7 / 22
06 悪役令嬢の矜持
しおりを挟む
「舞踏会?」
ニルヴァーナ王宮、王家の一室。
そこで自身のネイルの手入れをしながら、侍女たちから伝えられた言葉に、怪訝な表情で尋ねる女性。
「はい、カタリナ様。今度この王宮のグランドホールで開かれる舞踏会にございます」
そう、ガウェイン第一王子殿下の新たな婚約者となったカタリナ・フランシスである。
「随分急ですわね? 先日も開かれたばかりではありませんの」
「ええ、どうやら陛下がお決めになられたようで……」
「私はまだ成人しておりませんし、踊るわけではないので関係はありませんけれど、主催者側の王家としては会場に顔出しくらいはしろ、と?」
「おそらく殿下はそう仰るでしょう。また、今回は初めていらっしゃる諸外国の貴族の方々もおりますから、カタリナ様を婚約者として発表したいというのもあるのでしょう」
なるほど、とカタリナは察した。
ガウェイン第一王子殿下はニルヴァーナ王国の王家に、ついに魔石師の令嬢が妃として迎え入れられた事を自慢したいのだ。
「で、それなら私が以前頼んでおいたオートクチュールのドレスは仕上がっているんですのよね? 今のうちに袖を通しておきたいですわ」
「そ、それがまだ……」
「はあ? まだなんですの!? 使えませんわね!」
「も、申し訳ございません」
侍女たちは内心穏やかではなかった。
それというのも、このカタリナというフランシス家の令嬢は、実に常日頃から傲慢な態度ばかりを取るからであった。
だいたいドレスはすでに何着も持っているというのに、このカタリナは新しいドレスが仕上がる度に、アレが駄目だ、コレが駄目だと難癖ばかりつけて、すぐに新しいドレスを仕立てなさいと矢継ぎ早に注文ばかりするから、製作が間に合わないのである。
侍女たちは以前の婚約者であるルフィーリアの方が良かったと思うばかりであった。
「ふん、まあいいですわ。とりあえず貴女たちは殿下に、この度の舞踏会では目一杯豪華に、豪勢にお金をかけなさいと伝えて」
「え? そ、それはどういう……」
「諸外国の方々がいらっしゃるのでしょう? 私の王宮がみすぼらしい夜会を開くだなんて思われたくないもの。料理も最高級のものを用意なさい。それと私にできる限りの高級宝石も準備なさい」
「ほ、宝石もでございますか?」
「当たり前でしょう? 魔石師の力をその会場で見せつけなくてどうするの」
「ですが、魔石精製には時間が掛かりますから、おひとつで充分なのでは……」
「馬鹿ですわね。見栄えですわよ、見栄え! 宝石に囲まれている方が華やかでしょう?」
「その……費用などの問題ですぐにそれが通るかはわかりませんが……」
「やれるだけやりなさい!」
「か、かしこまりました」
侍女たちは頭を下げ、慌ててカタリナの部屋を出て行った。
「……ふう」
カタリナは疲れたような表情で溜め息をひとつ吐いた。
カタリナは常に不機嫌だ。
第一王子殿下に見初められ、こうして婚約者の座を義理の姉から奪い取る事に成功したが、まだまだカタリナにはやらなければいけない野心がある。
とにかく今はまだその弊害が多すぎるのだ。
カタリナは早く成人して、ガウェインと結婚したかった。
婚約では義理姉のようにいつどうなるかわからないからである。
だからできるだけ、それまでに問題は起きない事を願っているのだ。
「全く、陛下も殿下も勝手な事を。下手に夜会で私を見せ物にして、何かトラブルがあったらどうするんですの」
魔石師の令嬢。
それだけで多くの貴族らは光に集まる羽虫の如く、わらわらと寄ってくる。
そんな有象無象がカタリナに対して不埒な行動をしてこないとも限らないのだ。
「私が成人するまでは、少し夜会は控えてもらう様、進言しておかなくてはいけませんわね」
カタリナには考えがある。
自分の理想とする未来。
その為に、こうして義理姉に嫌われても今の地位を奪い取ったのだ。
