青い薔薇と金色の牡丹【BL】

水月 花音

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第五章【機械都市】

第八十一話 彼シャツ

 エリオネルの胸の上に乗って、右手をお尻まで誘導する。

「エリオネル、ここ、ほぐして」

「んんっ、わかった」

 右手のエリオネルがビクンッと大きくなった気がした。
 使った液体瓶をエリオネルに渡す。たらーっとお尻に液体が垂れて、声が漏れた。

「ひぅっ、んっ」

「可愛い、マリヤ」

 エリオネルが唇にちゅ、とキスしてくる。そのまま唇を舌で割られて、深くキスをされた。
 左手で顎を持たれて、キスがより深くなっていく。エリオネルの右手は後ろでくちゅくちゅと入り口を解していた。

「は、んっ、んふ」

 指が入ってくる。待っていたからか、いつもの異物感はほとんどなかった。
 左手でエリオネルの胸を押す。

「あ、エリオネル、待って」

「どうした?」

「キスされたら、エリオネルの触れない」

 とろんとした目でそう言うと、エリオネルはいつもの我慢できないという表情をした。

「わ、わかった」

 エリオネルの目元がほんのり赤くなっている。可愛い。
 右手で勃ち上がったモノを、上下に擦るとぬちゃぬちゃといやらしい音がした。

「エリオネルのたくましくて好き」

「……可愛すぎるっ」

 エリオネルが目を瞑ったところにゆっくりと囁く。

「エリオネル、だいすき」

 擦りながら囁くと、エリオネルのモノがビクビクした。

「気持ちいい?」

「いいよ、マリヤの手すべすべしてて気持ちいいし、声がエロい」

 その間もエリオネルの右手は休まず、ぐっちゅぐっちゅと2本に増えた指で俺の後ろを解している。
 良い所をできるだけ外すように解してくれているが、それでも感じでしまって一生懸命手に集中した。

「あっ、エリオネル」

「マリヤ、感じすぎでしょ」

「だって、エリオネルの指気持ちいいんだもん」

「こう?」

「あっ、だめっ、出ちゃうからっ」

 ぐりぐりと良い所を擦られて、目の前がチカチカする。

「ゆびっ、抜いてっ」

「ん?わかった」

 ずるりと指が抜けて行く。

 お尻をエリオネルの方へ向けて、ベッドに上半身を預けた。

「エリオネル、いれて」

「マリヤ!!」

 エリオネルはガバッと俺に覆い被さると、性急に楔を蕾に充てがった。ぐぷぐぷと大きな先端が入ってくる。

「あ、……んんっ」

「マリヤ、最高にエロいよ」

 ずぷずぷとエリオネルの肉棒が、俺の中を犯していく。エリオネルは、どうやら彼シャツが気に入ったようだった。

「は、…んっ、ん」

 たんたんとリズムを刻む腰の動きに合わせて、喉から喘ぎ声が溢れる。エリオネルと繋がっている時間が好きだ。彼の意識が全部自分に向いて、全身で愛してるって言ってくれる。
 繋がっている部分は熱を持って、溶け合さってしまうようだった。

「あ、アン、あっ、あぁっ!」

 エリオネルが急に体勢を変えてきた。その時に、ずるっと肉棒が抜けた。

「抜かないでっ」

「マリヤの顔見たかったから」

「うぅ、抜かないでもよかったでしょ」

 泣きそうになってそう言うと、エリオネルはクスッと笑った。可愛くて仕方ないという表情に、胸がじわっと熱くなる。

「ほら、腰落として」

 エリオネルは俺を持ち上げて、抱き合うような格好にした。エリオネルの左手で蕾に充てがわれているモノは、俺の体重で勝手に挿入ってこようとする。

「あっ、やだっ、恥ずかしい」

 自分からエリオネルのを挿れているみたいで、羞恥に体が熱った。エリオネルの肩に手を回すが、抵抗虚しく、ぐぷぐぷ挿入っていく。
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