52 / 418
第4章 魔王と呼ばれてるなんて知らなかったよ⁈
048話 冒険者ギルマス トーマス
しおりを挟む
『ドラゴン肉、美味いよ!』
ブロック分けされたドラゴン肉を、ガルム邸の専属シェフに切り分けて、ミディアムレアに焼いてもらった。これがとても美味い!
気が付けば4皿目に手を掛けていた。ふと周りを見ると、アヤコさんやサナエさんの姿は無く、何故かニヤニヤ笑うドワーフ達とがたいの良い男に囲まれていた。
「良い食いっぷりだのぅ、若いの!」
「いやはや、全くだ!小さな体によく入る。まるでドワーフだな」
食べてるところをずっと見られていたのか。俺はドワーフではない、痩せの大食いなのだよ。あと、肉が美味いのだから仕方ない。
「俺は、王都で冒険者ギルドのマスターをしてるトーマスという者だ。勝手に鑑定で見させてもらったんだが、中々のステータスを持ってるじゃないか」
おっと、がたいの良い彼は冒険者ギルドのマスターだったか。これは用心しないとな。
「お前さん、ナーサキ王国の生き残りなんだってな。今は貴族では無いなら、生活はどうしてるんだ?妻帯者なら、稼ぎが必要だろう。その実力があれば…」
「おお、ここに居ましたかアラヤ殿!」
タイミングよくガルムさんが登場する。念話で呼んだ訳じゃないんだけど、この人は周りの状況が良く見えてるよね。
「これはトーマス殿、楽しんでおられますかな?」
「ああ、酒も料理も最高だよ。しかも、今しがた良い人材を見つけたところでね」
「ハハハ、アラヤ殿の事ですかな?しかし、それは残念と言わねばなりませんな」
「ん?何故だ?彼は今は貴族でも無いし、どこかに腰を下ろしているわけではないのだろう?」
「アラヤ殿は、私と様々な商品開発を取り組んでいる共同開発者でしてな。稼ぎは既にありますし、所属先は商工会が先約してるのですよ」
「ええっ?そりゃないよ、ガルム殿。せっかく確保できると思ったのに。ああ、キングを倒したししょとか言う人材も見つからないし、良い人材は中々手に入らないな~」
「先約あったなら仕方ないのぉ」
「うむ、残念だな」
おお、危ない危ない。トーマス以外のドワーフ達も、どうやら違う街のギルマスだったようだ。ガルムさん、ありがとうです!
「アラヤ殿、肉も良いですが、夫人方をそろそろ迎えに行くべきだと思いますぞ?」
おっと、そうだ。手に持っていた最後の肉を急いで食べ終える。
直ぐに気配感知で二人の反応を見ると、サナエさんもアヤコさんも、複数の反応に囲まれている。
直ぐに目視出来たのはサナエさん。貴族らしい男達に囲まれている。
アラヤはサナエの元に早足で駆け寄るが、途中で隠密を使い気配を消した。
サナエさんに言いよる貴族達の会話が聞こえる。
「なぁ、別に減る物でも無いだろう?一度で良いから踊ってみてくれよ」
「踊り子という職業なんだろ?仕事と思って行動するだけでいい話ではないか」
「何なら、あんな没落した貴族の子供なんかほっといて、我が男爵家で養ってやろうか?」
こいつら、酒に酔ってるとは言え、好き勝手言ってるな。ガルムさんも仕事上だろうけど、こんな奴等と付き合う必要あるのだろうか?
ガルムさんには悪いけど、ここはひとつ威圧LV 2の実験台になって貰おうか。
技能を発動しようと手を前に出そうとしたら、その腕を掴まれる。
「何をする気か知らないが、やめときな」
気配感知には反応は無かった。腕を掴んでいるのはギルマスのトーマスだ。隠密持ちだったのか。鑑定で見ておけば良かったな。
「皆様、私はいつでも踊りたい時に踊ります。今はその時ではありませんし、今後その時が来る気配もありませんね」
サナエさんは、貴族達にキッパリとお断りをした。その態度に腹を立てた1人の貴族が、サナエさんの腕を掴もうとする。
アラヤはトーマスに掴まれた腕を振り解き、その貴族の前に出ようとした。
「私に触れたら、後ろにいる私の主人が黙っていませんよ?」
「ああっ⁈没落貴族ぶぜいが何を…⁈」
振り返るとそこにはアラヤがいる。一斉に他の貴族達は巻き込まれないように離れていく。
目の前にいるのは見かけは子供のアラヤ=グラコ。しかし、そのステータスは貴族達より高いのは、鑑定士より聞かされている。
「わ、わ、私に手を出したらどうなるか分かっているのか⁈」
「さあ?では、男爵様は私の妻に手を出したらどうなるか知っていますか?」
「な、な、な、な、何をすると言うのだ⁈」
明らかにびびって声が裏返っている。こういう輩には、変な気を起こさないように釘を刺して置かないとね。
『骨も残らないように喰ってあげますよ』
トーマスに邪魔されたくないので、念話で脅しを入れる。男爵は青ざめて会場から出て行った。ちょっとやり過ぎたかな?これくらいはガルムさんに迷惑かけて無いよね?
