もしあの時君がいたら

花野 飛雨

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警察学校編

警察学校時代8

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「療養が必要なのはわかるがこちらは一刻も早く捜査を進めたいんだ。」
と厳しい顔で言ってきた。この人も大変なんだな。もしかしたら上の人が圧力をかけているのかもしれない。
「ちゃんと事情聴取中にも睡眠を取らせてあげてください。」
と俺が言った。
「わかった。そうだお前たちに言いたいことがあったんだ。お前たちに事件のことを知らせようとした。もう1人の警察官がいただろ。その人がお前たちと話がしたいらしい。F4に行ってくれ。」
と捜査官がいった。
「了解です。至急F4に向かいます。」
と捜査官に告げて、移動した。


~F4にて~
「五月雨。4階に着いたよ。大丈夫か?」
亮が俺に言ってきた。
「あぁ~大丈夫だ。ちょっと最近運動してなくて、4階に昇っただけで横腹が痛い」
と笑って亮に言った。
「最近事件のことで運動とかあんまりしてないもんな。まぁ動かなくなると体力もグーンと下がるんだなw」
とすごく当たり前のことを亮が言った。集合時間まで時間があったから、亮と雑談してたら突然、窓がパリンと割れたと同時に、人が飛んできた。全身真っ黒な服に猫のお面をつけたやつが入ってきた。直ぐにほかの人たちの応援を呼んだ。その間に侵入者が逃げようとしたので、右手で侵入者の顔を思いっきり殴った。侵入者がよろけた瞬間腹を殴ろうとしたら顔面にキックを食らった。俺がよろけてる間にやつは逃げようとしていたから、追いかけようとした
瞬間
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