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「あ//……克俊ずるい‥っそんなしたら僕がっ‥先にイッちゃうじゃん!!‥//」

「しょうがねえだろ!?
お前さっきアイツらに一発抜かれてるじゃねえか!!

俺が今までどれだけ我慢して溜め込んでたと思ってんだよ!!俺の方が限界が早いに決まってんだろ‥//」


‥くっそ‥//
マジで気持ちいいっ

克俊は絶対知也より先に果ててなるものかと己の技巧を駆使して知也の暴れん坊にいたぶりをかける!


「はぁっ‥んんっ‥//

か、か‥克俊‥
ダメだよ‥
そんなことしたらっ‥僕だってっ‥っ‥//」

「っ‥僕だってなんだよ?
もう我慢出来ないんだろ?!
いいから大人しく先にイケッて!」


「ああぁっ‥‥//」

克俊はそう言って尚更手の動きを早める


‥ハァ‥っ
うーっ、負けないもん!!

知也はそう決心すると克俊の首にしがみついたっ


「あ‥
バカやめろって!‥//」


「ヤだっやめない!!」 



知也は克俊の首筋に一生懸命に舌を這わし耳元で息を吹きかけながら克俊の心を淫すような言葉を囁きはじめた

「ぁ‥っ‥克俊‥

克俊ッッ‥好きっ‥
すごく好き‥//」


「──‥!」


そう言ってぎゅっとしがみつき知也は熱い言葉を繰り返す


「な、知也‥っ‥」


克俊は喘ぐ息を耳にかけながら一生懸命愛を囁く知也の告白に堪らなく胸が疼き始めていた

嬉しさと興奮を抑えきれずに克俊は熱い瞳で知也を見つめ返す

お互いに熱を持つ瞳で見つめあい熱った肌を密着させて抱きしめあうと、克俊は堪らない表情を浮かべ知也に唇を重ねながらいった


「お前‥それ反則‥//」

「‥‥だってほんとに好きだもん‥
克俊のことっ‥
ほんとに好きに‥なっちゃったんだもん‥//

克俊のせいなんだから!」

「‥‥俺のせい?‥//」

「ぅん‥//」

照れながらお互いに甘いキスを繰り返す


「そか‥//

じゃあ‥ちゃんと責任とらなきゃな‥」

「‥うん‥//」


「じゃあ知也‥」

「‥ぅん‥//?」


克俊の問いかけに知也は顔を向けて見つめ返す

そしてうるんだ瞳で熱っぽく自分を見つめる知也を克俊は広い胸に優しく抱きしめ囁いた‥



「もう俺から離れんじゃねえぞ‥//」


「──‥!‥ぅ‥ん‥//


うん‥離れない!!‥
離れないから‥克俊も‥

もう離れていかないでね‥//」

「ああ‥//」

知也の言葉を聞いて克俊も照れながら返事を返した。

そして抱きしめながら再び躰を揺さぶり始める


「‥ッ‥あ‥!‥克俊‥」


「くっ‥はあッッ知也!」


荒い息を吐きながら再び快楽が二人を包み込み、じわりと蝕んでいく



「‥あ‥熱ッ‥克俊!
なんか熱いっ!‥ふ‥」


「ああ、‥知也っ
お前の中もすげー熱い」


克俊は自分にしがみつく知也の唇に吸い付き熱い吐息を漏らしながらねっとりと舌を絡めてキスをする

そのキスに答えるように知也も躰を揺さぶられながら、克俊の舌に自分の舌を絡め切な気な声で克俊の名前を激しく呼んでいた


「か、克俊ッッ‥は‥んっ
僕もうっ‥も‥ダメッ

も、もッッ──」


「はあっ‥知也、我慢するな‥イッていいから‥っ」

克俊は知也の熱を帯びた表情を眺めながら腰の動きを早め時折、深い突きを与えると、知也の喘ぎは徐々に激しくなりはじめる



潤んだ瞳からは涙が溢れ、赤く染まった頬を伝い落ちる。そして知也は押し寄せる果ての波に一気に拐われていった‥

抱き合いピクリと痙攣を繰り返し残りの欲を溢す知也の可愛い暴れん坊を眺めながら克俊も後を追うように自分の欲を解放する


「‥っ‥はぁ知‥也

俺も、もうっ‥──っ!」


自分の責めでぐったりとなる知也を力強く抱きしめ克俊も知也の熱い中で弾ける

そして躰中の欲を搾りきるように腰をゆっくりと揺らした


「ハァ‥知也‥//
大丈夫か‥」


ぐったりとなる自分に優しく囁きかける克俊に知也は頷き返し抱きつく
そして自分から克俊の唇に吸いついて言った


「克俊‥っ‥」

「あぁ‥クスッ‥なに?」

知也のぎこちない可愛いキスに笑いがこぼれ胸が甘く疼く‥

「僕‥‥克俊とケンカしてからずっと‥//」


「ずっと?‥」


照れながら言葉を濁す知也に克俊は聞き返す
そして知也は克俊の首に手を回しうつ向きながら続けた‥

「うん‥‥ずっと、


克俊のこと考えてた‥//」

「──‥」

「克俊に会いたいって‥

思ってた‥‥//」



「‥‥知也‥

それ‥マジで嬉しい//」

頬を染めて可愛い言葉を言ってくれる知也を見つめ克俊は優しく抱きしめる


「‥クス‥なんだ‥そか‥

知也も会いたかったんだな‥//
だったら会いに来てくれりゃよかったのに‥」

「‥だって‥//」

「だってなんだよ‥」

「‥だって克俊、あの時すごく怒っちゃったじゃんっ…あんな怒ったら会いになんて行けないよ!!」


「それは‥」


知也の反論に今度は克俊が言葉を濁す

「それは?‥何さ?」

「それは、‥お前が俺の誘いを断るからだろ!?俺だってショックが隠せなかったんだよっ‥//」


「‥‥う‥//」

‥だって、あの時はこんな関係になっちゃまずいって思ったからっ


強気で押した知也も克俊の言い分に反論できなかった。黙ってしまった知也に克俊はここぞとばかりに言い放つ!

「おまけにお前、仲良く他の男と弁当分けあって食べてるしよっ!
あれはショックだったぞ!!」

「弁当‥って‥

え?

なんで知ってんの!?」


「なんでって‥//」


克俊の言った言葉が引っかかっり知也は目を見開き聞き返した
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