転生した平凡顔な捨て子が公爵家の姫君？平民のままがいいので逃げてもいいですか

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結論から言うとあの馬鹿ウサギや牛ウサギはライラさんとエフリアちゃんの攻撃で倒したようだ
その攻撃の最中に過呼吸騒動があったもんだから大変だったけどライラさん達があの魔物の討伐を終えるとアルフレッド君は落ち着きを取り戻し逆にぐったりして動かないあたしがいてとっても驚いたんだとか
まあ、あたしの場合なんてことないただ疲れたってだけだったんだけどね
だから驚いたよ起きた時に目の前にアルフレッド君の顔があったから・・・・

「ん・・・にゅ？」

「起きたか・・・・？」

「ふえっ？ここは？「ライラの屋敷だ」

ライラさんの屋敷ってことはあれ・・・・？あれから何がどうなったんだっけそれに魔物はどうなった？
っていうかもしかしてあたし物凄い迷惑かけちゃった？

「アルフしゃん身体は？だ・・・・大丈夫でしゅか？」

「大丈夫だ心配ないそれはそうお前には迷惑をかけたな」

「迷惑だなんて！そんなことないでしゅよ」

「ギルバートが驚いてたぞお前が見たこともない治療法を俺にしたって」

・・・・・え？治療法？袋のやつ？あれってこの世界では一般的ではないの？なんかまずかったかな

「あいつは・・・ギルはどうしようかおろおろするばかりで何も出来なかったのにまだ幼いお前に救われたって言ってたぞ」


「救われただなんて大げしゃでしゅよ～あたちも必死で咄嗟に思いついてやってしまったっていうきゃ・・・・・」


「マリーがいなかったらどうなってたか・・・・ありがとうな」

そう笑顔を浮かべながらあたしの頭をくしゃくしゃって撫でられた
なんだか嬉しい~でも落ち着いたからよかったようなもののお医者さんには診てもらったほうがいいよ
そのことを言おうとするとノックもせずにばたばたと誰かが侵入してきた

「マリーちゃん！！おはようございます！身体のほうはどうですか？まだ辛いですか？」

「ギルバートノックも無しにレディの寝ている部屋に入るとは礼儀がなってないぞ」

「あれ？アルフレッド様だってマリーちゃんの了解も無しに寝室に侵入してるじゃないですか」

「俺はいいんだよ！それに部屋の扉は少し開けてあるではないか！俺が恩人のマリーに何かする男だとお前は思ってるのか？」


「お・・・・思ってませんって！！でも元気そうで良かったです心配したんですよ～俺、マリーちゃんの声が聞こえてすっ飛んで来たんですよ」

「心配かけてごめんなしゃいでしゅ」

「本当だよ余程疲れたのかあの後泥のように眠ってなかなか起きないしまったく・・・・あんまり無茶するんじゃないよ」

「はい！ライラしゃん！！」

「・・・・で、早速だけどマリーがしたという治療法聞かせてもらおうか？」

「ライラしゃん治療法ってあの袋のやちゅ・・・？」

「そうだよあれは何処で聞いた治療法なんだい？「ええっと・・・・どこかな～？夢で見た感じかな？あはは」

「あの、突然ですが！」

「は・・・・はい！」


「これはわたしからのお願いがなんですがアルフレッド様の発作のことは秘密にしてほしいのです」

「ひみちゅ・・・・？でしゅか」

「誰にも言わないと約束して欲しいのです「あたち誰にも言いましぇんよ」

「では、マリーちゃんあなたには魔法契約書を交わしていただきたい」

彼が指を鳴らすと何処からともなく出てきたのは一通の書類、ギルバートさんが軽く息を吹きかけるとなにやら文字が現れる、これはなんだろう？なんだか厄介なことしか浮かばないんだけど？嫌な予感に背筋がひんやりしていた