「アラヤ殿、手を出していたら、俺も無視する訳にはいかなくなるからな?」
「手は出しませんよ。それよりも、止める相手が違うと思いますよ?」
トーマスを軽く睨んで見ると、まぁまぁと肩を軽く叩く。
「相手は貴族様だ。力じゃ勝てるが、横繋がりの面倒事で消される羽目になるぞ?」
「残念ですが、貴方のやり方で家族を守れるとは思えませんね」
「ん~、まだまだ青いね~」
コイツ‼︎喰ってやろうか⁈
『アラヤ君‼︎ちょっと冷静になって‼︎』
珍しくキレそうになったアラヤを、向かい側から見ていたアヤコが念話で止めた。貴族夫人達に囲まれている中で、よくこっちの様子に気付いたな。
『今、凄い怖い顔になってたよ⁉︎アラヤ君こそ、怒る相手が違うでしょう⁈』
「私は大丈夫だよ…?落ち着いて」
サナエさんも、アラヤを落ち着かせようとする。何?俺が悪いの?納得できないんだけど!
「えー、皆様!只今より、腕相撲大会を開きたいと思います!豪華景品も用意してありますので、今から募集しますので参加したい方はお早めに‼︎」
突然、大声で呼び掛けるガルムさん。アラヤを見て、ニコリと頷く。
参加しろって言うんだね?この怒りを腕相撲に打つけろと。いいよ、やってやる。相手がドワーフだろうが、ギルマスだろうが全力でやってやるよ。
「…参加してみる。トーマスさんもどうですか?」
「おお、良いね!景品も気になるしな」
乗ってきた。今度はちゃんとトーマスを鑑定してみる。
トーマス
種族 人間(ノーマル) 男 age 41
体力 408/408
戦闘力 225/225
耐久力 173/173
精神力 142/142
魔力 112/112
俊敏 118/118
魅力 35/100
運 22
職種 武闘家
技能 身体強化LV 2 物理耐性LV 2 覇気解放LV 1 気配感知LV 1 拳技LV 1
俺のジャミングしたステータスよりは若干強いステータスだな。…いや、待てよ?冒険者ギルドのマスターが、この程度なわけ無いだろ。大体、隠密が表示されて無いぞ?
つまり、このステータスはジャミングされているな。本人か、付き人が掛けたかは分からないけど、実力はまだ上だと考えた方が良いだろうな。
アラヤはガルムさんの元に行き、トーマスと参加すると伝える。
「うん、この街では喧嘩は全部腕相撲で解決するんだよ。以前、私とした時よりも、君は更に強くなってるだろうね。主催者じゃなければ、私も参加したいところだよ」
「まだまだ、ガルムさんには勝てませんよ」
次々と参加者が増える。まぁ、ほとんどがドワーフだけれども。貴族の護衛達も、命令で参加する事になった人達もいるようだ。
「アラヤ君」
「アラヤ、落ち着いた?」
「うん、もう落ち着いてるよ。後は憂さ晴らしで参加するだけさ」
「それじゃ、この肉でも食べて頑張って」
差し出されたのはドラゴン肉。うん、やっぱり美味い。これで更にやる気がみなぎるよ!
『筋肉捕食による技能吸収が100%に到達しました。竜鱗防壁の技能を習得しました』
このタイミングで新たな技能ゲットした!使い道があるかは分からないけど、これはいけるところまで行けって事でしょうね。流れは俺に来ているに違いないと、アラヤは信じて大会に挑むのだった。
ブロック分けされたドラゴン肉を、ガルム邸の専属シェフに切り分けて、ミディアムレアに焼いてもらった。これがとても美味い!
気が付けば4皿目に手を掛けていた。ふと周りを見ると、アヤコさんやサナエさんの姿は無く、何故かニヤニヤ笑うドワーフ達とがたいの良い男に囲まれていた。
「良い食いっぷりだのぅ、若いの!」
「いやはや、全くだ!小さな体によく入る。まるでドワーフだな」
食べてるところをずっと見られていたのか。俺はドワーフではない、痩せの大食いなのだよ。あと、肉が美味いのだから仕方ない。
「俺は、王都で冒険者ギルドのマスターをしてるトーマスという者だ。勝手に鑑定で見させてもらったんだが、中々のステータスを持ってるじゃないか」
おっと、がたいの良い彼は冒険者ギルドのマスターだったか。これは用心しないとな。
「お前さん、ナーサキ王国の生き残りなんだってな。今は貴族では無いなら、生活はどうしてるんだ?妻帯者なら、稼ぎが必要だろう。その実力があれば…」
「おお、ここに居ましたかアラヤ殿!」
タイミングよくガルムさんが登場する。念話で呼んだ訳じゃないんだけど、この人は周りの状況が良く見えてるよね。
「これはトーマス殿、楽しんでおられますかな?」
「ああ、酒も料理も最高だよ。しかも、今しがた良い人材を見つけたところでね」
「ハハハ、アラヤ殿の事ですかな?しかし、それは残念と言わねばなりませんな」
「ん?何故だ?彼は今は貴族でも無いし、どこかに腰を下ろしているわけではないのだろう?」
「アラヤ殿は、私と様々な商品開発を取り組んでいる共同開発者でしてな。稼ぎは既にありますし、所属先は商工会が先約してるのですよ」
「ええっ?そりゃないよ、ガルム殿。せっかく確保できると思ったのに。ああ、キングを倒したししょとか言う人材も見つからないし、良い人材は中々手に入らないな~」
「先約あったなら仕方ないのぉ」
「うむ、残念だな」
おお、危ない危ない。トーマス以外のドワーフ達も、どうやら違う街のギルマスだったようだ。ガルムさん、ありがとうです!
「アラヤ殿、肉も良いですが、夫人方をそろそろ迎えに行くべきだと思いますぞ?」
おっと、そうだ。手に持っていた最後の肉を急いで食べ終える。
直ぐに気配感知で二人の反応を見ると、サナエさんもアヤコさんも、複数の反応に囲まれている。
直ぐに目視出来たのはサナエさん。貴族らしい男達に囲まれている。
アラヤはサナエの元に早足で駆け寄るが、途中で隠密を使い気配を消した。
サナエさんに言いよる貴族達の会話が聞こえる。
「なぁ、別に減る物でも無いだろう?一度で良いから踊ってみてくれよ」
「踊り子という職業なんだろ?仕事と思って行動するだけでいい話ではないか」
「何なら、あんな没落した貴族の子供なんかほっといて、我が男爵家で養ってやろうか?」
こいつら、酒に酔ってるとは言え、好き勝手言ってるな。ガルムさんも仕事上だろうけど、こんな奴等と付き合う必要あるのだろうか?
ガルムさんには悪いけど、ここはひとつ威圧LV 2の実験台になって貰おうか。
技能を発動しようと手を前に出そうとしたら、その腕を掴まれる。
「何をする気か知らないが、やめときな」
気配感知には反応は無かった。腕を掴んでいるのはギルマスのトーマスだ。隠密持ちだったのか。鑑定で見ておけば良かったな。
「皆様、私はいつでも踊りたい時に踊ります。今はその時ではありませんし、今後その時が来る気配もありませんね」
サナエさんは、貴族達にキッパリとお断りをした。その態度に腹を立てた1人の貴族が、サナエさんの腕を掴もうとする。
アラヤはトーマスに掴まれた腕を振り解き、その貴族の前に出ようとした。
「私に触れたら、後ろにいる私の主人が黙っていませんよ?」
「ああっ⁈没落貴族ぶぜいが何を…⁈」
振り返るとそこにはアラヤがいる。一斉に他の貴族達は巻き込まれないように離れていく。
目の前にいるのは見かけは子供のアラヤ=グラコ。しかし、そのステータスは貴族達より高いのは、鑑定士より聞かされている。
「わ、わ、私に手を出したらどうなるか分かっているのか⁈」
「さあ?では、男爵様は私の妻に手を出したらどうなるか知っていますか?」
「な、な、な、な、何をすると言うのだ⁈」
明らかにびびって声が裏返っている。こういう輩には、変な気を起こさないように釘を刺して置かないとね。
『骨も残らないように喰ってあげますよ』
トーマスに邪魔されたくないので、念話で脅しを入れる。男爵は青ざめて会場から出て行った。ちょっとやり過ぎたかな?これくらいはガルムさんに迷惑かけて無いよね?
「アラヤ殿、手を出していたら、俺も無視する訳にはいかなくなるからな?」
「手は出しませんよ。それよりも、止める相手が違うと思いますよ?」
トーマスを軽く睨んで見ると、まぁまぁと肩を軽く叩く。
「相手は貴族様だ。力じゃ勝てるが、横繋がりの面倒事で消される羽目になるぞ?」
「残念ですが、貴方のやり方で家族を守れるとは思えませんね」
「ん~、まだまだ青いね~」
コイツ‼︎喰ってやろうか⁈
『アラヤ君‼︎ちょっと冷静になって‼︎』
珍しくキレそうになったアラヤを、向かい側から見ていたアヤコが念話で止めた。貴族夫人達に囲まれている中で、よくこっちの様子に気付いたな。
『今、凄い怖い顔になってたよ⁉︎アラヤ君こそ、怒る相手が違うでしょう⁈』
「私は大丈夫だよ…?落ち着いて」
サナエさんも、アラヤを落ち着かせようとする。何?俺が悪いの?納得できないんだけど!
「えー、皆様!只今より、腕相撲大会を開きたいと思います!豪華景品も用意してありますので、今から募集しますので参加したい方はお早めに‼︎」
突然、大声で呼び掛けるガルムさん。アラヤを見て、ニコリと頷く。
参加しろって言うんだね?この怒りを腕相撲に打つけろと。いいよ、やってやる。相手がドワーフだろうが、ギルマスだろうが全力でやってやるよ。
「…参加してみる。トーマスさんもどうですか?」
「おお、良いね!景品も気になるしな」
乗ってきた。今度はちゃんとトーマスを鑑定してみる。
トーマス
種族 人間(ノーマル) 男 age 41
体力 408/408
戦闘力 225/225
耐久力 173/173
精神力 142/142
魔力 112/112
俊敏 118/118
魅力 35/100
運 22
職種 武闘家
技能 身体強化LV 2 物理耐性LV 2 覇気解放LV 1 気配感知LV 1 拳技LV 1
俺のジャミングしたステータスよりは若干強いステータスだな。…いや、待てよ?冒険者ギルドのマスターが、この程度なわけ無いだろ。大体、隠密が表示されて無いぞ?
つまり、このステータスはジャミングされているな。本人か、付き人が掛けたかは分からないけど、実力はまだ上だと考えた方が良いだろうな。
アラヤはガルムさんの元に行き、トーマスと参加すると伝える。
「うん、この街では喧嘩は全部腕相撲で解決するんだよ。以前、私とした時よりも、君は更に強くなってるだろうね。主催者じゃなければ、私も参加したいところだよ」
「まだまだ、ガルムさんには勝てませんよ」
次々と参加者が増える。まぁ、ほとんどがドワーフだけれども。貴族の護衛達も、命令で参加する事になった人達もいるようだ。
「アラヤ君」
「アラヤ、落ち着いた?」
「うん、もう落ち着いてるよ。後は憂さ晴らしで参加するだけさ」
「それじゃ、この肉でも食べて頑張って」
差し出されたのはドラゴン肉。うん、やっぱり美味い。これで更にやる気がみなぎるよ!
『筋肉捕食による技能吸収が100%に到達しました。竜鱗防壁の技能を習得しました』
このタイミングで新たな技能ゲットした!使い道があるかは分からないけど、これはいけるところまで行けって事でしょうね。流れは俺に来ているに違いないと、アラヤは信じて大会に挑むのだった。
8
あなたにおすすめの小説
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
出戻り勇者は自重しない ~異世界に行ったら帰って来てからが本番だよね~
TB
ファンタジー
中2の夏休み、異世界召喚に巻き込まれた俺は14年の歳月を費やして魔王を倒した。討伐報酬で元の世界に戻った俺は、異世界召喚をされた瞬間に戻れた。28歳の意識と異世界能力で、失われた青春を取り戻すぜ!
東京五輪応援します!
色々な国やスポーツ、競技会など登場しますが、どんなに似てる感じがしても、あくまでも架空の設定でご都合主義の塊です!だってファンタジーですから!!
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる