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禁断シリーズ 従兄×従妹

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「ホントだ…すごく熱い…心臓もバクバクいってるね」

真美は自分を切な気に見つめてくる晃一の頬に両手を添えてソッと唇にキスをする。
そして離した瞬間、晃一の唇が震え晃一は真美の首筋に顔を埋めながら涙を溢した。


「お兄ちゃん?…大丈夫?……」


「…っ…ああ大丈夫……めんな……っ…いけないんだっ…ほんとはこんなこと…俺達…しちゃいけな…っ」


真美は震える晃一の背中にソッと手を回して抱きしめていた。

「──っ!真美……ごめんなっ…こんなことに巻き込んでっ…でも、真美しかいないんだ…真美しか好きになれなっ…」


「お兄ちゃん…真美、嬉しいよ…」

真美は目を閉じる。

嬉しい──ホントに…

耳元で震えながら囁く晃一はの言葉に真美の瞳にも涙が溢れた。

従兄妹でもいい…
血が繋がってても好きだという気持ちはとめられない──


幼い頃から抱き続けた淡い恋心はこの日を境に烈情の愛へと変わり、純粋な想いは汚れと呼ばれる想いにかわる──

それでもいい

二人一緒なら…

底のない深い闇に落ちても構わない……



「お兄ちゃん」

「…ん……」

「アタシね…全然、嫌じゃなかったんだよ…もちろん、あの時だって。あの時したコトがどんなことか知った時も……全然、嫌じゃなかった」

「真美…」

「…確かに知った時はちょっとびっくりしちゃったけどさ…でもそれよりアタシは嬉しかった…大好きなお兄ちゃんと同じ秘密を持ってることが…すごく、嬉しかったから」

真美はフフ…と笑いながら晃一を見つめ返す。
そんな真美に晃一は堪らず胸が疼き躰の芯が痺れた。

「…真美……お前その歳でそんなすごい殺し文句言うなよ…」


晃一はそういいながら真美を見つめ熱いキスを繰り返す。

晃一のキスに答えるように真美も舌を絡め、そしてささやいた。

「はあ…お兄ちゃん」

唇を離す度にため息が漏れる。

「好き…好きッ……お兄ちゃんになら──アタシ、何されても…ん…嬉し、ぃ…」

真美はしがみつくように舌を絡める。

「真美っそんなこと言ったらッ」

晃一は真美の言葉に下半身が熱く反応していた。
晃一は苦し気に歯を食い縛る。

「…っ…真美‥今日は駄目だ……ゴムがないからッ」


「…ゴム……アタシはお兄ちゃんなら大丈夫っ…」

「駄目だよ……」

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