11 / 66
第一章 白銀成長編
第十一話 交流を経て森へ
しおりを挟む
ヒイラギが目を覚ましてからの数週間は、慌ただしいものだった。
目を覚ましたその日は、医者から右足の状態について聞かされた。
中度の打撲ということで、ひとまずは数週間安静にするようにとのことだった。
半日後、目を覚ましたことを知ったナーランがやってきた。
起きたことへの喜びと、優勝したことへの賞賛、無茶な戦い方への怒りを一気に詰め込んできた。
ヒイラギが忘れてしまっていた優勝賞金については、傭兵会に預かってもらうようにしてくれたらしい。
本当に気が利くところは気が利くナーランだった。
数日経ったあと、オニキスが静かにやってきた。
ひと言ふた言、言葉を発すると、そこで会話が終わった。
ヒイラギはいたたまれなくなったが、自分は寝床から動けないため逃げようもない。
オニキスは腕を組んでしばらくその場で直立したあと、普通に別れを告げて出ていった。
その1日後、ヒイラギの見覚えがない老婆が訪ねてきた。
曰く、マフィスの名の師だという。
名の師という言葉を知らなかったヒイラギは、磁場ばあと名乗ったその老婆に意味を教えてもらった。
簡単に言うと、駆け出しの傭兵が、通り名のついている傭兵に弟子入りすることができる制度のようだ。
通り名に関係することから、名の師弟制度と呼ばれているらしい。
知名度を上げながら、実力も伸ばせるということで、弟子入りをする傭兵はそれなりにいるとのことだった。
「最後に、ひとつ言いたいことがあるんじゃじょい」
「なんでしょうか?」
「……マフィスと、正々堂々逃げずに戦ってくれて、ありがとう」
「いえ。こちらこそ、ありがとうございました。
あなたのような強い人と戦えたことで、私も色々学ぶことができました。と、お伝えください」
必ず伝えようと言い残し、磁場ばあは帰っていった。
そんな3人が来た日以外にも、ラセター、ソジュ、カゼリ、デッパフ、ドーム、本当に顔を知らない傭兵、普通の町の人など。
まるで示し合わせたかのように、1日1人ずつヒイラギの元へ見舞にきた。
それもそのはず。あんな戦い方で勝利を収めたことで、ちょっとした人気者になっていたのだ。
さらに、そこは新参大会の際に設置された仮設の医療室。
残っているヒイラギのために、撤去されずに鎮座していた。
つまり、そこに行けばヒイラギに会えるということが確実である。
ただ、どうやって1日1人を厳守したのか。それは謎のままであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「大変お世話になりました。
私のためだけに、何週間もこの建物を残していただいて、すみませんでした。
しかも、本来の先生の仕事場からわざわざ通いで看てくださって。
本当にありがとうございました。このご恩は、必ずお返しします」
あざは少し残っているが、足の痛みがしなくなり動けるようになった日。
ヒイラギは深々と頭を下げると、荷物と剣を持って医療室をあとにした。
荷物というのも、ナーランがヒイラギの泊まっていた宿を引き払いながら持ってきてくれていたのだ。
ここまでしてもらって非常に申し訳ないとヒイラギは思っているが、当のナーランは何も気にしていない様子だった。
そのナーランから、今日は傭兵会に来るように言われていた。
「あ! ヒイラギさん! お元気になられたようでよかったです!
優勝おめでとうございました!」
黒髪でショートの髪の毛の受付の子が、晴れやかな笑顔で出迎える。
その子がいるカウンターのそばには、同じく全力の笑顔のナーランが手を振っていた。
「ありがとうございます。優勝できてよかったです。
たくさん学ぶことができました」
ふたりに近寄って、お礼を述べる。
「それで、ナーランさん。今日はなんですか?」
「うん。アクロ君のお金の話と、優勝特典の"参近操術"との戦いについて話そうと思ってね!
まずはお金の話を、イルちゃん、お願いできるかな?」
「はい! ご説明しますね。
まず、優勝賞金についてですが、ナーランさんが代理で手続きをしてくださったので、現在は傭兵会で預かっています。
今後、依頼達成料なども同様にするおつもりがありましたら、ヒイラギさんから承認をいただきたいと思います。
よろしいですか?」
受付のイルは、幼いながらもしっかりとした口調で、ヒイラギの意見を求める。
「もちろんいいですよ。
信頼して預けられる場所もほかにはないですし。
よろしくお願いします」
「はい! 大切に厳重にお預かりしますね!」
ニパッと笑い、書類にヒイラギのサインを求める。
念のため書類に目を通したうえで、自分の名前を書いた。
「じゃあ次は、"参近操術"との戦いについてだぜ!
