こんなもんだろう

かぁくん

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四章11

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心「うるさいなー。じゃあね」
駿「何だよ!起きろよ!」
舞美「そうだよ!あんたその怪我で起きなかったらやばいと思うでしょ!」
心「あー、腹減った。舞ちゃんご飯まだー?」
舞「もう作ってあるけどもう夕ご飯だよ」
心「そっか。わかった」
舞「夕ご飯できるまで作っといたやつ食べときなさい」
心「うん。えみちゃん一緒にたべよ」

えみが頷く。



次の日。
学校。保健室。


ひさこ「あんた達何で病院行かないの?」
駿「いや、なんとなく。大丈夫だし」
ひさこ「いや、全然大丈夫じゃないでしょ。誰にやられたの?」
心「誰でもいいじゃん。それよりさー、えみちゃん今日何か変じゃない?」
駿「マジそれ。ズーッと下向いて。弁当食ってる時も喋んないし」

学校の鐘がなる。

心「よし、部活行くか!」
駿「そんなんでできんの?」
心「確かに。今日はそのままえみちゃん達の所行く?」
駿「そうしよ」
心「じゃあひさこちゃん、また明日ねー」
ひさこ「はいね」

音楽室に行くとまだえみと春はいなかった。

心「何でいないの?」
駿「知らね」
心「保健室でも行ったのかな?」
駿「何で?」
心「いや、俺達呼びに」
駿「あー。行ってみる?」
心「おう」

保健室に着くがえみと春はいなかった。

心「ひさこちゃん、えみちゃんと春ちゃん来なかった?」
ひさこ「来てないよ」

するとそこに春が来た。

春「何してんの?心君部活は?」
駿「お前も何してんの?」
春「いや、えみがいなくて」
心「え?」
春「トイレ行くってトイレ行って帰って来なくて、気になって行ったらいなくて」
心「チョット探しに行こ」




その頃えみは。

えみ(よし、あの3人いるかな?)

えみは自転車置き場に向かっていた。

えみ(昨日メール送っといたからいるよね)

えみは自転車置き場に着いたが誰もいなかった。

えみ(あれ?いない)

「えみちゃん」

えみがビックリして振り向くとそこにはせいやと浩二と夏美がいた。

せいや「あれ?1人?皆いると思ったのに」

えみが震え始めた。

えみ(何私怖がってるの?)

せいや「で?何?何で呼んだの?」
えみ【浩二君を返して】
せいや「何で?別にとったわけじゃないよ?」
えみ【浩二君もこんな人といるの嫌でしょ?】
せいや「いやいや、浩二は俺と一緒にいたいからいるんだよ。な?浩二?」
浩二「はい」
せいや「ほら」
えみ【嘘だ】
せいや「めんどくさいなー。何?それだけ?」
えみ【それだけじゃない。心ちゃん達に謝って】
せいや「は?何でだよ。あ、昨日の事?」
えみ【心ちゃん達何も悪い事してないんでしょ】
せいや「けど友達にはなってくれなかったよ?」
えみ【友達にならなくてもあんな事しない】
せいや「くそ、めんどくさいなー。浩二?」
浩二「はい?」
せいや「この子も夏美みたいに犯せば彼女になってくれるかな?」
浩二「え?」
せいや「夏美の為にもそうした方がいいんじゃないの?お前女の友達いないし、このままじゃ、一生夏美、俺の彼女だよ?イヤなんだろ?」
えみ【どうゆう事?】
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