26 / 45
学歴のブルース
しおりを挟む
この社会は「学歴社会」といわれている。幼いころより英才教育を受けさせ、すでに義務教育である小学校に入学するのに“お受験”なるものまで登場し、遊び盛りの幼い子供の、気の休まる気配は微塵も感じられない。
このことについて、私が一言いわせてえるとするならば、
「学歴がなんぼのもんじゃい!」
と言いたい。
私は高卒である。しかも三流の高校を、やっとこさっとこ卒業した、一般的には「バカ」と呼ばれる身である。はっきり言って、私は勉強が嫌いだ。だがバカではない。それを証拠に私は、まるっきり勉強せずに赤点しかとったことのない教科を、少し勉強しただけで百点にしてしまったという偉業を成し遂げたことがある。
そう、私はやればできる子なのだ。私が勉強が好きで、日夜を問わず勉学に励んでいたら、私はきっと「内閣総理大臣」になれるであろう。いや、マジでそう思う。
近年、親は生まれてきた子供に「いい大学を出なきゃ人生の敗北者よ」という、ボンクラな知識を植え付け、洗脳してしまう。そんな子供も親の期待に応えようと、一生懸命“お受験”に励む。これではダメだ。私から言わせれば、アナタの子供はすでに人生の敗北者である。
子供というのは、必要最低限のこと以外、学ぶ必要はないのだ。それは勉強のことではない。人として相手に「思いやり」を持つということである。
「思いやり」がある人間はウケがいい。勉強なんかしなくても、人望だけで人生を乗り切ってしまうことが出来るつわものなのだ。だから、それさえ身につければ、あとは放置でオッケーだ。
アナタの子供は、解き放たれたチンパンジーのように「ウヒョー! ウヒョー!」と大喜びで跳ね回るであろう。そんな子供の姿を見て「この子は人生の成功者だ」と、アナタは安堵すれば良いのである。
「学歴がないと、いい就職にありつけない」という意見もあるだろう。いやいや、必ずしもそうではないぞ。学歴に頼った就職しか考えないからアナタは「学歴! 学歴!」と、まるで「妖怪人間ベラ」のように、ヒステリックに子供を、ムチでフリフリちいぱっぱ状態なのであろう。
だが世の中、学歴がなくとも、ちゃんと就職してがっぽり稼いでいる人間は腐るほど存在しているのだ。では、学歴がなくても稼げる職業とは、いったい何なのだろうか。
これも答えは簡単だ。
職人さんである。
嗚呼、職人さん。なんという素晴らしい響きであろう。職人さん。知っているかと思うが、職人さんとは“その道のプロ”である。
板前さんやコックさん。大工さんや鳶職さんに美容師さんなどなど、学歴など全く関係ナッシングな職業で頑張ってるナイスな人を総称して職人さんと呼ぶ。
職人さんになるには早い方がいい。中学を卒業したら高校なんて行かずに、その世界に飛び込めばいいのである。非常に簡単だ。大学に入るより、はるかにスムーズである。
必要なのは学歴ではなく、やる気と根性だけ。それさえあれば、職人さんの世界で食っていける。だがその反面、非常に厳しい世界でもあるのは否めない。志し半ばで辞めてしまう人も多いのだ。
だがそれは、大学を卒業して就職した人も、同じことが言えるのではないだろうか。
例え、大学を卒業して大手に就職したとしても、仕事をするという面では、職人さんと同等の立場なのである。楽しいキャンパスライフとは掛け離れた“仕事”という厳しい世界に身を置いたアナタは、そのギャップに耐えられず「五月病」という難病を抱え、その職場を後にする可能性が非常に高いのだ。
そうなってしまった場合、アナタを待っている仕事はアルバイトしかない。そうやすやすと再就職ができるほど、この世は甘くはないのだから。
アルバイトが嫌ならば、学歴が全く関係ない、職人さんを目指せばよい。そして、職人さんを目指したアナタは、中卒で働いている明らかに年下の小僧を「兄さん」または「姉さん」と呼び、ヘコヘコへつらう日々を送るのだ。そこで、大事になってくるのが、最初に述べた「思いやり」である。
幼いころより人々に対して献身的な「思いやり」を発揮していたアナタは、職人さんの世界でトップを狙えるだろう。
板前さんならば料理長、大工さんならば棟梁、美容師さんならば店長である。若くして独立し、自分の店を持つのも夢ではない。
そう、人の上に立つ人間になれるのである。その人間に欠かすことのできないものが「思いやり」なのだ。
人生に学歴は必要ではない。必要なのは、やる気と根性と「思いやり」である。それさえあれば、アナタは人生の成功者になれるであろう。
そんな私も、小さいながらも自分の店を持ち、日々仕事に励む成功者の一人である。
ただ、ひとつ難を言えば、ロクな恋愛経験を踏んでいないということだけであろうか。
嗚呼、もっとイケメンに生まれたかった。こればっかりは、やる気と根性と「思いやり」ではどうにもならない。
このことについて、私が一言いわせてえるとするならば、
「学歴がなんぼのもんじゃい!」
と言いたい。
私は高卒である。しかも三流の高校を、やっとこさっとこ卒業した、一般的には「バカ」と呼ばれる身である。はっきり言って、私は勉強が嫌いだ。だがバカではない。それを証拠に私は、まるっきり勉強せずに赤点しかとったことのない教科を、少し勉強しただけで百点にしてしまったという偉業を成し遂げたことがある。
そう、私はやればできる子なのだ。私が勉強が好きで、日夜を問わず勉学に励んでいたら、私はきっと「内閣総理大臣」になれるであろう。いや、マジでそう思う。
近年、親は生まれてきた子供に「いい大学を出なきゃ人生の敗北者よ」という、ボンクラな知識を植え付け、洗脳してしまう。そんな子供も親の期待に応えようと、一生懸命“お受験”に励む。これではダメだ。私から言わせれば、アナタの子供はすでに人生の敗北者である。
子供というのは、必要最低限のこと以外、学ぶ必要はないのだ。それは勉強のことではない。人として相手に「思いやり」を持つということである。
「思いやり」がある人間はウケがいい。勉強なんかしなくても、人望だけで人生を乗り切ってしまうことが出来るつわものなのだ。だから、それさえ身につければ、あとは放置でオッケーだ。
アナタの子供は、解き放たれたチンパンジーのように「ウヒョー! ウヒョー!」と大喜びで跳ね回るであろう。そんな子供の姿を見て「この子は人生の成功者だ」と、アナタは安堵すれば良いのである。
「学歴がないと、いい就職にありつけない」という意見もあるだろう。いやいや、必ずしもそうではないぞ。学歴に頼った就職しか考えないからアナタは「学歴! 学歴!」と、まるで「妖怪人間ベラ」のように、ヒステリックに子供を、ムチでフリフリちいぱっぱ状態なのであろう。
だが世の中、学歴がなくとも、ちゃんと就職してがっぽり稼いでいる人間は腐るほど存在しているのだ。では、学歴がなくても稼げる職業とは、いったい何なのだろうか。
これも答えは簡単だ。
職人さんである。
嗚呼、職人さん。なんという素晴らしい響きであろう。職人さん。知っているかと思うが、職人さんとは“その道のプロ”である。
板前さんやコックさん。大工さんや鳶職さんに美容師さんなどなど、学歴など全く関係ナッシングな職業で頑張ってるナイスな人を総称して職人さんと呼ぶ。
職人さんになるには早い方がいい。中学を卒業したら高校なんて行かずに、その世界に飛び込めばいいのである。非常に簡単だ。大学に入るより、はるかにスムーズである。
必要なのは学歴ではなく、やる気と根性だけ。それさえあれば、職人さんの世界で食っていける。だがその反面、非常に厳しい世界でもあるのは否めない。志し半ばで辞めてしまう人も多いのだ。
だがそれは、大学を卒業して就職した人も、同じことが言えるのではないだろうか。
例え、大学を卒業して大手に就職したとしても、仕事をするという面では、職人さんと同等の立場なのである。楽しいキャンパスライフとは掛け離れた“仕事”という厳しい世界に身を置いたアナタは、そのギャップに耐えられず「五月病」という難病を抱え、その職場を後にする可能性が非常に高いのだ。
そうなってしまった場合、アナタを待っている仕事はアルバイトしかない。そうやすやすと再就職ができるほど、この世は甘くはないのだから。
アルバイトが嫌ならば、学歴が全く関係ない、職人さんを目指せばよい。そして、職人さんを目指したアナタは、中卒で働いている明らかに年下の小僧を「兄さん」または「姉さん」と呼び、ヘコヘコへつらう日々を送るのだ。そこで、大事になってくるのが、最初に述べた「思いやり」である。
幼いころより人々に対して献身的な「思いやり」を発揮していたアナタは、職人さんの世界でトップを狙えるだろう。
板前さんならば料理長、大工さんならば棟梁、美容師さんならば店長である。若くして独立し、自分の店を持つのも夢ではない。
そう、人の上に立つ人間になれるのである。その人間に欠かすことのできないものが「思いやり」なのだ。
人生に学歴は必要ではない。必要なのは、やる気と根性と「思いやり」である。それさえあれば、アナタは人生の成功者になれるであろう。
そんな私も、小さいながらも自分の店を持ち、日々仕事に励む成功者の一人である。
ただ、ひとつ難を言えば、ロクな恋愛経験を踏んでいないということだけであろうか。
嗚呼、もっとイケメンに生まれたかった。こればっかりは、やる気と根性と「思いやり」ではどうにもならない。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる