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前世の記憶が覚醒してからはや3日。
マリナから侯爵家に来てからの事や、侯爵家の家族構成、この国の事をざっくり教えてもらった。
それと本を読んでもらったりして、文字の確認をしてみたけど簡単な本なら何となく読める文字が少しある程度の転生ボーナスは無かったのが残念だ。
他にもまだ知りたいことは沢山あるけど子供って事であまり聞くのは転生ラノベの定番で神童扱いされてしまうと後で困るパターンは嫌なので身の回りの事を把握するだけに留める。
とりあえず侯爵家のおじさん、おばさん、娘、息子や使用人の人達は基本的にはみんな優しいし普通のご飯を自分で食べれるようになってきてからは朝食は食堂でみんなと食べれるようにもなった。
最近では体力も付いてきて少しくらいならお庭に散歩も出来るんだ今出来ることはまずは文字を覚えることと体力作りでまた5さいなのだから焦る必要も無いよね。
将来的にはストーカーにならなければいいんだし、そもそも女の子に恋愛感情を持てるのかすら分からないよね。元々女だったしさ。
ストーリーから既に外れている気もしないでもないがたまたまリーフ君になってしまったけどわざわざストーリー通りになって不幸になる必要も無いんだから新しい人生を楽しもうと思うんだ。
それにこの世界でもまた絵を描く仕事が出来たら良いなとも思っている。
イラストレーターとしての仕事は好きだったしやりきった訳では無かったので納得いくまで色々描きたいな…
絵の具はあるけど鉛筆やクレヨンは無いから子供がお絵描きをして遊ぶ文化は無いらしくお散歩の時に地面に棒で絵を描いてみようかな。
色々とフラグ回避はしていく必要があるかもしれないけどストーカーはイヤだ。
天気のいい日にマリナに頼んでお庭でピクニックをしたんだけど、木陰の地面がむき出しの土の所がいい感じにあって木の枝でガリガリと描いていく。
まだ小さな子の手だし簡単なデッサン的なものだけどせっかくなのでこのゲームのオープニングに出てくるドラゴンでも描いてみよう。
前世でこのドラゴンを描いた時に結構こだわったんだよねー。
指定イメージは気高いエンシェントドラゴンだったから老齢さも持ちつつ美しい鱗を煌めかす感じが上手く表現出来なくてさ、鱗の形をちょっと特殊にしてみたんだよね。
場所によって少しずつ形を変えてその鱗の性質も翼は風属性、足は土属性とか変な設定を自分で勝手に作ってさ。
まぁそんなこんなで沢山描いたドラゴンをデフォルメぽく子供が描きやすい形で描いて遊んだ事で私も少し満足したのでピクニックのランチを食べて木陰でマリナの膝枕でお昼寝をしたんだけど、ちょっと散歩に寄った侯爵夫人が私の絵を見てビックリし、ちょっとした騒ぎになっていたみたい。
後から知ったけど、この世界肖像画がほとんどであとは絵は図鑑や子供向けの本は挿絵は有るけど無駄にリアルな絵でガッカリしたのは記憶に新しい。
そんな世界でデフォルメされた子供受けしそうなドラゴンは衝撃的で、夕食時に侯爵夫人から色々質問されたけどどこまで話すべきか分からず困ってしまう。
結局今度は紙に描かせてもらいみんなに見せることで一応話はまとまったんだけど、何で描くのかな?絵の具?羽根ペン?
羽根ペンは使ったことないしつかいずらそくだからヤダな。
翌日さっそく画材が揃ったという事で目の前に出されたのものは表面の粗い紙と黒炭だった。
手が真っ黒になるのが容易に想像できるそれらの画材は画家見習いが最初に使うものらしくこれを経てプロになるらしくなり手が少ないのもわかる気がする。
とりあえず捨てるような古布を用意してもらい黒炭を包んでガリガリ描いてみるけど描きにくいよ!
まだ土に棒で書いた方が楽しかった。
でも描かないとみんなに見せられないし細かい部分はどうしても上手く書けないのでその辺は秘技誤魔化し?って感じで簡易的な絵にしてしまったけどね。
もちろん出来上がった絵は侯爵家でみんなに見えもらい恥ずかしかったけど今後絵のを好きにかけるようにと手配してくれたことは有難かったけど、ひとまず質のいい紙と鉛筆位は欲しいよ!
マリナから侯爵家に来てからの事や、侯爵家の家族構成、この国の事をざっくり教えてもらった。
それと本を読んでもらったりして、文字の確認をしてみたけど簡単な本なら何となく読める文字が少しある程度の転生ボーナスは無かったのが残念だ。
他にもまだ知りたいことは沢山あるけど子供って事であまり聞くのは転生ラノベの定番で神童扱いされてしまうと後で困るパターンは嫌なので身の回りの事を把握するだけに留める。
とりあえず侯爵家のおじさん、おばさん、娘、息子や使用人の人達は基本的にはみんな優しいし普通のご飯を自分で食べれるようになってきてからは朝食は食堂でみんなと食べれるようにもなった。
最近では体力も付いてきて少しくらいならお庭に散歩も出来るんだ今出来ることはまずは文字を覚えることと体力作りでまた5さいなのだから焦る必要も無いよね。
将来的にはストーカーにならなければいいんだし、そもそも女の子に恋愛感情を持てるのかすら分からないよね。元々女だったしさ。
ストーリーから既に外れている気もしないでもないがたまたまリーフ君になってしまったけどわざわざストーリー通りになって不幸になる必要も無いんだから新しい人生を楽しもうと思うんだ。
それにこの世界でもまた絵を描く仕事が出来たら良いなとも思っている。
イラストレーターとしての仕事は好きだったしやりきった訳では無かったので納得いくまで色々描きたいな…
絵の具はあるけど鉛筆やクレヨンは無いから子供がお絵描きをして遊ぶ文化は無いらしくお散歩の時に地面に棒で絵を描いてみようかな。
色々とフラグ回避はしていく必要があるかもしれないけどストーカーはイヤだ。
天気のいい日にマリナに頼んでお庭でピクニックをしたんだけど、木陰の地面がむき出しの土の所がいい感じにあって木の枝でガリガリと描いていく。
まだ小さな子の手だし簡単なデッサン的なものだけどせっかくなのでこのゲームのオープニングに出てくるドラゴンでも描いてみよう。
前世でこのドラゴンを描いた時に結構こだわったんだよねー。
指定イメージは気高いエンシェントドラゴンだったから老齢さも持ちつつ美しい鱗を煌めかす感じが上手く表現出来なくてさ、鱗の形をちょっと特殊にしてみたんだよね。
場所によって少しずつ形を変えてその鱗の性質も翼は風属性、足は土属性とか変な設定を自分で勝手に作ってさ。
まぁそんなこんなで沢山描いたドラゴンをデフォルメぽく子供が描きやすい形で描いて遊んだ事で私も少し満足したのでピクニックのランチを食べて木陰でマリナの膝枕でお昼寝をしたんだけど、ちょっと散歩に寄った侯爵夫人が私の絵を見てビックリし、ちょっとした騒ぎになっていたみたい。
後から知ったけど、この世界肖像画がほとんどであとは絵は図鑑や子供向けの本は挿絵は有るけど無駄にリアルな絵でガッカリしたのは記憶に新しい。
そんな世界でデフォルメされた子供受けしそうなドラゴンは衝撃的で、夕食時に侯爵夫人から色々質問されたけどどこまで話すべきか分からず困ってしまう。
結局今度は紙に描かせてもらいみんなに見せることで一応話はまとまったんだけど、何で描くのかな?絵の具?羽根ペン?
羽根ペンは使ったことないしつかいずらそくだからヤダな。
翌日さっそく画材が揃ったという事で目の前に出されたのものは表面の粗い紙と黒炭だった。
手が真っ黒になるのが容易に想像できるそれらの画材は画家見習いが最初に使うものらしくこれを経てプロになるらしくなり手が少ないのもわかる気がする。
とりあえず捨てるような古布を用意してもらい黒炭を包んでガリガリ描いてみるけど描きにくいよ!
まだ土に棒で書いた方が楽しかった。
でも描かないとみんなに見せられないし細かい部分はどうしても上手く書けないのでその辺は秘技誤魔化し?って感じで簡易的な絵にしてしまったけどね。
もちろん出来上がった絵は侯爵家でみんなに見えもらい恥ずかしかったけど今後絵のを好きにかけるようにと手配してくれたことは有難かったけど、ひとまず質のいい紙と鉛筆位は欲しいよ!
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