戦う日は、いまから1週間後。場所は新参大会をやった広場だけど、ステージとかは全部撤去されているぜ!
あと、あくまでもこれは優勝者の権利だから、戦わないっていう選択肢もあるぜ?」
新参大会と違って、催し物というよりは個人的なものらしい。
観客を呼ぶことはせず、告知もしない。
腕試しの意味合いが強かった。
現在の傭兵会における、戦いの需要にこたえる傭兵部門、その第一位。
傭兵会の最強の矛である。
戦い自体にそこまで興味のないヒイラギにとっても、惹かれるものがあった。
自分より強い者からでも、人の命を守れるようにならなくてはならない。
「もちろん戦わせてもらいます。
ルールとかはあるんですか?」
質問を受けたナーランは、目線でその質問をイルにパスする。
「厳密なものはありません。
当人どうしで合意が得られたルールを用いてもらえればと思います。
ただ、スリークさんはお忙しい方なので、日程の変更があるかもしれません。
もし変更がありましたら、ヒイラギさんにお伝えしますね」
今も長期の依頼を遂行中とのことだった。
「お手数をおかけしますが、よろしくお願いします」
頭を下げてカウンターに背を向ける。
すると、すっと隣にナーランが立ってきた。
「アクロ君。数週間横になってて、体がなまっているんじゃない?」
確かに、この状態でもういちどマフィスたちと戦えと言われたら、勝てるか怪しいくらいには衰えを感じる。
「あんなに長く横になっていたのは初めてだったので、確かに本調子ではないですね」
「そういうと思って! 元気が出て、なおかつ体を動かせるものを用意したぜ!」
(うーん……。ナーランさんは度が過ぎることがあるからなあ……)
嫌な予感というほどではないが、念のため心の準備をする。
「あ、ありがとうございます。何を用意してくれたんですか?」
顔の前でガッツポーズをする。
「自然の癒しと野生の感覚! アクロ君復活記念3日間森林鬼ごっこ!」
目を覚ましたその日は、医者から右足の状態について聞かされた。
中度の打撲ということで、ひとまずは数週間安静にするようにとのことだった。
半日後、目を覚ましたことを知ったナーランがやってきた。
起きたことへの喜びと、優勝したことへの賞賛、無茶な戦い方への怒りを一気に詰め込んできた。
ヒイラギが忘れてしまっていた優勝賞金については、傭兵会に預かってもらうようにしてくれたらしい。
本当に気が利くところは気が利くナーランだった。
数日経ったあと、オニキスが静かにやってきた。
ひと言ふた言、言葉を発すると、そこで会話が終わった。
ヒイラギはいたたまれなくなったが、自分は寝床から動けないため逃げようもない。
オニキスは腕を組んでしばらくその場で直立したあと、普通に別れを告げて出ていった。
その1日後、ヒイラギの見覚えがない老婆が訪ねてきた。
曰く、マフィスの名の師だという。
名の師という言葉を知らなかったヒイラギは、磁場ばあと名乗ったその老婆に意味を教えてもらった。
簡単に言うと、駆け出しの傭兵が、通り名のついている傭兵に弟子入りすることができる制度のようだ。
通り名に関係することから、名の師弟制度と呼ばれているらしい。
知名度を上げながら、実力も伸ばせるということで、弟子入りをする傭兵はそれなりにいるとのことだった。
「最後に、ひとつ言いたいことがあるんじゃじょい」
「なんでしょうか?」
「……マフィスと、正々堂々逃げずに戦ってくれて、ありがとう」
「いえ。こちらこそ、ありがとうございました。
あなたのような強い人と戦えたことで、私も色々学ぶことができました。と、お伝えください」
必ず伝えようと言い残し、磁場ばあは帰っていった。
そんな3人が来た日以外にも、ラセター、ソジュ、カゼリ、デッパフ、ドーム、本当に顔を知らない傭兵、普通の町の人など。
まるで示し合わせたかのように、1日1人ずつヒイラギの元へ見舞にきた。
それもそのはず。あんな戦い方で勝利を収めたことで、ちょっとした人気者になっていたのだ。
さらに、そこは新参大会の際に設置された仮設の医療室。
残っているヒイラギのために、撤去されずに鎮座していた。
つまり、そこに行けばヒイラギに会えるということが確実である。
ただ、どうやって1日1人を厳守したのか。それは謎のままであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「大変お世話になりました。
私のためだけに、何週間もこの建物を残していただいて、すみませんでした。
しかも、本来の先生の仕事場からわざわざ通いで看てくださって。
本当にありがとうございました。このご恩は、必ずお返しします」
あざは少し残っているが、足の痛みがしなくなり動けるようになった日。
ヒイラギは深々と頭を下げると、荷物と剣を持って医療室をあとにした。
荷物というのも、ナーランがヒイラギの泊まっていた宿を引き払いながら持ってきてくれていたのだ。
ここまでしてもらって非常に申し訳ないとヒイラギは思っているが、当のナーランは何も気にしていない様子だった。
そのナーランから、今日は傭兵会に来るように言われていた。
「あ! ヒイラギさん! お元気になられたようでよかったです!
