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「王家のペンダントです。これは王族の者にしか渡されぬ特別なもの。わたし、アルティア王国第三王女、セリーヌ・アルティアが、正式にエルドレッド様のお身分を証明いたします」
国王はうなずくと、さらに続けた。
「もしそなたが聖女様の言う通りの人物であれば、継承権はエルドレッド殿に譲られる。宰相殿、それでよいな?」
宰相は黙ってうなずいた。
勇者はセリーヌの方を向くと笑顔を向ける。
そしてゆっくりとうなずいた。
セリーヌは涙を流しながら勇者の胸に飛び込むと、嬉しそうに頬ずりをするのだった。
「勇者殿は、聖女様を愛しておられるのかしら?」
王妃が問いかける。
「はい……心の底から」
勇者は恥ずかしそうに答えた。
「まあ!それは素晴らしいことですわ!」
王妃は手を合わせて喜んだ。
他の家臣たちも祝福の言葉をかける。
「エルドレッド、きみたちはここで結婚式を挙げなさい。そして正式にこの国の王太子と王太子妃として、この国を治めてほしい」
国王の言葉に勇者は大きく目を見開いた。
そしてゆっくりと頭を下げると、力強く答えたのだった。
「はい。セリーヌ、俺と結婚してくれるか?」
「もちろんよ! エルドレッド!」
☆☆☆☆☆
こうして、勇者はセリーヌと結婚することになった。
すると王国中が祝福ムードに包まれた。
国民たちは本当にふたりのことを祝福したのだ。
勇者は白いタキシードに身を包み、セリーヌも美しいドレスを身にまとっている。
二人の胸には揃いのペンダントが光り輝いていた。
「エルドレッド、セリーヌ王女……よかったわね」
国王の傍に控えていた王妃が声をかける。
彼女もやはり目が真っ赤に腫れていた。
彼女は息子を亡くしているのだ──無理もないだろう。
「ありがとうございます……」
勇者は軽くお辞儀をすると、セリーヌに向かって手を差し伸べた。
彼女はそれを手に取ると嬉しそうに微笑む。
そして二人は寄り添いながら歩いて行った──
その姿はまさに王太子と王太子妃そのものだった。
そして彼らの結婚と同時に、王太子と王太子妃のお披露目も行われることになり、国を挙げての盛大な宴が催されたのだった。
「皆の者、今日はめでたい日じゃ。大いに楽しんでほしい」
国王の言葉と共に宴が始まる──勇者とセリーヌは壇上に立つと、集まった人々に手を振った。
そして歌や踊りも披露され、会場はさらに盛り上がりを見せるのだった……。
国王はうなずくと、さらに続けた。
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そしてゆっくりとうなずいた。
セリーヌは涙を流しながら勇者の胸に飛び込むと、嬉しそうに頬ずりをするのだった。
「勇者殿は、聖女様を愛しておられるのかしら?」
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「はい。セリーヌ、俺と結婚してくれるか?」
「もちろんよ! エルドレッド!」
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こうして、勇者はセリーヌと結婚することになった。
すると王国中が祝福ムードに包まれた。
国民たちは本当にふたりのことを祝福したのだ。
勇者は白いタキシードに身を包み、セリーヌも美しいドレスを身にまとっている。
二人の胸には揃いのペンダントが光り輝いていた。
「エルドレッド、セリーヌ王女……よかったわね」
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彼女は息子を亡くしているのだ──無理もないだろう。
「ありがとうございます……」
勇者は軽くお辞儀をすると、セリーヌに向かって手を差し伸べた。
彼女はそれを手に取ると嬉しそうに微笑む。
そして二人は寄り添いながら歩いて行った──
その姿はまさに王太子と王太子妃そのものだった。
そして彼らの結婚と同時に、王太子と王太子妃のお披露目も行われることになり、国を挙げての盛大な宴が催されたのだった。
「皆の者、今日はめでたい日じゃ。大いに楽しんでほしい」
国王の言葉と共に宴が始まる──勇者とセリーヌは壇上に立つと、集まった人々に手を振った。
そして歌や踊りも披露され、会場はさらに盛り上がりを見せるのだった……。
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