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第42召喚 リバースフロア出現
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「よっしゃあああ! これでBランク召喚まで出来るぞ!」
「だからうるさいです。恥ずかしいので直ちに静かにして下さい」
興奮冷めやまないアーサーだったが、冷静なシェリルの言葉でふと我に返り辺りを見渡した。
「あ、やば。ごめんなさい……」
数十人以上の視線を感じたアーサーは申し訳なさそうに皆に頭を下げる。そしてアーサーはウォッチで自分のステータスを確認した。
====================
アーサー・リルガーデン
【スキル】召喚士(B): Lv30
・アーティファクト召喚(30/25+5)
・ランクアップ召喚(10/10)
・スキルP:17
【サブスキル】
・召喚士の心得(召喚回数+5)
【装備アーティファクト】
・スロット1:『オーガの鋼剣(C):Lv9』
・スロット2:『オーガバイザー(C):Lv9』
・スロット3:『オーガの鎧(C):Lv9』
・スロット4:『オーガの籠手(C):Lv9』
・スロット5:『オーガブーツ(C):Lv9』
【能力値】
・ATK:15『+2000』
・DEF:18『+1000』
・SPD:21『+1000』
・MP:25『+1000』
====================
「うぉぉ。ちゃんとBランクになってる! しかも召喚回数がまた一気に上がった。よし、早速召喚を試そッ……『――ファンファンファンファンファンファン!』
次の刹那、突如ダンジョン中にけたたましいサイレンの様な音が鳴り響いた。
そして。
アーサーのウォッチから再び音声が奏でられる。
『ダンジョン特殊条件達成。フロア周回数が“2000回”に到達しました。条件達成により“リバースフロア”が開かれます――』
(リバースフロア……?)
聞き覚えのないその言葉にアーサーは首を傾げる。だがそんなアーサーを他所に、気持ちを焦らせるかのような爆音のサイレンがこの場にいる者達を不安にさせていた。
「何だこの音は!?」
「機械の不具合かなんかだろう」
「それにしても音が大き過ぎない?」
「あれ……。おい、サークルが使えなくなっているぞ!」
波紋が広がるかの如く、人々の不安や焦りや緊張が瞬く間に伝染していく。
更に次の瞬間。
ガチャン。と何かがロックされる音がフロア69に響くや否や、まるで皆の不安を煽るかの様にサイレンが無機質な音声に切り替り、一瞬静寂に包まれたこの場の空気を引き裂いた。
『フロアロック完了。これよりリバースフロアボス、Bランクモンスター“キマイラ”が出現します――』
「「ッ……!?」」
驚きで言葉が詰まったハンター達。
そして直後、フロアのど真ん中に突如出現したキマイラはこの場にいる人間達を威嚇するように激しい咆哮を響かせたのだった。
『グゴァァァァァァァ!』
「に、に……逃げろぉぉぉぉぉぉッ!」
体長約20m前後。
獅子の頭部に山羊の胴。背からはもう1つ山羊の頭部を携え、尾からは蛇を生やしている。鋭い鉤爪がフロアの地面を抉り、獰猛な牙を蓄えた口からは涎が滴り落ちていた。
「なんでキマイラ何かがここにッ……!?」
「分かりません。でも倒す他に道はないと思います」
「アレはヤバくない!? アーサー様勝てるよね!?」
フロア69は一気に大パニック状態。
逃げ惑うハンターもいれば恐怖で動けなくなっているハンターもいる。ハンターランク同様にモンスターにもランクが存在し、それはおよそハンターランクと“同レベル”。
つまり炎Cランクのハンター達にとって、Bランクモンスターのキマイラは自分達よりも格上の存在。幸か不幸か、この場にはアーサー達を含めて数十人のハンター達が居合わせていたが、目の前に現れたキマイラの強さを直に感じ取ったハンター達は皆圧倒されて戦意を失っていた。
更にそんなハンター達に追い打ちをかけるかの如く、キマイラがゆっくりと動き出す。
「あ……あぁ……」
「や、やめッ……! 待って……」
キマイラにハンター達の心情など微塵の関係もない。
逃げ遅れた数人は腰を抜かして地面にへたり込み、恐怖で体を震わせて動けない。既に諦めて死を受け入れたと思える人までいる始末。
そんな逃げ遅れたハンター達の元へ1歩1歩と歩みを進めるキマイラ。奴は僅か数歩前に進んだだけで、早くもその鋭い獣の眼光に最初の獲物を捉えた――。
「あ、あぁ……だ、誰か……ッ」
キマイラに狙われた男のハンターはもう言葉が出てこない。眼前に迫った恐怖で呼吸の仕方すら忘れてしまっている。だがキマイラに待ったなし。
獲物を捉えたキマイラは鋭い鉤爪の付いた前脚を振り上げた。勿論、目の前の獲物を捕食する為に。
「だ、誰かぁぁぁぁ……ッ!」
男は自分がハンターである事も忘れたのか自らに戦う意志はまるで無く、ただただ助けを求めて遥か後方にいるアーサー達や他のハンター達を振り返った。
この距離では誰も間に合わない。
それ以前に皆恐怖で体が動かない。
助けるどころか、皆自分の身を守るので精一杯だった。
そしてそれは本当に一瞬。
無情にも振り上げたキマイラの前脚は勢いよく男に振り下ろされると、本人は当然の事ながら、その光景をただ呆然と眺める事しか出来ていなかったハンター達も皆彼の死に目を瞑った。
ただ1人――いや、“彼ら”を除いて。
――ガキィィンッ!
