旅路魔王討伐

みかん

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十二話

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 進んでいくと、空気が明確に変わってきた。
 すると先のほうに黒色の城が見えてきた。
 何者かがいそうな雰囲気がとてもしていた。
 城に近づくにつれ、周りの黒色の霧が濃くなってきた。
 前へと進んでいるのに城が近づいてこない。
 するときりが一気に薄れてきた。
 目の前に魔王が現れた。
 人型の巨大な魔物だ。
「これっぽちで俺が倒せると思っているのか……」
 魔王は喋った。
「ここまで来たんだ! 絶対におまえを倒す!」
 カイレンは炎魔法を放った。炎魔法は魔王に当たった。
 全く効いていない。
 相手の斬撃魔法がカイレンの首に当たった。
 カイレンは首から血が出てその場に倒れた。
 ヨウシンは氷魔法を出そうとするも、氷魔法が出ない。
 周りの環境が影響していた。
「馬鹿が」
 魔王はそういい、炎をはなった。
 ヨウシンの体は燃え上がった。
 フリュージェは茫然としている。
 カリハラはガードを張っている。
「フリュージェ!」
 魔王の攻撃でガードが割れた。魔王の攻撃の熱風がカリハラに当たった。カリハラの体は粉々に砕け散った。
 するとフリュージェの体が分散した。
「ん? 何が起こった?」
 魔王は困惑した。
 魔王に炎魔法、氷魔法が後ろから襲った。
「な?」
 魔王は叫んで消えた。
 魔王に倒されたカイレンたちはフリュージェが原子で作り出したものであった。人間は原子でできている。作り出すのはそう難しくなかった。

 魔物の元凶である魔王を倒した。
 すると周りの景色が一気に明るくなった。
 周りが暗かったため、時間が分からなかった。
 四人を美しい日の出が出迎えた。
 四人は町へと帰るため、歩き出した。
 来るときは荒れていた土地は美しくなっていた。
 カリハラは自分の町の人たちに、魔王を倒したことと、カイレンたちについていくことを伝えた。
 三人の町に帰ると、町の周りの魔物はいなくなっていた。
 魔王を倒し、魔物がいなくなったことを伝えると、四人のとても盛大な歓迎会が開かれた。
 無事、四人は魔王を倒すことができい、歴史に名を継がれる人となった。
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