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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
443.マウンテン王国における女王陛下客死事件の認識とオレの認識の齟齬を見つけました。女王陛下が、即位した理由は、女王陛下だけの望みですか?
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「同行者や護衛は、女王陛下をお止めできなかったという責任はあれど、女王陛下のお命が失われるという事態は、女王陛下以外には予想できなかった、ということで、責任の追及は免れている。」
と王姉殿下スナメリ様。
女王陛下の命が失われることを想定できなかった、というのは、どういうことかな?
護衛は、ポーズじゃないよな?
と、考えて。
オレは腑に落ちた。
女神様との契約のことだ。
この世界の国王陛下は、即位するときに、女神様と契約をしている。
どの国でも、国王陛下は、国で一番強くなる。
わざわざ口に出さないけれど、この世界に生きる人にとっては、常識だ。
国主は、女神様の力を使えるから、誰にも負けない。
マウンテン王国の見解は、常識に基づいて行動した人に非はない、と言っているんだ。
『女王陛下が、女神様と契約していないことは、女王陛下以外知り得なかったんだから、女神様に守られていないと知っている女王陛下は、自分で、自分を守るように動かないといけなかった、と。
女王陛下本人が、それをしなかったことが、女王陛下の死を引き寄せたので、護衛が女王陛下を死なせた責任は問わない。』
この報告をまとめた人は、女王陛下が、女神様と契約しなかったことを知っていて、女王陛下自身も、女神様と契約しなかったことを自覚していると認識している。
ということは。
マウンテン王国で、ミーレ長官のお母さんである女王陛下の客死事件について、結論を出したのは、ミーレ長官のお母さんの弟である先代国王陛下だ。
オレの知っている情報と齟齬があるのは、先代国王陛下が、ミーレ長官のお母さんである女王陛下について認識していたことと、ミーレ長官のお母さんである女王陛下自身がミーレ長官に話して聞かせた内容が一致しないから。
ミーレ長官の認識では、ミーレ長官のお母さんの女王陛下は、自身が女神様と契約していないという自覚はなかった。
ミーレ長官のお母さんの女王陛下は、女神様と契約しているはずなのに、女神様は応えてくれない、と考えていた。
ミーレ長官のお母さんの弟である先代国王陛下は、ミーレ長官のお母さんは女神様と契約していないことを自覚しているという認識。
女王陛下の認識が修正されなかったことが、悲劇を防ぎきれなかった一因になったんじゃないのかな?
ミーレ長官のお母さんである女王陛下は、女王陛下になったから、女神様と契約していると考えていた。
女王陛下になって以来、女神様に助けてもらえないことを不満に思っていながらも、女神様との契約が女王陛下となされていないとは考えていなかった。
女王陛下は、即位以来、女神様に直接会って、助けられたことはなかった。
でも、女神様との契約があるから、どこにいても、女王陛下自身の身は絶対に安全だと確信していたんじゃないかな。
ミーレ長官のお母さんの女王陛下が、無謀ともいえる行動をしたことも。
女王陛下の行動を命がけで阻止しなかったマウンテン王国からの女王陛下の同行者も。
ミーレ長官のお母さんの女王陛下の行動をサーバル王国が止めなかったことも。
各国の王は、女神様と契約していて、女神様の力が使えるから、王である限り、命の危険にさらされることがない、というのが、常識に基づいた行動だ。
女神様と契約している国主の命を心配する意味は無いに等しい。
サーバル王国が、女王陛下の護衛対策を徹底しなかったのは、ひとえに、王は無敵で、人の護衛など形だけだと知っているから。
女王陛下は、女神様の力を使える自分は絶対に害されないと確信していたから、下調べなしで現地に行けたんじゃないかな。
ミーレ長官のお母さんは、女王陛下に即位したけれど、女神様と契約していないことを、ミーレ長官のお母さんの弟にあたる先代国王陛下は、知っていた。
その理由は。
先代国王陛下自身が、女神様と契約していたから。
女王陛下が、マウンテン王国の王侯貴族から孤立していた理由は、女王陛下が、女神様と契約していないのに、王位についていることを、マウンテン王国の貴族が知っていた可能性はないかな?
マウンテン王国は、貴族が強い。
王といえど、マウンテン王国の王は、貴族の意向を無視できない。
女王陛下の王位が、仮初めどころか、期間限定のお遊戯だと、貴族社会では認識されていたかもしれない。
ミーレ長官のお母さんとミーレ長官は、仮初めの女王陛下と仮初めの王太子殿下。
ミーレ長官のお母さんとミーレ長官は、本来その地位につけなかったのに、期間限定とはいえ、その地位につき、ミーレ長官のお母さんは、貴族の力をそぐことを目標にしていた。
ミーレ長官のお母さんである女王陛下と、王太子だったミーレ長官には、マウンテン王国の貴族から敬遠されるだけの理由があった。
ミーレ長官女王陛下の息子にもかかわらず、平民の部下を持つことになったのは、女王陛下とミーレ長官への貴族からの信望がなかったからじゃないのかな?
ミーレ長官は、お母さんである女王陛下のとばっちりだけど。
女王陛下が、孤立し、貴族から総スカンをくっていた理由。
ミーレ長官は、貴族から権限を取り上げて、王家を強くしたいと考えた女王陛下の考え方に貴族が反発した、と認識していたけど。
鶏が先か、卵が先か。
女王に即位したミーレ長官のお母さんの、貴族の力をそぎたいという望みは、ミーレ長官のお母さんだけのものだったのかな?
