4 / 6
キャッス
しおりを挟む
しなちゃん、サラダ作って?とお母さんが台所で呼んでいた。
「はーい」と言って降りてきた。
冷蔵庫の野菜室を開け、レタス、トマト、きゅうり、キャベツ…を出した。
野菜を洗いはじめていると置いてあった場所から何かが消えていることに気づいた。それはキャベツとレタスだった。
「あれ、野菜室から出した?はずなのに―」と、しなちゃんが首をかしげて、もう一度野菜室を開け、探したがそのもの達の姿はなかった
。
「えっ、何で」
「お母さん、キャベツとレタスどこ?」
「あれっ、さっき冷蔵庫で見たわよ」
とお母さんは言っていた。でもなかったのにと思い仕方なく代用品としてワカメにしようと野菜室ではない扉をしなちゃんは開けてワカメを探した。
「えー」しなちゃんはびっくりした。
「お母さん何でここにキャベツとレタスがあるの?」
「知らないわよ」とお母さんは少し怒りぎみのようだった…。
しなちゃんが扉を開けてみると
そこにはキャベツとレタスがいた。
「俺たちはお前に協力する気はないからな」と言い出した。
しなちゃんは協力ってもしやサラダのことだと知りこれから作れなくなっちゃうってこと?って思った。
今思えば「何で私、言葉が聞こえてわかるんだ」と考えていた。
そんな特殊な能力があることを本人のしなちゃんはわかっていないのだ。
「何で話せるの、キャベツ…くん」と問いかけると何だかそのものがキャベツっぽくないことに気づき、しなちゃんは恐る恐る聞いた 「あなた誰?」
「俺様はキャッスだ」
「キャッス?」
「そうだ、俺様は弱そうなレタスが気に入らなかったんだ。だから俺様と同類になれば強くなれるぞ。と、脅して仲間にさせた。」
「レタスくんはもうレタスじゃなくなるの?」
と、聞いていたときだった。
「ウォー」と声がした。
よく見るとキャベツからレタスが出てくるところだった。
「ちょっと、僕はそんなに弱くないよ」と 「あー、窮屈だった」と本来の形でレタスが現れた。
「キャベツくん、僕、強くなりたいから仲良くしてほしい」と優しく問いかけた。
「しょうがねーな」と、キャベツは照れながらレタスくんと野菜室に戻っていった。
さっき、キャベツくんが言っていたことなんだけど
「俺とレタスが一緒にいる時に切って炒めると4倍の栄養が採れるんだぞ。その時がホントのキャッスだ」って教えてくれたのだった。
その後、キャッスはカリっコリー、ズッキュ―リ、さつがいも達と野菜室でふれあい、野菜室のリーダーとなって活躍している。
ちなみに何で野菜の声が聞こえるのって
それは野菜が好きだからかもねぇ。
「はーい」と言って降りてきた。
冷蔵庫の野菜室を開け、レタス、トマト、きゅうり、キャベツ…を出した。
野菜を洗いはじめていると置いてあった場所から何かが消えていることに気づいた。それはキャベツとレタスだった。
「あれ、野菜室から出した?はずなのに―」と、しなちゃんが首をかしげて、もう一度野菜室を開け、探したがそのもの達の姿はなかった
。
「えっ、何で」
「お母さん、キャベツとレタスどこ?」
「あれっ、さっき冷蔵庫で見たわよ」
とお母さんは言っていた。でもなかったのにと思い仕方なく代用品としてワカメにしようと野菜室ではない扉をしなちゃんは開けてワカメを探した。
「えー」しなちゃんはびっくりした。
「お母さん何でここにキャベツとレタスがあるの?」
「知らないわよ」とお母さんは少し怒りぎみのようだった…。
しなちゃんが扉を開けてみると
そこにはキャベツとレタスがいた。
「俺たちはお前に協力する気はないからな」と言い出した。
しなちゃんは協力ってもしやサラダのことだと知りこれから作れなくなっちゃうってこと?って思った。
今思えば「何で私、言葉が聞こえてわかるんだ」と考えていた。
そんな特殊な能力があることを本人のしなちゃんはわかっていないのだ。
「何で話せるの、キャベツ…くん」と問いかけると何だかそのものがキャベツっぽくないことに気づき、しなちゃんは恐る恐る聞いた 「あなた誰?」
「俺様はキャッスだ」
「キャッス?」
「そうだ、俺様は弱そうなレタスが気に入らなかったんだ。だから俺様と同類になれば強くなれるぞ。と、脅して仲間にさせた。」
「レタスくんはもうレタスじゃなくなるの?」
と、聞いていたときだった。
「ウォー」と声がした。
よく見るとキャベツからレタスが出てくるところだった。
「ちょっと、僕はそんなに弱くないよ」と 「あー、窮屈だった」と本来の形でレタスが現れた。
「キャベツくん、僕、強くなりたいから仲良くしてほしい」と優しく問いかけた。
「しょうがねーな」と、キャベツは照れながらレタスくんと野菜室に戻っていった。
さっき、キャベツくんが言っていたことなんだけど
「俺とレタスが一緒にいる時に切って炒めると4倍の栄養が採れるんだぞ。その時がホントのキャッスだ」って教えてくれたのだった。
その後、キャッスはカリっコリー、ズッキュ―リ、さつがいも達と野菜室でふれあい、野菜室のリーダーとなって活躍している。
ちなみに何で野菜の声が聞こえるのって
それは野菜が好きだからかもねぇ。
0
あなたにおすすめの小説
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
二本のヤツデの求める物
あんど もあ
ファンタジー
夫の父の病が重篤と聞き、領地から王都の伯爵邸にやって来たナタリーと夫と娘のクリスティナ。クリスティナは屋敷の玄関の両脇に植えられた二本の大きなヤツデが気に入ったようだ。
新たな生活を始めようとするナタリーたちだが、次々と不幸が襲いかかり……。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる