旅路魔王討伐

みかん

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五話

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 町の外について記されている地図は大まかにしか書かれておらず、詳しくは書かれていない。
 魔物は多くはないものの、町の外に出てから油断することは絶対にしてはいけないことである。
 まず、魔物討伐に向け、町を出てからの第一目標である「川の谷」に向かって三人は進み始めた。
「川の谷」は、川が流れている森である。
 渓谷が多くあり、道はデコボコ。だが、とても美しい滝がその場所では見れるといわれている。
 歩いてその場所まで向かう。
 三人は少し疲れてきた。
「疲れたな。少し休むか」
 カイレンは汗をぬぐいながら言った。
「そうだな」
 木の下で座って休んでいる時だった。
 一斉に多くの鳥が空を飛び交った。
 三人はなんだか嫌な予感がした。
 それから三分後、ポツリポツリと雨が降り出した。
 降り出した雨は一瞬にして強い雨へと変わった。
 三人は近くに浅い洞窟があるのを見つけた。
 三人はその中に走って入った。
 雨はやむ気配はない。
 三人はそこで一晩を過ごした。

 次の日、雨はやみ、移動を再開することにした。


 三人は無事、川の谷に到着した。
 穏やかな川の流れる水の音、そして草木のいいにおいがする。
 すると川の水の音がする方向に水音ではない物音が聞こえた。
 三人がその物音がしたほうへ近づくとそこには鹿の魔物の姿があった。
 鹿の魔物は三体いる。
 ばれないように足音を立てず、後ろから三人は近づく。ヨウシンが五体の鹿の足を一斉に凍らせた。
 フリュージェが倒れている木の幹を能力で持ち上げる。そして、鹿の魔物の上から鹿の魔物めがけて落とした。
 鹿の魔物は煙を出して消え、鹿の肉を落とした。
 動物の魔物は魔物が動物に憑依したものであり、倒せば普通の肉となる。
 カイレンの炎魔法で鹿の肉を焼いて、三人は食べた。
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