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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
562.ドリアン王国の国王陛下とバチバチやり合っていますが、手強いです。最強兵器カズラくんが?
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「三国同盟などというものを作り上げ、徒党を組んでいれば、強気な物言いもできるか。」
とドリアン王国の国王陛下。
おおう、ドリアン王国の国王陛下は、ガッツリ喧嘩する気だなー。
「ケレメイン大公国、マウンテン王国、サーバル王国からの侵略の心配をせずに、ドリアン王国は、国内の統治に集中されるといい。
侵攻して統治するほどのうまみがないドリアン王国には、侵略の危機など無縁の心配だろう。」
とクロード。
クロードに、ドリアン王国は、国として魅力的じゃないと言われたドリアン王国の国王陛下は、痛くも痒くもないという顔をしている。
「用意された椅子に座っていた若造が既に国作りに失敗した経験を活かし、年長者である私に助言をくれてやろうと考えたのか?
ちゃちなプライドを守って治められる国など、たかが知れている。」
とドリアン王国の国王陛下。
言ってくれるなー。
「国を発展させるために、独自の技術を確立させたり、アイデアを出したりする苦労が、ドリアン王国ではちゃちな自己実現になるのかなー?
儲かりそうなものを他所の国で見つけたら、人や技術をドリアン王国に持ち帰って模造品を作る。
その成果が出て、今のドリアン王国は便利で豊かになったのかな?」
「ドリアン王国の民は、誰も不自由な暮らしをしていない。」
とドリアン王国の国王陛下。
「国民が不自由な暮らしをしていないから、今までのやり方を捨てる気にならないのかな。
でも、もう、ドリアン王国が他の国から取り放題できた時代は終わった。
ケレメイン大公国、マウンテン王国、サーバル王国は、もう何もドリアン王国に取らせない。」
マウンテン王国の女王陛下スナメリ様とサーバル王国の女王陛下シガラキノ様がオレに同調する。
「この世界にあるものは、必要だから、あるのだ。
この世界に既に存在するなら、私達が、それを必要としてもおかしくはない。
ドリアン王国民であることが、必要なものを欲することを妨げる理由にはならぬ。」
手強いなー。
強奪するための屁理屈が。
ドリアン王国の第二王子は、国王陛下の背中を追いきれなかったから、失脚したのかもしれない。
ドリアン王国の国王陛下に方針転換を決断させたいんだけどなー。
一筋縄ではいかない模様。
ドリアン王国の第二王子が幽閉されたのは、第二王子のした署名の内容を、ドリアン王国は引き継がないと明言する布石かな?
ドリアン王国の国王陛下は、国王が女神様の力を授かれない以上、女神様には従わないという意向なんだよな。
創世神の女神様と住人が対等。
もしくは。
住人は、女神様から差し出されたものを貰い受けるのが当然だと考えているよなー。
女神様が、力を授けるか否かは、女神様の意思なのにな。
図々しい?
がめつい?
根本的な、女神様と住人の位置づけがおかしい。
女神様は、ドリアン王国を気に入ってこなかったのは、ドリアン王国内の女神様に対する扱いが悪いせいだったりするよなー?
女神様との関係性のとらえ方が、他の国との関係性を歪める発端となったのかもしれない。
「ドリアン王国の国王陛下はドリアン王国を豊かだと言うけれど、ドリアン王国にはなぜか魅力がない。」
「魅力がないだと?
ドリアン王国を貶めるために、呼びつけたか。
謝罪を要求する。」
とドリアン王国の国王陛下。
おっと、謝罪要求ときたかー。
「ドリアン王国と関わることに利点を見出すことができなかった三国は、ドリアン王国が魅力的な国に変わらないかぎり、関わりを持たなくても困らない。
ドリアン王国の国のトップは、失敗から学んでいないようだ。」
とクロード。
「ドリアン王国に生まれると、息を吐くように、国の評判を落としていくのは、国民性だよね。」
とカズラくん。
「元神子が、偉そうに。」
とドリアン王国の国民陛下。
「ぼくは、偉くて強いよ。
元神子様のぼくに逆らって無事でいられると思っている?」
とカズラくんは、ドリアン王国の国王陛下を黙らせた。
最終兵器、カズラくん。
「ドリアン王国は、他人の知恵や財産で食ってきたから、自分で食い扶持を稼ぐ方法を知らないんだよ。
ドリアン王国にとって、今一番の他人は、女神様だね。
女神様がドリアン王国の国王陛下に力を授ける機会が未来永劫に失われたときから、今までと同じ態度や考え方では女神様との関わりを続けられないとまだ理解できないでいるなんて、哀れだね。
女神様のことは、無料で力を授けて国を支えてくれる便利な存在で、ドリアン王国が踏んだり蹴ったりしても、気にせず利用できると考えてきたんだろうけれど。
そんな時代はもう終わった、と言っているんだよ。
新時代に適応できないなら、今の便利さがドリアン王国の最高到達点だね。
後は、ドリアン王国だけ衰退あるのみだよ。
誰も助けないよ。
誰も利用させないよ。
それが、ドリアン王国のしてきたことの結果だよ。」
とカズラくん。
とドリアン王国の国王陛下。
おおう、ドリアン王国の国王陛下は、ガッツリ喧嘩する気だなー。
「ケレメイン大公国、マウンテン王国、サーバル王国からの侵略の心配をせずに、ドリアン王国は、国内の統治に集中されるといい。
侵攻して統治するほどのうまみがないドリアン王国には、侵略の危機など無縁の心配だろう。」
とクロード。
クロードに、ドリアン王国は、国として魅力的じゃないと言われたドリアン王国の国王陛下は、痛くも痒くもないという顔をしている。
「用意された椅子に座っていた若造が既に国作りに失敗した経験を活かし、年長者である私に助言をくれてやろうと考えたのか?