だから結婚し、ガウェイン殿下にしっかり王位継承してもらい、自分がニルヴァーナ王妃となるまではなんとしても今の地位を、立場を保持し続けなくてはならない。
「……お姉様、今どこで何をしていらっしゃるのでしょうね」
カタリナは小さく笑った。
●○●○●
「……ふう。今日はこれだけ作っておけば問題ありませんわね」
夜。
ルビイは魔石店の奥にある作業場で、一人魔石の精製を行なっていた。
と言ってもルビイにとっての魔石精製は実に簡単なお仕事だ。何せ小石を手に取り、魔力を中へと流し込むだけなのだから。
その上、作業はものの数秒から数十秒で終わる。その後は仕上がった魔石を店頭に並べ置くだけだ。
ただしルビイが一日に作れる魔石は小石ほどの物で数十個、手のひら大の物でニ、三個といったところだ。それ以上はルビイの魔力が切れる。
ちなみにルビイが作れる魔石は今現在数種類ある。
光を放つ魔光石、声色を変化させる魔声石、高熱を放出する魔熱石、虫の嫌がる臭いを放つ魔臭石……と、色々だ。
普通の魔石師ならそれを高価で希少な宝石にしか付与できないのだが、ルビイはそれをただの石ころに付与できる。
その事を知ったのはもちろん最近になってから。
ルビイは魔光石しか作れないと自分で思っていたからだ。
それについてもシルヴァからのアドバイスを得て、魔力のコントロール方法を変える事で様々な魔石を作れる事をここ数ヶ月の間に学べたのである。
「でもこんなの、お父様やカタリナは前からやれていた事なんですのよね……」
ルビイの言う通り、今ルビイが作れる魔石は、魔石師の初心者が作るような物ばかり。とてもギルドの戦士たちや軍事的な武力に貢献するような高難度の魔石ではない。
ルビイの父、エメルドが優秀な魔石師として名を馳せている理由はそこにもあり、エメルドが作る最高品質の魔石は、持つ物の身体能力を大幅に上昇させたり、持ち主の身体を浮かせたりと更なる不思議で強力なものばかりだ。
ルビイは実際まだまだ魔石師としては駆け出しだ。
しかし彼女にはただの石ころを魔石にできるという類い稀なる力がある。
それがどれほど大変な事なのか、ルビイはいまだに理解しきれていないのだ。
「でも私はこれで充分! 簡単な魔石を作って、売って、生活できるお金を稼げれば。ついでに買ってくれた人が喜んでくれればそれだけで満足ですもの」
彼女はまだ知らない。
簡単な魔石を石から作れる事の重大さを。
ニルヴァーナ王宮、王家の一室。
そこで自身のネイルの手入れをしながら、侍女たちから伝えられた言葉に、怪訝な表情で尋ねる女性。
「はい、カタリナ様。今度この王宮のグランドホールで開かれる舞踏会にございます」
そう、ガウェイン第一王子殿下の新たな婚約者となったカタリナ・フランシスである。
「随分急ですわね? 先日も開かれたばかりではありませんの」
「ええ、どうやら陛下がお決めになられたようで……」
「私はまだ成人しておりませんし、踊るわけではないので関係はありませんけれど、主催者側の王家としては会場に顔出しくらいはしろ、と?」
「おそらく殿下はそう仰るでしょう。また、今回は初めていらっしゃる諸外国の貴族の方々もおりますから、カタリナ様を婚約者として発表したいというのもあるのでしょう」
なるほど、とカタリナは察した。
ガウェイン第一王子殿下はニルヴァーナ王国の王家に、ついに魔石師の令嬢が妃として迎え入れられた事を自慢したいのだ。
「で、それなら私が以前頼んでおいたオートクチュールのドレスは仕上がっているんですのよね? 今のうちに袖を通しておきたいですわ」
「そ、それがまだ……」
「はあ? まだなんですの!? 使えませんわね!」
「も、申し訳ございません」
侍女たちは内心穏やかではなかった。
それというのも、このカタリナというフランシス家の令嬢は、実に常日頃から傲慢な態度ばかりを取るからであった。
だいたいドレスはすでに何着も持っているというのに、このカタリナは新しいドレスが仕上がる度に、アレが駄目だ、コレが駄目だと難癖ばかりつけて、すぐに新しいドレスを仕立てなさいと矢継ぎ早に注文ばかりするから、製作が間に合わないのである。
