錯乱錯綜

三話 仲間との出会い

　サジュンは家に帰ることにした。
　サジュンは帰宅途中、いろいろな人に話しかけているサジュンと同じ年と思われる男の子を発見した。
　何をしているのかよく見てみるとどうやら仲間を集めているようだ。
　見る限り、まだ、仲間は集まっていないようだった。
　サジュンは迷った。最近、一人でのクエスト挑戦には限界があると思っていた。正直仲間が欲しい。
　サジュンが悩んでいると、至近距離で先ほど聞いた声がした。
　サジュンが目を開けると目の前に先ほどの男の子がいた。
「あの……仲間を集めているんですけど……」
　男の子はサジュンに言った。
「あの……お名前は？」
　サジュンは男の子に聞いた。
「あ！　僕はキュレルって言います！　主に盾役でパーティーを前まで組んでました！」
　(ガード担当か……)
　サジュンは考えた。そして、悪くないな。そうおもった。
「僕の名前はサジュン。僕もちょうど仲間を探したいと思って言うたところだから……」
「ほんとに！？」
　キュレルはサジュンの言葉をさえぎって言った。
「よろしくお願いします！」
　こうしてサジュンに仲間ができた。