ちゃちなプライドを守って治められる国など、たかが知れている。」
とドリアン王国の国王陛下。
言ってくれるなー。
「国を発展させるために、独自の技術を確立させたり、アイデアを出したりする苦労が、ドリアン王国ではちゃちな自己実現になるのかなー?
儲かりそうなものを他所の国で見つけたら、人や技術をドリアン王国に持ち帰って模造品を作る。
その成果が出て、今のドリアン王国は便利で豊かになったのかな?」
「ドリアン王国の民は、誰も不自由な暮らしをしていない。」
とドリアン王国の国王陛下。
「国民が不自由な暮らしをしていないから、今までのやり方を捨てる気にならないのかな。
でも、もう、ドリアン王国が他の国から取り放題できた時代は終わった。
ケレメイン大公国、マウンテン王国、サーバル王国は、もう何もドリアン王国に取らせない。」
マウンテン王国の女王陛下スナメリ様とサーバル王国の女王陛下シガラキノ様がオレに同調する。
「この世界にあるものは、必要だから、あるのだ。
この世界に既に存在するなら、私達が、それを必要としてもおかしくはない。
ドリアン王国民であることが、必要なものを欲することを妨げる理由にはならぬ。」
手強いなー。
強奪するための屁理屈が。
ドリアン王国の第二王子は、国王陛下の背中を追いきれなかったから、失脚したのかもしれない。
ドリアン王国の国王陛下に方針転換を決断させたいんだけどなー。
一筋縄ではいかない模様。
ドリアン王国の第二王子が幽閉されたのは、第二王子のした署名の内容を、ドリアン王国は引き継がないと明言する布石かな?
ドリアン王国の国王陛下は、国王が女神様の力を授かれない以上、女神様には従わないという意向なんだよな。
創世神の女神様と住人が対等。
もしくは。
住人は、女神様から差し出されたものを貰い受けるのが当然だと考えているよなー。
女神様が、力を授けるか否かは、女神様の意思なのにな。
図々しい?
がめつい?
根本的な、女神様と住人の位置づけがおかしい。
女神様は、ドリアン王国を気に入ってこなかったのは、ドリアン王国内の女神様に対する扱いが悪いせいだったりするよなー?
女神様との関係性のとらえ方が、他の国との関係性を歪める発端となったのかもしれない。
「ドリアン王国の国王陛下はドリアン王国を豊かだと言うけれど、ドリアン王国にはなぜか魅力がない。」
「魅力がないだと?
ドリアン王国を貶めるために、呼びつけたか。
謝罪を要求する。」
とドリアン王国の国王陛下。
おっと、謝罪要求ときたかー。
「ドリアン王国と関わることに利点を見出すことができなかった三国は、ドリアン王国が魅力的な国に変わらないかぎり、関わりを持たなくても困らない。
ドリアン王国の国のトップは、失敗から学んでいないようだ。」
とクロード。
「ドリアン王国に生まれると、息を吐くように、国の評判を落としていくのは、国民性だよね。」
とカズラくん。
「元神子が、偉そうに。」
とドリアン王国の国民陛下。
「ぼくは、偉くて強いよ。
元神子様のぼくに逆らって無事でいられると思っている?」
とカズラくんは、ドリアン王国の国王陛下を黙らせた。
最終兵器、カズラくん。
「ドリアン王国は、他人の知恵や財産で食ってきたから、自分で食い扶持を稼ぐ方法を知らないんだよ。
ドリアン王国にとって、今一番の他人は、女神様だね。
女神様がドリアン王国の国王陛下に力を授ける機会が未来永劫に失われたときから、今までと同じ態度や考え方では女神様との関わりを続けられないとまだ理解できないでいるなんて、哀れだね。
女神様のことは、無料で力を授けて国を支えてくれる便利な存在で、ドリアン王国が踏んだり蹴ったりしても、気にせず利用できると考えてきたんだろうけれど。
そんな時代はもう終わった、と言っているんだよ。
新時代に適応できないなら、今の便利さがドリアン王国の最高到達点だね。
後は、ドリアン王国だけ衰退あるのみだよ。
誰も助けないよ。
誰も利用させないよ。
それが、ドリアン王国のしてきたことの結果だよ。」
とカズラくん。
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