オルゴール

gizumo

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連絡

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 2学期が始まって1ヶ月が

 経ったある日のこと

 「ただいま」

 紀子が玄関で靴を脱いでいると

 「紀子、ばあちゃん倒れたよ」

 と母親が言った

 急いで着替えて紀子は、ばあちゃ

 ん家に向かった

 「ばあちゃん、ばあちゃん」

 「なんだい、大きな声で」

 「ばあちゃ-ん」

 顔を見た瞬間いつものばあちゃん

 だと思った紀子は泣き崩れた

 「ばあちゃん、倒れたって言う

  から、もう会えないって思っ

  ちゃったよ」

 「何、言ってるんだい、この子は」

 「もう遅いから泊まっていきな」

 紀子は即答で答えた

 2人は布団に入り歌を歌った


 そして朝起きると枕もとにオル

 ゴールが置いてあった

 「この前一緒に作ったのだ」

 紀子は真っ先に台所に行った

 「ばあちゃん、おはよー」

 
 何度も呼んだが返事はなかった

 
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