優勝おめでとうございました!」
黒髪でショートの髪の毛の受付の子が、晴れやかな笑顔で出迎える。
その子がいるカウンターのそばには、同じく全力の笑顔のナーランが手を振っていた。
「ありがとうございます。優勝できてよかったです。
たくさん学ぶことができました」
ふたりに近寄って、お礼を述べる。
「それで、ナーランさん。今日はなんですか?」
「うん。アクロ君のお金の話と、優勝特典の"参近操術"との戦いについて話そうと思ってね!
まずはお金の話を、イルちゃん、お願いできるかな?」
「はい! ご説明しますね。
まず、優勝賞金についてですが、ナーランさんが代理で手続きをしてくださったので、現在は傭兵会で預かっています。
今後、依頼達成料なども同様にするおつもりがありましたら、ヒイラギさんから承認をいただきたいと思います。
よろしいですか?」
受付のイルは、幼いながらもしっかりとした口調で、ヒイラギの意見を求める。
「もちろんいいですよ。
信頼して預けられる場所もほかにはないですし。
よろしくお願いします」
「はい! 大切に厳重にお預かりしますね!」
ニパッと笑い、書類にヒイラギのサインを求める。
念のため書類に目を通したうえで、自分の名前を書いた。
「じゃあ次は、"参近操術"との戦いについてだぜ!
戦う日は、いまから1週間後。場所は新参大会をやった広場だけど、ステージとかは全部撤去されているぜ!
あと、あくまでもこれは優勝者の権利だから、戦わないっていう選択肢もあるぜ?」
新参大会と違って、催し物というよりは個人的なものらしい。
観客を呼ぶことはせず、告知もしない。
腕試しの意味合いが強かった。
現在の傭兵会における、戦いの需要にこたえる傭兵部門、その第一位。
傭兵会の最強の矛である。
戦い自体にそこまで興味のないヒイラギにとっても、惹かれるものがあった。
自分より強い者からでも、人の命を守れるようにならなくてはならない。
「もちろん戦わせてもらいます。
ルールとかはあるんですか?」
質問を受けたナーランは、目線でその質問をイルにパスする。
「厳密なものはありません。
当人どうしで合意が得られたルールを用いてもらえればと思います。
ただ、スリークさんはお忙しい方なので、日程の変更があるかもしれません。
もし変更がありましたら、ヒイラギさんにお伝えしますね」
今も長期の依頼を遂行中とのことだった。
「お手数をおかけしますが、よろしくお願いします」
頭を下げてカウンターに背を向ける。
すると、すっと隣にナーランが立ってきた。
「アクロ君。数週間横になってて、体がなまっているんじゃない?」
確かに、この状態でもういちどマフィスたちと戦えと言われたら、勝てるか怪しいくらいには衰えを感じる。
「あんなに長く横になっていたのは初めてだったので、確かに本調子ではないですね」
「そういうと思って! 元気が出て、なおかつ体を動かせるものを用意したぜ!」
(うーん……。ナーランさんは度が過ぎることがあるからなあ……)
嫌な予感というほどではないが、念のため心の準備をする。
「あ、ありがとうございます。何を用意してくれたんですか?」
顔の前でガッツポーズをする。
「自然の癒しと野生の感覚! アクロ君復活記念3日間森林鬼ごっこ!」
0
あなたにおすすめの小説
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる