーを吸って大きくなるかもしれないね。」
タクミはルミナを見つめ、設計図を握り直した。
「戦いで魔脈を吸ったり、結晶を与えれば成長するのか…。リア、ルミナを大事に育てろ。こいつも俺たちの仲間だ。熔鉄団、ヴェストの製作を急げ!」
熔鉄団の職人たちが再び動き出す。炉の炎が轟き、アクチュエーターが熔魔鋼と結晶スケイルで形を成す。魔脈ビジョンのレンズが結晶から削り出され、青白い光が工房を満たす。夜が更ける中、マグナ・ヴェスト Mk-IIが完成に近づく。
「初日の成果だ。残り2日でドライブとネクサスを仕上げる。マグナとルミナ、両方育て上げるぞ。」
炎と結晶の光が工房を照らし、新たな仲間と共にマグナ・ストライダーが進化を始めた。
「雲海の深淵にまた潜るかもしれない。結晶がもっと必要になる可能性もある。今のうちにマグナを最強に仕上げる。熔鉄団、3日間頼むぞ。」
ゴルドが結晶を手に持って目を輝かせ、豪快に笑った。
「おお、タクミ!こいつらを熔かせば何でもできるぜ!熔鉄団の火が唸ってる。何から始める?」
カザンが熔雷槌を手に持って熱く叫んだ。
「深淵だろうが海の底だろうが、マグナがぶち抜くぜ!お前の設計、全部形にしてやる!」
工房の隅で、リアが七色の光球を手に持って跳ねるように近づいてきた。光球が結晶の輝きに反応し、微かに揺らめく。
「タクミ、すごいね!私も手伝うよ!結晶、キラキラしててワクワクする!」
ジンが竪琴を手に持って穏やかに言った。
「この結晶は魔脈の力が強いよ。僕も魔脈エネルギーを多く含んだアクエリアの水でサポートする。」
バルドが双剣を腰に差したまま、静かに呟いた。
「深淵の試練を乗り越えたお前なら、どんな設計でも実現できる。」
タクミは設計図をテーブルに広げ、熔鉄団に指示を出した。
「全部作るのに3日かかる。初日は『マグナ・ヴェスト Mk-II』だ。俺の戦闘スーツを仕上げる。結晶の魔脈をフルに使って、深淵でも海でも戦える装備にするぞ。」
熔鉄団が一斉に動き出す。ピットの炉に赤い炎が轟々と立ち上がり、職人たちが結晶を慎重に炉に投入する。結晶が熔け始めると、青白い光が炎に溶け込み、熔魔鋼が赤熱して甘い金属の匂いが工房に広がる。職人がナノカーボンチューブを編み上げ、結晶の粉末を熔かした溶液に浸す。溶液が染み込むと、チューブが青白く光り、微かな振動が工房の空気を震わせた。
タクミがその様子を見ながら呟いた。
「神経回路が形になってきた。敵の攻撃を自動で避けるスーツになるぞ。」
ゴルドが熔魔鋼を叩き、火花が飛び散る。金属が軋む音が響き、彼が笑い声を上げた。
「タクミ、こいつは軽いのに頑丈だぜ!結晶の力が熔鉄団の火と合わさるとすげえな!」
カザンが熔雷槌を手に持って近づき、目を輝かせた。
「そのスーツなら俺の槌と渡り合えるぜ!完成が待ちきれねえな!」
その時、工房の隅で異変が起きた。リアが手に持つ光球が超魔脈結晶の魔脈エネルギーに反応し、表面に細かなヒビが入る音が響く。カチッ、カチッという小さな音が工房にこだまし、光球が微かに膨張するように震えた。リアが驚いて叫んだ。
「タクミ!光球が変だよ!ヒビが入って、なんか動いてる!」
タクミが振り返り、光球を見つめる。ヒビから七色の光が漏れ出し、工房の空気が微かに震えた。ジンが竪琴を手に持って近づき、冷静に言った。
「ヘブンズ・セプトの力が反応してるんだ。僕のアクエリアも共鳴してるよ。」
ガイストがタクミの横に浮かび、解析を始めた。
「光球の内部エネルギーが急上昇。魔脈結晶との共鳴で、何かが孵化する。」
光球のヒビが一気に広がり、七色の光が溢れ出す。工房の全員が息を呑む中、光球が砕け、小さな影が現れた。手のひらに乗るほどの幼生—エーテル・ファルクスの赤ちゃんだ。体長15cmほどの半透明の体に青白い魔脈が浮かび、羽毛と鱗が混ざった柔らかい質感の小さな翼が2対(計4枚)背中にある。翼の縁が七色に輝き、頭には結晶の冠のような突起が3本、大きな七色の目がキラキラと煌めく。9本の細い尻尾がふわふわと揺れ、触ると柔らかくて気持ちいい感触だ。「ピュイ!」と可愛い鳴き声が響いた。
リアが目を輝かせて叫んだ。
「タクミ、すごい!可愛いー!!光球から赤ちゃんが生まれたよ!」
幼生はふらふらと飛び上がり、リアの肩にちょこんと乗った。リアの手から光球の欠片を奪い、小さな口でかじり始める。タクミが近づき、驚きを隠せない声で言った。
「こいつ…ヘブンズ・セプトの魔獣か?リア、お前が育てたんだな。」
リアが幼生を撫でながら笑った。
「うん!私の魔力を込めた光球から生まれたから、私に懐いてるみたい!名前はね、『ルミナ』って呼ぶよ!」
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「小さいが、魔脈の力が強いな。成長すれば頼りになるかもしれん。」
ジンが竪琴を軽く弾き、呟いた。
「ルミナか…。魔脈エネルギーを吸って大きくなるかもしれないね。」
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「初日の成果だ。残り2日でドライブとネクサスを仕上げる。マグナとルミナ、両方育て上げるぞ。」
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