刹那、フロア69に響いたのは金属の衝突音だった。
目を瞑ったハンター達が次に見た光景。それは殺されかけた男の前で、1人の若者が剣1本と己の全身の力でキマイラの攻撃を受け止めている姿であった。
「ふんぐッッ……!(重っっも! なんだこの攻撃は!?)」
そう。
皆が恐怖に慄く中、彼は……アーサーだけは前に動き出していた。
「ぅおおお……ッ! シェリル! モルナ!」
違う。
アーサーだけではない。
彼以外にも動き出していた勇敢なハンターがまだ2人。
そしてその2人は、恐怖に負ける事なくアーサーの声に応えた。
「この人はモルナに任せて! シェリルはアレお願い☆」
「了解しました」
颯爽と現れたのは白銀の勇者シェリルと獣人族のモルナ。
彼女達は息の合った動きで連携を取り、モルナは動けなくなっている男の人を連れ、シェリルは流れる動で一直線にキマイラに向かうとそのまま一閃に剣を振り下ろした。
『グギャァァ!』
「だからうるさいです。恥ずかしいので直ちに静かにして下さい」
興奮冷めやまないアーサーだったが、冷静なシェリルの言葉でふと我に返り辺りを見渡した。
「あ、やば。ごめんなさい……」
数十人以上の視線を感じたアーサーは申し訳なさそうに皆に頭を下げる。そしてアーサーはウォッチで自分のステータスを確認した。
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アーサー・リルガーデン
【スキル】召喚士(B): Lv30
・アーティファクト召喚(30/25+5)
・ランクアップ召喚(10/10)
・スキルP:17
【サブスキル】
・召喚士の心得(召喚回数+5)
【装備アーティファクト】
・スロット1:『オーガの鋼剣(C):Lv9』
・スロット2:『オーガバイザー(C):Lv9』
・スロット3:『オーガの鎧(C):Lv9』
・スロット4:『オーガの籠手(C):Lv9』
・スロット5:『オーガブーツ(C):Lv9』
【能力値】
・ATK:15『+2000』
・DEF:18『+1000』
・SPD:21『+1000』
・MP:25『+1000』
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「うぉぉ。ちゃんとBランクになってる! しかも召喚回数がまた一気に上がった。よし、早速召喚を試そッ……『――ファンファンファンファンファンファン!』
次の刹那、突如ダンジョン中にけたたましいサイレンの様な音が鳴り響いた。
そして。
アーサーのウォッチから再び音声が奏でられる。
『ダンジョン特殊条件達成。フロア周回数が“2000回”に到達しました。条件達成により“リバースフロア”が開かれます――』
(リバースフロア……?)
聞き覚えのないその言葉にアーサーは首を傾げる。だがそんなアーサーを他所に、気持ちを焦らせるかのような爆音のサイレンがこの場にいる者達を不安にさせていた。
「何だこの音は!?」
「機械の不具合かなんかだろう」
「それにしても音が大き過ぎない?」
「あれ……。おい、サークルが使えなくなっているぞ!」
波紋が広がるかの如く、人々の不安や焦りや緊張が瞬く間に伝染していく。
更に次の瞬間。
ガチャン。と何かがロックされる音がフロア69に響くや否や、まるで皆の不安を煽るかの様にサイレンが無機質な音声に切り替り、一瞬静寂に包まれたこの場の空気を引き裂いた。
『フロアロック完了。これよりリバースフロアボス、Bランクモンスター“キマイラ”が出現します――』
「「ッ……!?」」
驚きで言葉が詰まったハンター達。
そして直後、フロアのど真ん中に突如出現したキマイラはこの場にいる人間達を威嚇するように激しい咆哮を響かせたのだった。
『グゴァァァァァァァ!』
「に、に……逃げろぉぉぉぉぉぉッ!」
体長約20m前後。
獅子の頭部に山羊の胴。背からはもう1つ山羊の頭部を携え、尾からは蛇を生やしている。鋭い鉤爪がフロアの地面を抉り、獰猛な牙を蓄えた口からは涎が滴り落ちていた。
「なんでキマイラ何かがここにッ……!?」
「分かりません。でも倒す他に道はないと思います」
「アレはヤバくない!? アーサー様勝てるよね!?」
フロア69は一気に大パニック状態。
逃げ惑うハンターもいれば恐怖で動けなくなっているハンターもいる。ハンターランク同様にモンスターにもランクが存在し、それはおよそハンターランクと“同レベル”。
つまり炎Cランクのハンター達にとって、Bランクモンスターのキマイラは自分達よりも格上の存在。幸か不幸か、この場にはアーサー達を含めて数十人のハンター達が居合わせていたが、目の前に現れたキマイラの強さを直に感じ取ったハンター達は皆圧倒されて戦意を失っていた。
更にそんなハンター達に追い打ちをかけるかの如く、キマイラがゆっくりと動き出す。
「あ……あぁ……」
「や、やめッ……! 待って……」
キマイラにハンター達の心情など微塵の関係もない。
逃げ遅れた数人は腰を抜かして地面にへたり込み、恐怖で体を震わせて動けない。既に諦めて死を受け入れたと思える人までいる始末。
そんな逃げ遅れたハンター達の元へ1歩1歩と歩みを進めるキマイラ。奴は僅か数歩前に進んだだけで、早くもその鋭い獣の眼光に最初の獲物を捉えた――。
「あ、あぁ……だ、誰か……ッ」
キマイラに狙われた男のハンターはもう言葉が出てこない。眼前に迫った恐怖で呼吸の仕方すら忘れてしまっている。だがキマイラに待ったなし。
獲物を捉えたキマイラは鋭い鉤爪の付いた前脚を振り上げた。勿論、目の前の獲物を捕食する為に。
「だ、誰かぁぁぁぁ……ッ!」
男は自分がハンターである事も忘れたのか自らに戦う意志はまるで無く、ただただ助けを求めて遥か後方にいるアーサー達や他のハンター達を振り返った。
この距離では誰も間に合わない。
それ以前に皆恐怖で体が動かない。
助けるどころか、皆自分の身を守るので精一杯だった。
そしてそれは本当に一瞬。
無情にも振り上げたキマイラの前脚は勢いよく男に振り下ろされると、本人は当然の事ながら、その光景をただ呆然と眺める事しか出来ていなかったハンター達も皆彼の死に目を瞑った。
ただ1人――いや、“彼ら”を除いて。
――ガキィィンッ!
刹那、フロア69に響いたのは金属の衝突音だった。
目を瞑ったハンター達が次に見た光景。それは殺されかけた男の前で、1人の若者が剣1本と己の全身の力でキマイラの攻撃を受け止めている姿であった。
「ふんぐッッ……!(重っっも! なんだこの攻撃は!?)」
そう。
皆が恐怖に慄く中、彼は……アーサーだけは前に動き出していた。
「ぅおおお……ッ! シェリル! モルナ!」
違う。
アーサーだけではない。
彼以外にも動き出していた勇敢なハンターがまだ2人。
そしてその2人は、恐怖に負ける事なくアーサーの声に応えた。
「この人はモルナに任せて! シェリルはアレお願い☆」
「了解しました」
颯爽と現れたのは白銀の勇者シェリルと獣人族のモルナ。
彼女達は息の合った動きで連携を取り、モルナは動けなくなっている男の人を連れ、シェリルは流れる動で一直線にキマイラに向かうとそのまま一閃に剣を振り下ろした。
『グギャァァ!』
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