と王姉殿下スナメリ様。
女王陛下の命が失われることを想定できなかった、というのは、どういうことかな?
護衛は、ポーズじゃないよな?
と、考えて。
オレは腑に落ちた。
女神様との契約のことだ。
この世界の国王陛下は、即位するときに、女神様と契約をしている。
どの国でも、国王陛下は、国で一番強くなる。
わざわざ口に出さないけれど、この世界に生きる人にとっては、常識だ。
国主は、女神様の力を使えるから、誰にも負けない。
マウンテン王国の見解は、常識に基づいて行動した人に非はない、と言っているんだ。
『女王陛下が、女神様と契約していないことは、女王陛下以外知り得なかったんだから、女神様に守られていないと知っている女王陛下は、自分で、自分を守るように動かないといけなかった、と。
女王陛下本人が、それをしなかったことが、女王陛下の死を引き寄せたので、護衛が女王陛下を死なせた責任は問わない。』
この報告をまとめた人は、女王陛下が、女神様と契約しなかったことを知っていて、女王陛下自身も、女神様と契約しなかったことを自覚していると認識している。
ということは。
マウンテン王国で、ミーレ長官のお母さんである女王陛下の客死事件について、結論を出したのは、ミーレ長官のお母さんの弟である先代国王陛下だ。
オレの知っている情報と齟齬があるのは、先代国王陛下が、ミーレ長官のお母さんである女王陛下について認識していたことと、ミーレ長官のお母さんである女王陛下自身がミーレ長官に話して聞かせた内容が一致しないから。
ミーレ長官の認識では、ミーレ長官のお母さんの女王陛下は、自身が女神様と契約していないという自覚はなかった。
ミーレ長官のお母さんの女王陛下は、女神様と契約しているはずなのに、女神様は応えてくれない、と考えていた。
ミーレ長官のお母さんの弟である先代国王陛下は、ミーレ長官のお母さんは女神様と契約していないことを自覚しているという認識。
女王陛下の認識が修正されなかったことが、悲劇を防ぎきれなかった一因になったんじゃないのかな?
ミーレ長官のお母さんである女王陛下は、女王陛下になったから、女神様と契約していると考えていた。
女王陛下になって以来、女神様に助けてもらえないことを不満に思っていながらも、女神様との契約が女王陛下となされていないとは考えていなかった。
女王陛下は、即位以来、女神様に直接会って、助けられたことはなかった。
でも、女神様との契約があるから、どこにいても、女王陛下自身の身は絶対に安全だと確信していたんじゃないかな。
ミーレ長官のお母さんの女王陛下が、無謀ともいえる行動をしたことも。
女王陛下の行動を命がけで阻止しなかったマウンテン王国からの女王陛下の同行者も。
ミーレ長官のお母さんの女王陛下の行動をサーバル王国が止めなかったことも。
各国の王は、女神様と契約していて、女神様の力が使えるから、王である限り、命の危険にさらされることがない、というのが、常識に基づいた行動だ。
女神様と契約している国主の命を心配する意味は無いに等しい。
サーバル王国が、女王陛下の護衛対策を徹底しなかったのは、ひとえに、王は無敵で、人の護衛など形だけだと知っているから。
女王陛下は、女神様の力を使える自分は絶対に害されないと確信していたから、下調べなしで現地に行けたんじゃないかな。
ミーレ長官のお母さんは、女王陛下に即位したけれど、女神様と契約していないことを、ミーレ長官のお母さんの弟にあたる先代国王陛下は、知っていた。
その理由は。
先代国王陛下自身が、女神様と契約していたから。
女王陛下が、マウンテン王国の王侯貴族から孤立していた理由は、女王陛下が、女神様と契約していないのに、王位についていることを、マウンテン王国の貴族が知っていた可能性はないかな?
マウンテン王国は、貴族が強い。
王といえど、マウンテン王国の王は、貴族の意向を無視できない。
女王陛下の王位が、仮初めどころか、期間限定のお遊戯だと、貴族社会では認識されていたかもしれない。
ミーレ長官のお母さんとミーレ長官は、仮初めの女王陛下と仮初めの王太子殿下。
ミーレ長官のお母さんとミーレ長官は、本来その地位につけなかったのに、期間限定とはいえ、その地位につき、ミーレ長官のお母さんは、貴族の力をそぐことを目標にしていた。
ミーレ長官のお母さんである女王陛下と、王太子だったミーレ長官には、マウンテン王国の貴族から敬遠されるだけの理由があった。
ミーレ長官女王陛下の息子にもかかわらず、平民の部下を持つことになったのは、女王陛下とミーレ長官への貴族からの信望がなかったからじゃないのかな?
ミーレ長官は、お母さんである女王陛下のとばっちりだけど。
女王陛下が、孤立し、貴族から総スカンをくっていた理由。
ミーレ長官は、貴族から権限を取り上げて、王家を強くしたいと考えた女王陛下の考え方に貴族が反発した、と認識していたけど。
鶏が先か、卵が先か。
女王に即位したミーレ長官のお母さんの、貴族の力をそぎたいという望みは、ミーレ長官のお母さんだけのものだったのかな?
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