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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
479.オレは、サーバル王国の王妃陛下と、マウンテン王国の女王陛下にまつわる実のある話をしたいのですが、その前にシガラキノ様について提案を。
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オレと女神様は、サーバル王国の王妃陛下と向かい合っている。
王妃陛下は、タヌキ顔とデベソの目撃者を増やしたくない方針を貫いていて、王妃陛下が滞在中の部屋の一画に、オレ達はいる。
時候の挨拶的なものは済んでいる。
どういう風に話をふるかな。
「女神様にこの世界へ呼ばれてきた当時のオレは、女神様と話す仲じゃなかったけど、最近は話すようになった。
サーバル王国とのご縁ができて、王女様のシガラキノ様とも話すようになった。
話してみて分かることもあるよな。」
「そうですか、ずべし。」
と王妃陛下は、社交の仮面を外さない。
同意されなかった。
警戒されているなー。
「サーバル王国の王妃陛下とは、いなくなった人の話をしにきた。
マウンテン王国の女王陛下は、サーバル王国で王妃陛下と会っている。
サーバル王国の王妃陛下とマウンテン王国の女王陛下の思い出話を聞かせてもらえるかな?」
「お話できることなら、既にお伝えし終わっております、ずべし。」
と王妃陛下。
「公式にお話できることは既に聞いたけど、王妃陛下が非公式にお話する機会はまだなかったからな。」
「非公式にお話することなどございません、ずべし。」
と王妃陛下。
「そっか。じゃあ、サーバル王国の国王陛下と王妃陛下には、早いとこ退位してもらわないとなー。」
王妃陛下の周りにいるサーバル王国の人達が、こめかみに青筋たてている。
「国の格をお忘れですよ、ずべし?」
と王妃陛下。
ほほう?そうきたかー。
「うちが上だよな?」
オレも負けないからなー。
「大公は、最近まで公爵でいらっしゃったのではありませんか、ずべし?」
と王妃陛下。
「オレという伴侶を得て、クロードはパワーアップしたからな。」
オレと王妃陛下は、あてこすりあいながら、笑顔で見つめ合っている。
ニコニコ、ニコニコ。
「ふふふ、ふふふ。」
と女神様。
久しぶりの、ふふふ二連続。
女神様が、ふふふ二連続するときは、機嫌があまり良くないときなんじゃないか、と最近気づいた。
「女神様。言いたいことがあるなら、言ってくれ。
女神様の言いたいことを察するには、まだ付き合いが浅いからさ。」
女神様にふってみる。
「ふふふ、ふふふ。妾の英雄より何が上だというの?」
と女神様。
女神様のご不快の原因が分かった。
女神様は、英雄クロードが一番。
女神様の中では、サーバル王国と、クロードの国という比較になるんだな。
クロードの国が、サーバル王国より下、とサーバル王国の王妃陛下に言われて、女神様の心中は穏やかではなくなった。
「人の生業のことですから、高いところでお過ごしになる女神様が自ら関わることではありませんわ、ずべし。」
と王妃陛下。
「女神様は、人の生業を楽しんでいるから、今までのように、遠くにいて、国王陛下だけが話せる存在ではなくなるぞ。
女神様は、女神様の世界に興味がある。」
「女神様は、我が国にもおいでいただけるのでしょうか、ずべし?」
と王妃陛下。
「今のサーバル王国じゃ厳しいと思うぞ?」
女神様の興味を引くものがないと、来てくださいと呼んでも、女神様は行かないぞ。
サーバル王国で唯一、女神様の興味を引いたのは、王女様のシガラキノ様。
シガラキノ様に会うためになら行くかもしれない。
シガラキノ様に会いにきた女神様を、サーバル王国が利用しようとしたら?
女神様は、シガラキノ様を連れていってしまう可能性がある。
サーバル王国で、初めての魔王による消失が、王女様のシガラキノ様になるとか、オレは、嫌だからな。
「女神様と昵懇の間柄でいらっしゃる大公妃殿下は、女神様のお気持ちを代弁されるおつもりですか、ずべし?」
と王妃陛下。
オレじゃなく、女神様に答えてほしい、とな?
女神様は、喋りたければ喋るから、声を出さないときは話す気がない。
興味を引く話題じゃない。
もしくは。
相手に関心がない。
王女様のシガラキノ様の、心からの感情の吐露は、女神様に響いた。
オレと王妃陛下がしている会話は、女神様の関心をかすりもしない、ということなんだよなー。
「サーバル王国は、今までとどこか変わったのかな?