侍女たちは以前の婚約者であるルフィーリアの方が良かったと思うばかりであった。
「ふん、まあいいですわ。とりあえず貴女たちは殿下に、この度の舞踏会では目一杯豪華に、豪勢にお金をかけなさいと伝えて」
「え? そ、それはどういう……」
「諸外国の方々がいらっしゃるのでしょう? 私の王宮がみすぼらしい夜会を開くだなんて思われたくないもの。料理も最高級のものを用意なさい。それと私にできる限りの高級宝石も準備なさい」
「ほ、宝石もでございますか?」
「当たり前でしょう? 魔石師の力をその会場で見せつけなくてどうするの」
「ですが、魔石精製には時間が掛かりますから、おひとつで充分なのでは……」
「馬鹿ですわね。見栄えですわよ、見栄え! 宝石に囲まれている方が華やかでしょう?」
「その……費用などの問題ですぐにそれが通るかはわかりませんが……」
「やれるだけやりなさい!」
「か、かしこまりました」
侍女たちは頭を下げ、慌ててカタリナの部屋を出て行った。
「……ふう」
カタリナは疲れたような表情で溜め息をひとつ吐いた。
カタリナは常に不機嫌だ。
第一王子殿下に見初められ、こうして婚約者の座を義理の姉から奪い取る事に成功したが、まだまだカタリナにはやらなければいけない野心がある。
とにかく今はまだその弊害が多すぎるのだ。
カタリナは早く成人して、ガウェインと結婚したかった。
婚約では義理姉のようにいつどうなるかわからないからである。
だからできるだけ、それまでに問題は起きない事を願っているのだ。
「全く、陛下も殿下も勝手な事を。下手に夜会で私を見せ物にして、何かトラブルがあったらどうするんですの」
魔石師の令嬢。
それだけで多くの貴族らは光に集まる羽虫の如く、わらわらと寄ってくる。
そんな有象無象がカタリナに対して不埒な行動をしてこないとも限らないのだ。
「私が成人するまでは、少し夜会は控えてもらう様、進言しておかなくてはいけませんわね」
カタリナには考えがある。
自分の理想とする未来。
その為に、こうして義理姉に嫌われても今の地位を奪い取ったのだ。
だから結婚し、ガウェイン殿下にしっかり王位継承してもらい、自分がニルヴァーナ王妃となるまではなんとしても今の地位を、立場を保持し続けなくてはならない。
「……お姉様、今どこで何をしていらっしゃるのでしょうね」
カタリナは小さく笑った。
●○●○●
「……ふう。今日はこれだけ作っておけば問題ありませんわね」
夜。
ルビイは魔石店の奥にある作業場で、一人魔石の精製を行なっていた。
と言ってもルビイにとっての魔石精製は実に簡単なお仕事だ。何せ小石を手に取り、魔力を中へと流し込むだけなのだから。
その上、作業はものの数秒から数十秒で終わる。その後は仕上がった魔石を店頭に並べ置くだけだ。
ただしルビイが一日に作れる魔石は小石ほどの物で数十個、手のひら大の物でニ、三個といったところだ。それ以上はルビイの魔力が切れる。
ちなみにルビイが作れる魔石は今現在数種類ある。
光を放つ魔光石、声色を変化させる魔声石、高熱を放出する魔熱石、虫の嫌がる臭いを放つ魔臭石……と、色々だ。
普通の魔石師ならそれを高価で希少な宝石にしか付与できないのだが、ルビイはそれをただの石ころに付与できる。
その事を知ったのはもちろん最近になってから。
ルビイは魔光石しか作れないと自分で思っていたからだ。
それについてもシルヴァからのアドバイスを得て、魔力のコントロール方法を変える事で様々な魔石を作れる事をここ数ヶ月の間に学べたのである。
「でもこんなの、お父様やカタリナは前からやれていた事なんですのよね……」
ルビイの言う通り、今ルビイが作れる魔石は、魔石師の初心者が作るような物ばかり。とてもギルドの戦士たちや軍事的な武力に貢献するような高難度の魔石ではない。
