こんなもんだろう

かぁくん

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四章6 心とえみ

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春「えみー!迎え来たよー!行こー!」

春と駿がえみを迎えに来た。

心「やべ!俺学ランに着替えに1回家戻らんと!」

心が玄関に向かった。

春「え?何でいんの?」
心「まぁ色々あって。すぐ戻るから待ってて!」
駿「何だよ、お泊まりか?このスケベ」
心「うるさい!絶対待っててよ」
駿「あいよー」

心は自分の家に向かった。

春「何で心君いたの?」

えみは昨日の出来事を2人に伝えた。

春「えーー!何それ!はぁ。とうとう」
駿「あの野郎。裏切り者め」

心が戻って来た。

心「ごめんごめん!行こ」

駿が鬼の形相で心を見ていた。

心「何だよ。何でにらんでんの?学校まだ間に合うでしょ?」
駿「テメーえみちゃんと付き合ったらしいな」
心「うん。そうだけど?」
駿「まぁ付き合ったのはいいよ。そんで?昨日の夜は楽しかったですか?」
心「え?あー。その事?いや、楽しいとかそうゆう感覚はなかったかな」
駿「ふーん。そうですか。楽しいとかの感覚はないと」
心「うん。まーけど嬉しかったかな」
駿「はぁー?くそ!てめー!この裏切り者!!」
心「何でだよ!」
駿「け!春行こうぜ!」

駿は歩いていった。

駿「たくよー。大体にして中1でとか早いんだよ。ねー?春」

駿が振り向くと誰もついて来ていなかった。

駿「おい!皆!来いよ!」

駿が戻ってくる。

春「あんたひがんでんの?引くんだけど」
駿「えーー!春悔しくないの!?」
春「別に?よかったじゃん付き合えて。あんたみたいにやらしい事考えて怒ってる方が何かムカつく」
駿「えーー!何でだよ!」
春「皆行こ」
えみ【心ちゃん腕組んでいい?】
心「いいに決まってるじゃん」
えみ【ありがと】

すると3人は駿をおいて行こうとした。

駿「チョット待てよ!」

駿が心の隣に来た。

駿「お前覚えとけよ。俺はお前よりすごい事してやるからな」
心「すごい事って何だよ。わかったよ。何か知らんけどごめんな」
駿「イヤだ!」
心「何でだよ!わけわかんね!」
駿「まぁけど、付き合った事は嬉しいよ、おめでと。よかったな」
心「おう」

友達のこの4人。その内2人が友達以上の関係になった。

登校途中。

春「はー。私も付き合いたい」
駿「何?春好きな奴とかいんの?いるわけないか!」
春「はー?いますけど!」
駿「じゃあ初めての失恋か!あーあ、かわいそうに」
えみ【駿君!何でそうゆう事言うの?かわいそうに!】
春「そうだよ!てかえみよかったね!これからはもっと心君にくっついていられるね!」

えみが笑顔で頷いた。

春「けどショッピングセンター行った時も組んでて思ったけど、やっぱ左右は変わらないんだね」
えみ【一緒にいない時以外は変わりません】
心「何?どうゆう事?」
春「いや、何でもない」
心「何だよ」
えみ【これからもいつもと一緒でよかったねって話しだよ!】
心の「ふーん。よくわかんないけど」




保健室。


駿「本当に浩二君来ないな。今に来るかなー?」
心「あんな奴来なくていいよ」
駿「何?何で?何かあった?」
心「え?えみちゃんから聞いてないの?」
駿「何が?聞いてないけど」

心は昨日の出来事を説明した。
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