暗がりの向こう側へ

ホワイトレバー

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第1章始まり

第1話花

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俺は七草高校1年の小倉拓也、いつもいつもだるい学校生活を送っている「た~くや君、何ぼーとしてるのよ~」「あ!嫌、何でもないよ明莉」こいつの名前は明莉、運動も勉強もできるしかも委員長というまさに天才と言ってもいい逸材だ。で、俺は明莉の幼なじみだ。
「ねぇ私の話聞こえてますか~」「あ!聞いてる聞いてる」まあ聞いてないけど「そう?じゃあ今私が何て言ったでしょう?」「え~と」やべぇわかんねぇ、何て言ったんだと言いたいけど嫌われそうだから言えない。「も~やっぱり聞いてなかったんでしょ~」「ごめんごめん」
「全くもう一回言うからね~私と祭に行かない?」「え?祭?」明莉は首を縦に振った。
「いいけど」「え!やった!!、じゃあ7月の23日の午後の5時に七草公園ね」「うん、わかった」「本当かな~」「ほっ本当だよ」「フフッ、じゃあまたね~」「またな~」俺は嬉しかった
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