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「‥んんっ‥!?

‥ぅ‥‥ン‥っ‥グッ」


冷たい炭酸が熱い咽喉を痺れさせ流れ込む──


「──ゥグっはぁッッ…」

「まだ、足んねぇだろそれじゃ‥──」

──!…
「ムッ──‥ゴクッ‥‥」 

自分の口に含んだコーラを知也に全部流し込むと克俊はもう一度口移しでコーラを飲ませた

強引に流し込まれたコーラを飲み干し、息の上がる知也の唇を克俊は残りの味を楽しむように舌を這わす

そしてゆっくりと腰を撫でながら知也の小ぶりなお尻に手を伸ばした。


「‥せんっ‥か、克俊!!
やめっ‥//‥」


「んー‥やめろってか?

無理だね‥

俺の辞書にそんな言葉は載ってない‥‥クス‥
意地張んなよ。もう硬くしてるくせに‥」


「うぁ‥//ちょ‥」

‥あぁ?どうしようっ

ぅくッッ‥っすごい気持ちいいっ‥//


克俊は知也を抱きすくめながら知也の足の間に自分の足を割り込ませぐりぐりと股間を刺激している

そして克俊は顔を赤くし目を潤ませる知也の首筋にツツーっと濡れた舌を這わせボソボソと囁きかけた

「知也‥我慢できないだろ?このまんまじゃお前、今夜寝れねぇかもな‥ん?


‥抜いてやろうか?口で‥」


‥え!?‥口でって──‥



自分の首筋で熱い息を吐きかけながらボソボソと伝わる熱い囁き声に知也の股間は益々反り上がる──

‥く、口でって‥//


フ〇ラってこと!??


動揺してる知也を妖しく見つめ魅惑的な笑みを浮かべると克俊は知也の足元に膝まづきベルトに手をかけた‥


「え‥うそッッ──
じょ、冗談でしょ!?」

「あぁ?冗談なもんか。

お前しっかり見とけよ‥
俺がくわえてやるなんて滅多にないぜ?‥‥」


‥え‥‥滅多にって──

え、‥え‥ちょっ!?


―クチュ‥

「──あぁッッ!!‥//
ま、ま、ま‥って‥

ぅあっ‥グチュ‥はぅっ」


うあッッすごっ‥

気持ちいいッッ‥///



克俊の頭を押し退けようとしていた手の動きがいつの間にか止まり知也は歯を食い縛って声を堪える


抵抗するのも忘れ知也は自分の疼くモノを口に含み徐々に動きを早める克俊の表情に見とれてしまっていた

「クスっ‥気持ちいいか?
出していいぜ?お前のなら飲んでやるから‥」

「──‥//‥っう‥くぅっ」

口にしながら克俊は自分を見下ろす知也を上目使いで挑戦的に見つめ、舌先で敏感な部分を弾く


「‥はぁっ…やば‥//
で、で、‥っる!!
ダメっ克俊──ホントに出るっっ!!‥‥っう‥」


  ‥ビクッッ──!


「‥‥‥ぅっ‥

くぅっ──‥//‥‥」


小刻みに震える腰を克俊はぐっと押さえ、一瞬、膨張しきった知也から一気にほとばしる粘液をグッと飲み込んでいく‥
そして、ゆっくりと口でしごき搾り出すように最後の一滴を舐めとった‥


「‥っはぁ‥‥//‥」


「くっ‥すんげー溜ってたな‥

何日抜いてなかったんだ?」


「──うっ///‥」


下から見上げ縮んでいく元、暴れん坊を克俊はぷるぷると振り回しながら聞いてくる。


‥し、信じられない…

ホントに飲んじゃったよこの人‥//‥


克俊はしれっとしながら口に残ったものをコーラで流し込む‥
そして知也を見つめてニヤリと笑った‥


「よかっただろ?
なんならもっとイイことしてやろうか?‥」


──え!??

「い、いやッッ結構です!!も、もうすぐ母が帰ってくるから先輩はもう帰ってくれませんかっ!?‥」


「‥

冷たいんだな‥知也は」


‥そんな顔されても‥//

密かに寂しそうな表情を見せる克俊に知也は少し良心が痛む‥

「‥‥まぁ、いい。
知也の性感体もわかったしな‥今日のところは大人しく帰ってやるよっ」



‥き、今日のところはってなんだよっ!?


笑顔でそう返す克俊に知也は焦る

「んじゃ、また明日な!」

克俊は残りのコーラを飲み干すと知也のおでこにキスをして玄関に向かった

そして靴を履くと振り向き様に忠告する‥


「早くチンコしまえよ‥

また襲っちまうぞ‥//」


「‥!!っ──///」


知也のチンコは表に飛び出したままだった──。










‥はあー‥//


どうしよう‥‥‥


夕飯を済ませ知也はお風呂で自分のチンコを眺める‥



‥すごい気持ちよかった//

でも、なんなんだ?あの先輩?なんで僕なんかに‥//

どう見ても女の子にモテそうなのになんで‥僕?



‥くそっ!明日は絶対、先輩相手になんか勃たさないぞっ!!

知也は気合いを入れて自分のチンコを鷲掴む!!!



おりゃあァァアッッ──!!


そして奇声を上げ、マックス級に自己処理に励んでいた。







だが翌日‥


「ぅあ、‥克俊‥//‥
やめ‥てッッ‥」

「んな、いうなよっ
もうこんななってるくせに!」


若さという回復力に勝るモノはなかったのだ──。

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