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えんぺん
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しなちゃんはリビングで夏休みの宿題を始めた。ところが少し時間が経って見てみると下を向いて両手が動いていた。さては膝に置いてスイッチで遊んでいるな。お母さんがしなちゃんの方に向かって行った。
「なにやってるの?」と問いかけようとした瞬間ゲームをやめ、勉強を始めた。
お母さんは何か怪しいと思ったが勉強しているならよしとしようとその場から去って行った。
しなちゃんはお母さんが去った後リビング内をキョロキョロし始めた。
「今、私に話しかけたのは誰?」
と、誰もいないリビングに問いかけた。
さっきお母さんが近づいてくることを教えてくれた声が誰なのか知りたかった。
「私だよ。」
「えっ?」
「どこ?」
「すぐそばにいるじゃん」
しなちゃんはゆっくり下を向いた。
「あなたは何もの」
「私、えんぺん」
「あのね、しなちゃんの筆箱の中で仲良く遊んでたら転んじゃって…」
「誰と遊んでたの?」
「もう一人の私と」
しなちゃんは目が点になって呆然としていた。
「あっ、ここにいたの」ともう一人のえんぺんちゃんが現れて、しなちゃんはパニック状態であった。
「あなたなの?」とその子が言った。
「しなちゃんが私たちを巡り会わせてくれたのよ。同じところにボールペンとえんぴつを転がすように置いてたでしょう。コロコロしてたらくっついちゃったんだよ。はじめはどうしようって思ったけど居心地がいいんだよね。だからしなちゃんには感謝してるんだ」
しなちゃんは友達が増えて喜んだ。 「これからもよろしくね」と筆箱を閉じた。
さて、宿題やるか。
これからどんな出会いがあるかな?としなちゃんは楽しみであった。
「なにやってるの?」と問いかけようとした瞬間ゲームをやめ、勉強を始めた。
お母さんは何か怪しいと思ったが勉強しているならよしとしようとその場から去って行った。
しなちゃんはお母さんが去った後リビング内をキョロキョロし始めた。
「今、私に話しかけたのは誰?」
と、誰もいないリビングに問いかけた。
さっきお母さんが近づいてくることを教えてくれた声が誰なのか知りたかった。
「私だよ。」
「えっ?」
「どこ?」
「すぐそばにいるじゃん」
しなちゃんはゆっくり下を向いた。
「あなたは何もの」
「私、えんぺん」
「あのね、しなちゃんの筆箱の中で仲良く遊んでたら転んじゃって…」
「誰と遊んでたの?」
「もう一人の私と」
しなちゃんは目が点になって呆然としていた。
「あっ、ここにいたの」ともう一人のえんぺんちゃんが現れて、しなちゃんはパニック状態であった。
「あなたなの?」とその子が言った。
「しなちゃんが私たちを巡り会わせてくれたのよ。同じところにボールペンとえんぴつを転がすように置いてたでしょう。コロコロしてたらくっついちゃったんだよ。はじめはどうしようって思ったけど居心地がいいんだよね。だからしなちゃんには感謝してるんだ」
しなちゃんは友達が増えて喜んだ。 「これからもよろしくね」と筆箱を閉じた。
さて、宿題やるか。
これからどんな出会いがあるかな?としなちゃんは楽しみであった。
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