何も変わったところがないのに、どうやって女神様の興味を引くのかな?」
「王女のシガラキノがおります、ずべし。
女神様と友誼を結んだのは、我が国の王女です、ずべし。」
と王妃陛下。
王妃陛下は、母親であり、統治者であるんだよなー。
「王女のままだとシガラキノ様の立場は、サーバル王国で弱いままだからな。
愛こんにゃく家の結婚式でサーバル王国の国王陛下には、シガラキノ様をサーバル王国の次代の王に指名する。
シガラキノ様に統治者として必要な教育を受けさせ、シガラキノ様が女王に即位する式典で、シガラキノ様が女神様を誘うというのは、アリだぞ?」
王妃陛下は、タヌキ顔とデベソの目撃者を増やしたくない方針を貫いていて、王妃陛下が滞在中の部屋の一画に、オレ達はいる。
時候の挨拶的なものは済んでいる。
どういう風に話をふるかな。
「女神様にこの世界へ呼ばれてきた当時のオレは、女神様と話す仲じゃなかったけど、最近は話すようになった。
サーバル王国とのご縁ができて、王女様のシガラキノ様とも話すようになった。
話してみて分かることもあるよな。」
「そうですか、ずべし。」
と王妃陛下は、社交の仮面を外さない。
同意されなかった。
警戒されているなー。
「サーバル王国の王妃陛下とは、いなくなった人の話をしにきた。
マウンテン王国の女王陛下は、サーバル王国で王妃陛下と会っている。
サーバル王国の王妃陛下とマウンテン王国の女王陛下の思い出話を聞かせてもらえるかな?」
「お話できることなら、既にお伝えし終わっております、ずべし。」
と王妃陛下。
「公式にお話できることは既に聞いたけど、王妃陛下が非公式にお話する機会はまだなかったからな。」
「非公式にお話することなどございません、ずべし。」
と王妃陛下。
「そっか。じゃあ、サーバル王国の国王陛下と王妃陛下には、早いとこ退位してもらわないとなー。」
王妃陛下の周りにいるサーバル王国の人達が、こめかみに青筋たてている。
「国の格をお忘れですよ、ずべし?」
と王妃陛下。
ほほう?そうきたかー。
「うちが上だよな?」
オレも負けないからなー。
「大公は、最近まで公爵でいらっしゃったのではありませんか、ずべし?」
と王妃陛下。
「オレという伴侶を得て、クロードはパワーアップしたからな。」
オレと王妃陛下は、あてこすりあいながら、笑顔で見つめ合っている。
ニコニコ、ニコニコ。
「ふふふ、ふふふ。」
と女神様。
久しぶりの、ふふふ二連続。
女神様が、ふふふ二連続するときは、機嫌があまり良くないときなんじゃないか、と最近気づいた。
「女神様。言いたいことがあるなら、言ってくれ。
女神様の言いたいことを察するには、まだ付き合いが浅いからさ。」
女神様にふってみる。
「ふふふ、ふふふ。妾の英雄より何が上だというの?」
と女神様。
女神様のご不快の原因が分かった。
女神様は、英雄クロードが一番。
女神様の中では、サーバル王国と、クロードの国という比較になるんだな。
クロードの国が、サーバル王国より下、とサーバル王国の王妃陛下に言われて、女神様の心中は穏やかではなくなった。
「人の生業のことですから、高いところでお過ごしになる女神様が自ら関わることではありませんわ、ずべし。」
と王妃陛下。
「女神様は、人の生業を楽しんでいるから、今までのように、遠くにいて、国王陛下だけが話せる存在ではなくなるぞ。
女神様は、女神様の世界に興味がある。」
「女神様は、我が国にもおいでいただけるのでしょうか、ずべし?」
と王妃陛下。
「今のサーバル王国じゃ厳しいと思うぞ?」
女神様の興味を引くものがないと、来てくださいと呼んでも、女神様は行かないぞ。
サーバル王国で唯一、女神様の興味を引いたのは、王女様のシガラキノ様。
シガラキノ様に会うためになら行くかもしれない。
シガラキノ様に会いにきた女神様を、サーバル王国が利用しようとしたら?
女神様は、シガラキノ様を連れていってしまう可能性がある。
サーバル王国で、初めての魔王による消失が、王女様のシガラキノ様になるとか、オレは、嫌だからな。
「女神様と昵懇の間柄でいらっしゃる大公妃殿下は、女神様のお気持ちを代弁されるおつもりですか、ずべし?」
と王妃陛下。
オレじゃなく、女神様に答えてほしい、とな?
女神様は、喋りたければ喋るから、声を出さないときは話す気がない。
興味を引く話題じゃない。
もしくは。
相手に関心がない。
王女様のシガラキノ様の、心からの感情の吐露は、女神様に響いた。
オレと王妃陛下がしている会話は、女神様の関心をかすりもしない、ということなんだよなー。
「サーバル王国は、今までとどこか変わったのかな?
何も変わったところがないのに、どうやって女神様の興味を引くのかな?」
「王女のシガラキノがおります、ずべし。
女神様と友誼を結んだのは、我が国の王女です、ずべし。」
と王妃陛下。
王妃陛下は、母親であり、統治者であるんだよなー。
「王女のままだとシガラキノ様の立場は、サーバル王国で弱いままだからな。
愛こんにゃく家の結婚式でサーバル王国の国王陛下には、シガラキノ様をサーバル王国の次代の王に指名する。
シガラキノ様に統治者として必要な教育を受けさせ、シガラキノ様が女王に即位する式典で、シガラキノ様が女神様を誘うというのは、アリだぞ?」
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