ツンデレ彼氏が記憶を喪失したら、デレ甘にキャラ変して戸惑っています。

切羽未依

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#聞きたくない言葉

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 はるにキスしたくて、顔を近付けようと、体を折ったら、俺のお腹の底に、晴の花芯かしんの先端が突き刺さって、と同時に、俺のちんぽを、晴のお腹に、ずりっと、こすり付けちゃって、イッてしまいました!

 ぴゅっぴゅぴゅっ、俺の出ちゃった精液が飛び散って、晴のお腹を汚しちゃったぁ……
 晴の花芯は、俺の中で、熱くて硬いまんまなのに――


「いっぱい、出し、てくれて、うれしい、です」
 晴が、りんごみたいに真っ赤っかな顔で、言ってくれる紅い唇に、俺は吸い付き、ち゛ゅ゛ち゛ゅ゛っ゛と、甘いよだれすすり、俺のお腹の底を、突き刺さる晴の花芯の先端に、は゛ち゛ゅ゛は゛ち゛ゅ゛、叩き付ける。

 お互いの汗で、手のひらも、指と指の間も、ぬゅりゅぬりゅの恋人つなぎを、自分からほどくのは、もったいないけど、ぬゅるゅっと、俺は両手とも、指を引き抜いた。

 晴の胸に、ふたつ、ぷっくりと咲いてる、かわいらしいピンクの小さな乳首花を、俺は、やさしくむ。

 
晴の精液が欲しい 中に欲しい 甘くて濃くて熱い精液が欲しい お腹いっぱい、欲しい 早く欲しい 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く 早く


 晴が顔をそむけた、吸い付いてる俺の唇から逃れるために。
らめぇだめれしゅですひもち気持ちょすゅよすぎれぎておかりくっおかしくらりまなりましゅ

 顔をそむけて、細い首筋、そんなに無防備にさらされたら、舐め上げたくなっちゃうに決まってる。
 汗だって、採蜜者さいみつしゃにとっては、甘い蜜なんだよ、晴。

 首筋を耳の後ろまで、ぬろ~んと、舐め上げると同時に、俺は腰を振り下ろし、花芯の先端にお腹の底を、は゛ち゛ゅ゛ん゛っ゛と叩きつけるのと同時に、小さな乳首花を、つぶした。

やらやだ、イクっ、イク…っ」
 晴が小さな声を上げながら、びくくっ、びく、びっくんっ、花芯を震わせて、俺の中に、熱いぃ濃いぃ甘いぃ蜜を、たっぷりくれる。
「はあっ、ぅうっ、んんっ、」
 と同時に、俺も声を上げて、晴のお腹の上、たっぷり精液をブチまけてた。


 晴の蜜を一滴、残らず、飲み干そうと、きゅうううっと、締め上げちゃう俺の中に、花芯のかたちが、埋め込まれたみたく感じるぅ


 顔をそむけたままの晴の顔を、両手で包み込んで、真っすぐ俺に向かせる。

 汗で、ぐちゃぐちゃに濡れた黒髪。
 気持ち良すぎて、泣きすぎて、ろけてる瞳。
 半開きで、よだれを垂らして、喘ぐ紅い唇。


 どしゃめしゃ、キレイだ。


 毒化した晴の蜜で、イッた瞬間、俺は、いっつも意識がはじけ飛んでたから、こんな晴の顔、見たことなかった。

 晴に、くちづける。ねっとりと、晴の口の中に、あふれる甘いよだれを、舌を伸ばして、れろれろ、俺は舐め取る。

 晴の細い腰が、ぴくんっと、跳ねて、ぴくっぴく、震えて、また俺の中に、花芯が熱いぃ濃いぃ甘いぃ蜜をくれる。
 イッたばっかで、イッちゃうなんてっ!俺もイッちゃって、全身が、びりびり、震える。


 ずっと言いたくて、でも、言えなかった。
 俺が晴を欲しがるのは、花だからじゃない。俺が採蜜者さいみつしゃだからじゃない。


「すき、だよっ、晴」
 俺が言うと、晴が唇を、きゅっと、とがらせた。

「す、んっ」
 言いかけた晴の唇を唇でふさいで、俺は目を閉じて、「その言葉」を聞かなかった。
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