僕の周りにはいつも綺麗な女の人がいる

チャンドラ

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お姉さんの友達

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 僕の名前は佐藤健太(さとうけんた)。中学一年生です。
 今日は学校から帰宅すると、ゲームをして遊んでいました。
 お母さんがいると、いつもゲームばかりやってないで勉強しなさい!と怒られちゃうけど、今日はパートのお仕事でいないからいつもより長く出来るぞ!

 たくさんゲームできるの、すっごい嬉しいな。

「たっだいまー!」
「お邪魔しまーす!」

 玄関の方からお姉さんの声と、知らない人の声が聞こえてきました。
 お姉さんの友達かな......今、良い所なのに。

 自分の部屋に戻ろうとするも束の間、僕のいるリビングに二人が入ってきました。

 お姉さんのお友達、制服の胸部分が大きく盛り上がっている。
 それに髪がサラサラで長くて、めっちゃ美人だ......!

 僕は気の無い振りをして、ゲームの画面に視線を戻しました。

「健太ーって、いるじゃーん! もー、お帰りくらい言いなさいよ」
「お、お帰り―......」
「はじめまして! 私、今倉美紀(いまくらみき)って言いまーす! よろしくね、健太君」
「よ、よろしくお願いします......」

 僕が美紀さんに挨拶をすると、なぜかお姉ちゃんは「ははーん......」と薄気味悪くニヤけました。

「この、このー。美紀が美人だからって照れてるなー、このムッツリめ」
 ツン、ツンとお姉ちゃんが僕の頬を指で突いてきます。
 ちょっと恥ずかしいから止めて欲しい......!
「ち、違うもん......」
「ちょっと止めなって、明里―。ねぇ、健太君。これから私達トランプするんだけど、どうかな?」
「い、いい......遠慮しとく」
 お姉ちゃんとお姉ちゃんの友達とトランプなんて何か緊張するし、今はゲームに専念したかった。
 そのままゲームを続けようとしたら、お姉ちゃんがひょいと僕のゲーム機を取り上げてきた。
「健太、せっかく美紀が誘ってくれてるんだよ! ゲームなんていつでも出来るでしょ?」
「トランプだっていつでも出来るじゃん......」
「もー、屁理屈ばっかり! ほら、行くよ」

 お姉ちゃんは僕のゲーム機をソファーに置くと、がっしりと僕の身体を掴んで、持ち上げた。
 僕の身長は150cmで、お姉ちゃんの身長は170cm。
 力比べでは到底敵わない。

「ちょ、ちょっとお姉ちゃん! 放してよ!!」
「ダーメ、健太も部屋に行くのー」
「うふふ。健太君、可愛い......」

 こうして僕は強引にお姉ちゃんの部屋に移動させられたのでした......

 三人でやるトランプのゲームは大貧民。
 あまりやったことは無いけれど、ルールくらいは知っている。

「よーし折角だし、負けた人は罰ゲームね!」
 お姉ちゃんの提案にドキッとした。
 きっとお姉ちゃんのことだ。
 とんでもない罰ゲームを提案してくるに違いない。

「明里、罰ゲームって?」
「そうだねぇ......負けた人は全裸ってのはどう?」

 やっぱりそうだ! お姉ちゃんのことだから、絶対こんなこと言うと思った。
 何が負けたら全裸だ。公序良俗違反だ。
 某小説サイトなら、運営から警告を受けちゃうぞ。作者は実際に受けてました。

 僕はその場で立ちあがった。

「僕、やっぱりやらない! 美紀さんも嫌ですよね?」

 美紀さんは反対するのかと思ったけど、口元に指を当てて、「う~ん......」と考え始めた。
 そして、
「私は別に良いよ」

 嘘でしょ......反対してよ、美紀さん。
 お姉ちゃんにはともかく、僕に見られても良いのだろうか。

「良かったね、健太。美女どっちかの裸、見れるかもよ」
「......お姉ちゃんのは別に見たくない」

 いつも見てるし。

 すると、お姉ちゃんは立ち上がり、「とりゃ!」と僕の頭にチョップしてきた。

「痛い! ひどいよ、お姉ちゃん」
「健太が失礼なこと言うからでしょ! 良いから、やるよ!!」
「だから、僕やらないって!」
「健太君......私、一緒に健太君と大貧民したいな~」

 美紀さんがあざとい声でお願いしてきた。
 この誘いに乗って、大貧民をしても、ロクなことにならないと頭では分かっている。

 でも――

「わ、分かった。やるよ......大貧民」
「うふふ、ありがとう。健太君」
「な~んだ、やっぱり美紀の身体が気になるんだ。やっぱり、健太はムッツリだね」
「ち、違うもん......! 僕、ムッツリじゃないもん」

 僕はお姉ちゃんと美紀さんに向かい合うように床に座った。
 美紀さんは礼儀正しく正座しているのに対し、お姉ちゃんは胡坐をかいていて、パンツが丸見えだった。
「美紀、カードシャッフルして貰っても良い?」
「うん、分かった」

 シャ、シャ、シャと慣れた様子で美紀さんがカードをシャッフルした。
 シャッフルが終わると、カードが配られ始めた。

 負けたら全裸の闇のゲームがついに始まり、僕はドキドキでした。
 
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