ルビイの父、エメルドが優秀な魔石師として名を馳せている理由はそこにもあり、エメルドが作る最高品質の魔石は、持つ物の身体能力を大幅に上昇させたり、持ち主の身体を浮かせたりと更なる不思議で強力なものばかりだ。
ルビイは実際まだまだ魔石師としては駆け出しだ。
しかし彼女にはただの石ころを魔石にできるという類い稀なる力がある。
それがどれほど大変な事なのか、ルビイはいまだに理解しきれていないのだ。
「でも私はこれで充分! 簡単な魔石を作って、売って、生活できるお金を稼げれば。ついでに買ってくれた人が喜んでくれればそれだけで満足ですもの」
彼女はまだ知らない。
簡単な魔石を石から作れる事の重大さを。
12
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄されましたが、孤児院を作ったら国が変わりました』
ふわふわ
恋愛
了解です。
では、アルファポリス掲載向け・最適化済みの内容紹介を書きます。
(本命タイトル①を前提にしていますが、他タイトルにも流用可能です)
---
内容紹介
婚約破棄を告げられたとき、
ノエリアは怒りもしなければ、悲しみもしなかった。
それは政略結婚。
家同士の都合で決まり、家同士の都合で終わる話。
貴族の娘として当然の義務が、一つ消えただけだった。
――だから、その後の人生は自由に生きることにした。
捨て猫を拾い、
行き倒れの孤児の少女を保護し、
「収容するだけではない」孤児院を作る。
教育を施し、働く力を与え、
やがて孤児たちは領地を支える人材へと育っていく。
しかしその制度は、
貴族社会の“当たり前”を静かに壊していった。
反発、批判、正論という名の圧力。
それでもノエリアは感情を振り回さず、
ただ淡々と線を引き、責任を果たし続ける。
ざまぁは叫ばれない。
断罪も復讐もない。
あるのは、
「選ばれなかった令嬢」が選び続けた生き方と、
彼女がいなくても回り続ける世界。
これは、
恋愛よりも生き方を選んだ一人の令嬢が、
静かに国を変えていく物語。
---
併せておすすめタグ(参考)
婚約破棄
女主人公
貴族令嬢
孤児院
内政
知的ヒロイン
スローざまぁ
日常系
猫
『胸の大きさで婚約破棄する王太子を捨てたら、国の方が先に詰みました』
鷹 綾
恋愛
「女性の胸には愛と希望が詰まっている。大きい方がいいに決まっている」
――そう公言し、婚約者であるマルティナを堂々と切り捨てた王太子オスカー。
理由はただ一つ。「理想の女性像に合わない」から。
あまりにも愚かで、あまりにも軽薄。
マルティナは怒りも泣きもせず、静かに身を引くことを選ぶ。
「国内の人間を、これ以上巻き込むべきではありません」
それは諫言であり、同時に――予告だった。
彼女が去った王都では、次第に“判断できる人間”が消えていく。
調整役を失い、声の大きな者に振り回され、国政は静かに、しかし確実に崩壊へ向かっていった。
一方、王都を離れたマルティナは、名も肩書きも出さず、
「誰かに依存しない仕組み」を築き始める。
戻らない。
復縁しない。
選ばれなかった人生を、自分で選び直すために。
これは、
愚かな王太子が壊した国と、
“何も壊さずに離れた令嬢”の物語。
静かで冷静な、痛快ざまぁ×知性派ヒロイン譚。
悪役令嬢の役割を演じきり、婚約破棄で自由を手に入れた私。一途な騎士の愛に支えられ、領地経営に専念していたら、元婚約者たちが後悔し始めたようで
黒崎隼人
ファンタジー
「悪役令嬢」の断罪劇は、彼女の微笑みと共に始まった――。
王太子に婚約破棄を突きつけられた侯爵令嬢エルザ・ヴァイス。乙女ゲームのシナリオ通り、絶望し泣き叫ぶはずだった彼女が口にしたのは、「その茶番、全てお見通しですわ」という、全てを見透かすような言葉だった。
強制された役割から自ら降りたエルザは、王都の悪意を背負いながら、疲弊した領地へと帰還する。そこで彼女を待っていたのは、世間の冷たい目と、幼い頃に救った孤児――騎士レオン・ベルナールの変わらぬ忠誠心だった。
「あなたが悪役などであるはずがない」。彼の言葉に導かれ、エルザは己の才能と知性を武器に、領地の改革に乗り出す。一方、シナリオから外れた王都では、王太子ルキウスやヒロインのリアナが、抱える違和感と罪悪感に苦しんでいた。
しかし、エルザを陥れようとする新たな陰謀が動き出す。果たしてエルザは、自らの人生を切り開き、本当の幸せを掴むことができるのか? そして、ゲームの呪縛から解き放たれた者たちの運命は――。
これは、悪役令嬢という仮面を脱ぎ捨て、真実の愛と自己実現を手にする、美しくも力強い逆転の物語。あなたもきっと、彼女の選択に心を揺さぶられるでしょう。
記憶喪失の婚約者は私を侍女だと思ってる
きまま
恋愛
王家に仕える名門ラングフォード家の令嬢セレナは王太子サフィルと婚約を結んだばかりだった。
穏やかで優しい彼との未来を疑いもしなかった。
——あの日までは。
突如として王都を揺るがした
「王太子サフィル、重傷」の報せ。
駆けつけた医務室でセレナを待っていたのは、彼女を“知らない”婚約者の姿だった。
転生した子供部屋悪役令嬢は、悠々快適溺愛ライフを満喫したい!
木風
恋愛
婚約者に裏切られ、成金伯爵令嬢の仕掛けに嵌められた私は、あっけなく「悪役令嬢」として婚約を破棄された。
胸に広がるのは、悔しさと戸惑いと、まるで物語の中に迷い込んだような不思議な感覚。
けれど、この身に宿るのは、かつて過労に倒れた29歳の女医の記憶。
勉強も社交も面倒で、ただ静かに部屋に籠もっていたかったのに……
『神に愛された強運チート』という名の不思議な加護が、私を思いもよらぬ未来へと連れ出していく。
子供部屋の安らぎを夢見たはずが、待っていたのは次期国王……王太子殿下のまなざし。
逃れられない運命と、抗いようのない溺愛に、私の物語は静かに色を変えていく。
時に笑い、時に泣き、時に振り回されながらも、私は今日を生きている。
これは、婚約破棄から始まる、転生令嬢のちぐはぐで胸の騒がしい物語。
※本作は「小説家になろう」「アルファポリス」にて同時掲載しております。
表紙イラストは、Wednesday (Xアカウント:@wednesday1029)さんに描いていただきました。
※イラストは描き下ろし作品です。無断転載・無断使用・AI学習等は一切禁止しております。
©︎子供部屋悪役令嬢 / 木風 Wednesday
どうやらお前、死んだらしいぞ? ~変わり者令嬢は父親に報復する~
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「ビクティー・シークランドは、どうやら死んでしまったらしいぞ?」
「はぁ? 殿下、アンタついに頭沸いた?」
私は思わずそう言った。
だって仕方がないじゃない、普通にビックリしたんだから。
***
私、ビクティー・シークランドは少し変わった令嬢だ。
お世辞にも淑女然としているとは言えず、男が好む政治事に興味を持ってる。
だから父からも煙たがられているのは自覚があった。
しかしある日、殺されそうになった事で彼女は決める。
「必ず仕返ししてやろう」って。
そんな令嬢の人望と理性に支えられた大勝負をご覧あれ。
【完結】前提が間違っています
蛇姫
恋愛
【転生悪役令嬢】は乙女ゲームをしたことがなかった
【転生ヒロイン】は乙女ゲームと同じ世界だと思っていた
【転生辺境伯爵令嬢】は乙女ゲームを熟知していた
彼女たちそれぞれの視点で紡ぐ物語
※不定期更新です。長編になりそうな予感しかしないので念の為に変更いたしました。【完結】と明記されない限り気が付けば増えています。尚、話の内容が気に入らないと何度でも書き直す悪癖がございます。
ご注意ください
読んでくださって誠に有難うございます。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる