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1章 写ろうとする者
1章 写ろうとする者(17)
しおりを挟むコーヘイはそこまで言って言葉を止めた
ユーヤ:これで俺自由になれるのか?
コーヘイ:聞いた話によるとそうだな
ユーヤ:・・・別に何か変わった
わけでもないんだけど・・・
ユーヤがそんな事を言った途端
コーヘイ:!!
おいユーヤ!
お前身体が!
まるでユーヤが言った言葉を
待っていたかのようにユーヤの体は薄くなり始めていた
ユーヤ:え・・・え・・・?
なな・・・何これ?!
何が起きてんの!?
ユーヤも突然の事に動揺が隠せない
コーヘイ:・・・良かったな・・・
これでお前は自由だ・・・
祝福しているはずのコーヘイの言葉は
どこか元気が無いようにユーヤは感じた
ユーヤ:・・・コーヘイ?
コーヘイ:・・・ん?
あぁ、
いや何でもない
俺も後から行くからよ・・・先に色々見て行ってくれ!
ユーヤ:お・・・おぅ・・・?
わ・・・わかった!
コーヘイも分まで見て来てやるよ!
・・・あ!
花火大会の事忘れんなよ!?
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