ウォルヴァンシアの王兄姫~淡き蕾は愛しき人の想いと共に花ひらく~

古都助(幸織)

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第三章『不穏』~古より紡がれし負の片鱗~

騎士の不安

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※ウォルヴァンシア王国、副騎士団長・アレクディースの視点で進みます。


 ――Side アレクディース


「お母さん、見て~! おっきなわんちゃんがいる~!!」

「あら、本当ね。ふさふさの銀色狼さんだわ。ご主人様を待っているのかしら? 偉いわねぇ」

「……」

 大通りを行き交う親子連れが、大食堂の前に座っていた俺を見て微笑ましそうに口許を和ませる。他にも、前を通り過ぎて行くガデルフォーンの民達が、俺を物珍しそうに流し見ながら去って行く。

「わんわん~!! 可愛い~!!」

「おっきい~!! もふもふだ~!!」

「ねぇねぇ、この子噛まないかな~!!」

 ……。
 通りを観察していた俺の思考を遮るように、急に身体に幾つかの重みがかかった。
 ちらりと視線を巡らせると、幼い子供が三人、俺の毛並みを手のひらいっぱいに掴み、その小さな身体でがばりと抱き着いたりと、それぞれ好き放題に俺を触りまくってくる。俺のような狼がそんなに珍しいのか……?
 特に害はないようだと判断し、されるがままに子供達に撫でまわされていると、通りの向こうから、ふいに動物の鳴き声が聞こえてきた。

「ニュイ~!!」

 何だ、あれは……。
 ぽっちゃりと丸い、桃色の毛並みを纏うボディと、大きくふさふさとした尻尾の動物……。それがこちらを目指して物凄い勢いで爆走するように飛び跳ねながらこちらに向かってくる。

「ああ!! あっちも可愛い~!!」

「もふもふしてる~!! ピンク色してて可愛いよ~!!」

「触りた~い!! 皆、行こう~!!」

 ……。
 今まで俺を好き放題にしてくれていた子供達が、新しくこちらにやって来た動物に向かって駆けて行く……。解放されてほっとはしたが、……何故だろうな。少しだけ、……負けたような気がする。
 しかし、子供達が次のターゲットにした桃色の動物は、器用にその突撃を躱し、この大食堂を目指して突進してくる。

「ニュイっ、ニュイ~!!」

 粉塵を立てながら到着した動物は、大食堂の前で何度も愛らしい鳴き声を上げ、その中に入ろうとした瞬間……。

「ニュイ?」

 何故か……、俺の事を興味深そうに観察し始めた。
 傍までその身を近付けてくると、俺の身体に鼻? を近付け、クンクンと匂いを嗅ぎ始める。

「……ニュイ~!!」

「な、何だ……」

 急に怒り出したように鳴き始めた動物が、俺の頭の上へと飛び乗ってきた。

「ニュイっ!! ニュイニュイ~!!」

「何を言っているのか、全然わからないんだが……」

 とりあえず、これは何か……、怒って、俺に当たり散らしている、と思って良いのか? 困惑しながら目線を上にあげていると、俺の鼻にも見知った者の匂いが、その動物の身体から香って来た。この匂いは……。

「お前……、ユキと関係があるのか?」

「ニュイっ」

 動物は俺の言葉がわかるのか、それを肯定するように一度大きく飛び跳ね、どっしりと重みを乗せて、再び俺の頭の上に着地した。
 ガデルフォーンに来てから、どこかでユキと接触した、と、考えるのが妥当だろう。だからこそ、俺の身体からユキの匂いを嗅ぎ取ったに違いない。
 だが、それで何故、敵視されるように当たり散らされなければならないのか……。

「一度、人の姿に戻るか。……ちょっと場所を移動するぞ」

 頭の上に動物を乗せたまま、俺は近くの路地へと向かった。
 表通りから闇へと続く路地の中に入った俺は、狼から人の姿へと変化を遂げていく。

「……ニュッ、ニュイ?」

 人の姿になった俺の腕の中に落ちた動物が、小さな驚きと共に、首を傾げる。

「ニュイ~、ニュイ、ニュイ~?」

「少し待っていろ」

 狼王族は、ある程度の動物の言語は解する事が出来るが、この動物に関しては、術を使わないと駄目のようだ。
 あまり魔力を使った術というのは、行使する頻度が少ないのだが……。
 このままだと、全く意思の疎通が出来そうにない。
 小さく詠唱を唱え、目の前の動物の言語を解する術を発動させると、

「ニュイっ、ニュイ~!!」

「あぁ、俺は人と狼の姿、二つの姿を有して生まれてくる、狼王族だ。お前は……、そうか、ファニルという種族なんだな。名前は? ……まだないのか」

 どうやら俺に疑問を向けていたらしいファニル。
 ユキの好きそうなもふもふの毛並みをひと撫ですると、手足をバタバタとさせたファニルが、俺を見上げながら問いを続けてきた。

「ニュイ~! ニュイィ~、ニュイニュイッ」

「俺は、ユキがウォルヴァンシア王国にいた時からの護衛騎士だ。……そうか、お前は、このガデルフォーンの地でユキに飼われる事になったんだな。確かに、ユキが好きそうな類の動物だ……」

 そういえば、ユキが俺と陛下を捨てて、いや、遊学を決めた理由は……、確か、こんな感じの動物を見に行く為だった。
 図書館で借りた本にあったその姿と、よくみれば一緒だ。
 そうか……、俺はこれに負けたのか。はぁ。

「ニュイ~!!」

「俺か? 俺は別にペットじゃない。狼の姿にはなれるが、ユキにとっては……、友人、のようなものだな。まだ……」

 慕われているという自覚はあるが、相変わらずユキの心は、俺への安心感の方が強い。男として見てくれるのは、……俺が少しだけ枷を外した時ぐらい、か。
 普段は本当に、俺に対して警戒心がなく、絶対的な信頼をくれる愛しい少女。
 その事を嬉しいとも感じるが、……出来れば、意識してくれる回数が増えればと思うのも、彼女を愛する男としては、当然の願いでもあり……。
 だが、迂闊に迫りすぎて、ユキからの信頼を失っても困る。
 一定の距離感を保ちながら、ユキの中にある俺への感情を高めていきたい。
 それが俺の願いだが……、一方で大きな不安もある。
 ユキ達がウォルヴァンシアを旅立って半月、やっと追いついた俺の心が感じたもの……。

(あの竜の皇子と、ユキの距離感が……)

 何故か、どうしようもなく……、近付いてしまっているような気がしたのだ。
 明確な何かを掴んだわけではないが、ユキの……、アイツを見る目が……。
 前よりも心の距離を近付けたかのように……親しみの気配を宿していた。
 俺がユキの傍にいられない間、……何が二人の間に在ったのか。
 出遅れたかもしれない、という不安が、この心に醜い染みを広げていく。
 俺とは真逆で、あの竜の皇子は気安くユキに触れようとする。
 自分を男として意識させる為に……、ユキが戸惑うのも構わず、その心に踏み込んでいく。恐れがない、と言えばいいのか……。

「ニュイ~?」

 頼りなく揺れ惑う波のように思考を漂わせていた俺を現実へと引き戻したのは、前足らしきもので俺の胸を叩いたふぁにるだ。
 どうやら俺の頭の上で暴れていたのは、ユキが新しいペットを飼ったのではないかという嫉妬からだったらしい。まぁ、狼の姿でいたからな……。不安になってしまったんだろう。

「あぁ、すまないな……。さっきも言ったが、俺はお前とペットの座を競う気はないから、安心しろ」

「ニュイ~! ニュイ~!!」

 その心配がないとわかった途端、ファニルはユキの匂いを纏う俺の胸に顔を擦り付け、気持ち良さそうに鳴き声をあげた。
 本当に……、ユキが好きそうな癒し系の動物だな……。
 こうやって腕の中に抱えていると、自然とその毛並みを撫でたくなる。
 俺はファニルと共に表通りに戻ると、一度ユキ達の食事の経過を外から確認し、まだ暫くは終わりそうにないと判断し、時間を潰す為に城下町を回り始めた。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 食事を終えたユキ達と合流した後、女帝陛下と用事があるというレイフィード陛下と別れ、俺はユキとルイヴェル、そしてレイル殿下と共に回廊を歩いていた。
 回廊の向こうから壁伝いに頼りなくゆっくりと歩いて来る人影……。
 傷だらけの……、あまり顔を合わせたくない男が近付いて来た。

「カインさん……、また随分とボロボロに……」

 ユキとレイル殿下が、イリューヴェルの皇子……カインへと駆け寄っていく。
 アイツと出会った頃のユキは、顔を見る事さえ拒絶していたというのに……。
 今は……、自然な動作で、心配する事が当然でもあるかのように、カインを気遣い、手を貸し……、親身になってアイツを支えようとしている。

「アレク、どうした?」

「……いや、何でもない」

 俺の心を探るように、ルイの瞳が細められる。
 その視線を見返す事はせず、俺は右手で胸の辺りを押さえ、眉根を寄せた。

「大丈夫か、カイン皇子。部屋に戻り次第治療を受けた方が良いな」

「ん……、そうだな。サージェスの野郎、いつもより手酷くやりやがって……」

「骨とか、折れてませんよね?」

「そっちは多分大丈夫だとは思うけどな……。はぁ……、腹減った。せめて朝飯食ってから呼び出せっつーんだよ」

「カインさんっ、そんなに怒ったら、傷口が開きますよ!!」

 ……ユキの介助を躊躇う事なく受けると、二人に支えられながら、あの男とユキ達は、俺の前をゆっくりと通り過ぎ、自分達の部屋に向かって行った。

「アレク」

「……」

 自分の視線が、ユキに支えられて歩いて行くあの男の背中を……、剣先で深く抉るように貫くかの如く、突き刺してしまう。
 やはり……、前よりも……。

「……」

 胃の中を、強烈な不快感が掻き回すかのように俺を苛立たせるのがわかった。
 向けている視線に……、あの男への激しいほどの憎しみが生じ始める。
 俺がウォルヴァンシアで騎士団の仕事に向き合っていた間。
 あの男は……、俺が知らないユキとの時間を過ごしていた。
 半月ぐらいで何かが変わるわけもない。……そのはずなのに。
 何故か、以前よりも……、あの男の気配に、俺への余裕じみたものが感じられる。
 ガデルフォーンの地に降りた立った時も感じた違和感。
 それは徐々に濃くなり、俺の中に得体の知れない不安を確かに植え付けた。
 そして、二度目の魔物達の襲撃の際、ユキを守る為に彼女の姿を捜し、レイル殿下と回廊に駆け付けた時……。
 まるで、自分の所有物だと証明するかのように、ユキの首許を飾っていた装飾品。
 それはいまだ、彼女の肌に纏われたままだ……。

(ルイに頼めば、すぐにでも外せるだろうに……)

 何故、ユキはあの男の呪縛じみた代物を外そうとしない?
 それがお前の首許に在る限り……、俺には、あの男が彼女を自分の物だと、……そう、主張されているように感じてしまうのに。
 醜い染みがどこまでも広がっていく。
 いっそ……、俺の手で引き千切ってしまおうか?
 きっとユキは……、外したくてもそれが出来ないだけだ。
 優しい子だから、自分の事を心配していると言われれば、何も言えなくなる。
 なら、……俺がこの手で。

「アレク、その辺で一旦考えるのをやめておけ。今のこの国は、色々と問題を抱えている……。お前達のあれこれで面倒を増やされるのは御免だ」

「……ルイ」

 肩に置かれた手の感触に、俺は急速に現実へと思考を引き戻され、自分が『愛剣』の柄へと手を這わせている事に気付いた。
 ルイの視線は、窘めるでもなく、呆れるでもなく、ただ、静かな気配を湛えている。

「騎士団の仕事で疲労が溜まっているんだろう? その疲れ切った頭で物事を考えても、……面倒な方へ転ぶだけだ。一度、自分の部屋に戻って少し休め。ユキの事は、俺が見ておく」

「いや、……俺は、ユキの傍に」

「休め。それとも、俺のやり方で眠らせてやろうか?」

「……」

 一瞬、ルイの深緑の瞳の奥に、『昔』を思わせる危うい光が宿るのを感じた俺は、ユキ達を追いたい気持ちを抱えながら、一度三人が向かった方向に目を向ける。
 そして、もう一度ルイの視線を受け止めて、……観念した。
 ルイが本気で怒った場合……、逆にユキ達やこのガデルフォーン王宮にも迷惑がかかる。ユキのお荷物にはなりたくない……。
 それに、ルイの言う通り……、俺は疲労が溜まっているのかもしれない。
 思考が度を越して、危ない領域に足を踏み込ませていくかのように、自分が自分でなくなりそうな、そんな……、理性の緩みを確かに感じた。
『あの時』と同じだ。ユキがウォルヴァンシアにいた時、あの男と外に出掛けたあの日の出来事……。大広場の奥、……意味深に見つめ合っていた二人の姿を見付けた時。ユキに対する想いが制御できないほどに荒れ狂い、俺は我を見失った。
 結果、ルディーやロゼリアのお蔭で、それ以上の暴走をする事はなかったが、さっきの俺の思考は……、少々危なかった、と言ってもいいだろう。
 俺がいない間に、ユキとあの男が心の距離を縮めてしまったのではないかと、そう危惧する心の警鐘が、大きく、大きくなって。
 今すぐにでも、ユキをこの腕の中に引き寄せ、あの男から引き離したい……。
 だが、……隣にいる幼馴染が、駄目だと視線で語っている。
 今はまだ、俺の身体と心をしっかりと休める方が先だと……。
 ユキに迷惑をかける要素を減らして来いと、そう……、言われている気がした。
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